酪農

2020 1月 17日

キッチン

道内のとある牧場さんが言ってた。

「パーラーはキッチンである」と!

 

なるほど!と思った。
人が口にする生乳を生産する場所ですから、台所と一緒という概念。
しかし、牛はパーラーでも排糞や排尿もする。なれば、糞便があっちこっちに飛び散る。
数日、パーラー施設内の壁やパイプなどを丁寧に洗浄をせずに、そのまま放置していくと、汚れがどんどん加速していく。
勿論、搾乳機器類は搾乳のたびに洗浄するのですが、施設内の汚れは、手が足りないと毎日というわけには、
我が牧場ではいかなかった。
段々汚れて行くと、搾乳に対するモチベーションも下がって来るのを感じる。

 

昨年、11月から救世主登場!
息子の妻、Mちゃん、二人目の子供が保育所デビューを機に、パーラーの掃除を一手に引き受けてくれるようになった。
パーラー内の壁や床の高圧洗浄、ミルカーのクローの分解洗浄、搾乳用のペーパータオルの補充や搾乳機器の拭き掃除などなど。
春と秋の管理共励会の審査時の清掃状態が続き、搾乳に対するモチベーションもアップ。

確かに、築20年以上経過のパーラーは痛みが進んでいるけれど、いつ誰が見ても、綺麗に清掃されているというのは
よくわかる。本当にありがたい。力仕事なんてしたことがなかったようで、高圧洗浄機のガンを握り続けるということすら大変だったよう。
男性陣も、Mちゃんが掃除してくれるようになってからは、汚さないようにと気を配ることも覚えたようで、相乗効果?ですね(笑)
ともあれ、綺麗なのは本当に嬉しい♪

Mちゃんには、掃除の他にも、毎月の支払の振込、現金出納帳の帳簿管理などもやって頂いているので、私の重荷がどんどん軽くなって
楽させてもらっている。こんな日が来るなんて、思ってもみなかった。

パーラーはキッチン。
消費者に安心な牛乳を届ける使命をもってですね。

 


二日前の朝、3~4cmの雪が降った。
相変わらずの雪のなさです。それでも久しぶりの一面雪化粧の朝は綺麗だった。
来週明け、小さな雪マークの予報。どれぐらい降るのかしらね?

 

2020 1月 10日

初諭吉くん


今日もいいお天気
とは言え、プラスの気温にはならないけれど、この時期としては充分暖かい。
こんな日は、洗車にもってこい。
真冬の洗車は洗ってそのまま放置しておくと、水滴は氷になってしまうし、ドアが開かなくなってしまうので要注意。
でも、今日の日中はそんな心配も不要。

 

さて、今年初めての大きめのホル♂が生まれた。


40日振りの15頭振りの諭吉くん。
全頭ではないけれど判別精液での人工授精を主としているので、とにかく♀ばかり。
判別精液でも稀に♂が生まれることもあり、かといってレギュラーの精液を付けても確立は50%。
基本♀ばかりが生まれてくる。
♂が生まれるとスゴク嬉しい。♂は手が離れるのが早いので、哺乳担当の私の息抜きになる(笑)

 

諭吉くんていう名前もあと4年。
2024年には一万円札の肖像画が福沢諭吉から渋沢栄一に代わるそうなので、4年後は「栄一くん」に必然と変わることになるでしょう。
渋沢栄一、豪農の長男だったそう。
株式会社や銀行を始めて創った日本の資本主義の生みの親ともいわれ、日本の財界の大きな発展に尽力を果たしたひと。
一万円券の肖像にもっともふさわしいですね。

この諭吉くんの市場での価値はいかほどなのか?出荷の日が楽しみです。

2019 12月 25日

サンタがやって来た♪

クリスマスの朝
どこの家でも、子供たちにサンタからのプレゼントが届いたでしょうか?
早朝から歓声が聞こえるようですね。

 

牧場にもサンタがやって来た!


