酪農

2019 9月 18日

西に日が落ちる少し前、東の空に見事な虹。

今日は一日中、晴れ、雨、晴れ、雨を何度も繰り返す落ち着きのない忙しい空模様だった。

今はデントコーンの収穫作業真っ只中。綺麗な虹と喜べないお天気。
我が家は昨年のサイレージがバンカーに思いのほかの残っていて、バンカーを空けないと今年のデントコーンを入れるところがないところから、バンカー2本(コーン・グラス)の昨年のサイレージを二日間かけてコンビラップしてもらった。

昨日の夕方遅く作業終了。今年は大量の300個弱。空地はラップで埋め尽くされた感じ。このラップを開いて食べさせる手間を考えると正直萎えますね。
後は収穫作業の順番待ち。
8月から雨が多く、今月も良く雨が降ります。
圃場はぬかるみ作業が進まない状態らしいです。
すす紋病の酷い圃場も多く見られ、一日も早い収穫をと願うばかり。

それにしても、綺麗な虹でした。

明日はお天気が続きますように。

黒岳は初雪の便り、いよいよ秋の深まりが駆け足になりそうです。

2019 9月 06日

東京農大生

台風13号の影響でしょうか?
朝4時、東の空が、何とも怪しげな空模様

段々と夜明けも遅くなり、日の暮れも早まった。
夜長が進む長月の9月。

今日夕方、僅か1時間程でしたが、東京農大オホーツクキャンパスの学生3人がJA職員2名と共に訪れた。

農大生は自然資源経営学科の2年、3年生。
我がJAオホーツクはなますへ、インターンシップで来ているとのこと。
経営学科とあって、JAの営農課で職場体験。
と言っても、農家の現場を実際に同行し農家とJAの関係を知ってもらうという意味で各農家さんを巡回しているそう。この日の最終訪問が我が家だったようです。

聞けば、3人の学生さんは関東出身で全くの非農家。
大学に来て、