驚いた!サンタは何と!タイヤショベルでやって来た!ビックリ!!!

 

そして、いきなりバンカーサイロでビニールをはがし、餌を作り始めた。
転んで見せるところなんて、かなかなのパフォーマンス♪

素晴らしい♪こんなプレゼントってある???

そして給餌までこなしてくれる♪

 

サンタは仔牛達にも大人気♪ 仔牛もサンタが来てくれることはとっても嬉しいことなんですね!初めて知りました。

 

こんなサンタ!我が家にも来てほしかったぁ~

 

実はこのサンタ、近くの牧場の場長さんなのです。
クリスマスの今日、自らサンタに扮して仕事をするなんて、なんて素晴らしい発想なんでしょう。
こんな遊びこころのある場長さん、ステキ過ぎますね。
何だかとてもほっこりしました。

この牧場の牛たち、本当に幸せです。きっと将来、バリバリ働く牛になること間違いなしですね!!!

 

MERRY CHRISTMAS!!!

 

 

 

 

2019 12月 17日

酪農初心者セミナー


昨日の齋藤さんの訪問から本日は、酪農初心者向けのセミナーの講師を引き続きお願いしてあり、
初心者酪農従事者はもとより、酪農ヘルパー、農協職員、普及センターなど20数名集まった。
我が家の息子夫婦ももちろん参加。

「そもそも牛ってなんだろう?」をテーマに、そもそも牛とはどういう生き物なのか?どうやって牛乳が生産されるのか?仔牛とはどういう生き物なのか?などなど、基礎知識をお話して頂いた。


講師の齋藤さんはかなり酪農の知識にはマニアックな方。初心者向けとあってちょっと?かなり?戸惑い気味。
酪農初心者にとっては、まず専門用語が通用しない。TMRってなに?低カル、アシドーシスって何? 乾物摂取量って?蹄って、肋ってどこ?てな感じです。
初心者にとっても、講師にとっても短い時間での言葉の説明、理解も大変なところ。

昼食を含め4時間の講習会
我が家の息子のお嫁ちゃんも今まで何気なく見ていた牛の行動の奥深さを知ったようで、これから牛を観察するうえで見る目が変わってくることでしょう。
大いに齋藤さんの講習会は、いいきっかけを作ってくれたと思います。
ありがとうございました。

 

 

2019 12月 16日

恒例の訪問

もう何度目の訪問でしょうか?
かれこれ15年近く、ほぼ毎年11~12月に訪問される全酪連の齋藤さん。
この訪問を受けないとたむら牧場に年越しは出来ないことになっているようです(笑)


定年されてすでに3年?現在は顧問としてご活躍中。未だに衰える感は全くありません。
いつか、齋藤さんを牛の成績でギャフンと言わせたいと思い続けているしゃちょーでしたが、なかなかその思いも実らず、いつも齋藤さんにため息ばかりをつかせて来ていた。でも、今年はちょっと違う!

やっと、乳検成績表を見た齋藤さんの口からやっと「ほぉ~♪」という言葉がこぼれた。
ちょっと心の中でガッツポーズ(笑)
これも我が家のコンサル獣医師のお陰なんです。繁殖とエサ設計をお願いしてからは、右肩上がり。
コンサルの先生曰く、こんな悪い粗飼料の中、ある意味奇跡としか言いようがないとも言われ続けている。
本当にこれで粗飼料のサイレージがもう少し良かったら、餌のコストは下がり牛の繁殖も向上すること間違いなしです。
ともあれ、これから開封する今年のサイレージは、例年よりはマシなサイレージになっているはず(ただ、量がない)なので、少し期待できるかもと、捕らぬ狸の皮算用的な希望を持っています。

 
たむら牧場としての経営は後1年。来年はラストスパートの年。
最高のフィニッシュで締めくくれればと思う。

 
これも恒例、齋藤さん訪問時の謎の締めくくり!
なんて、似合わない人たちなんでしょ(笑)

お疲れ様でした。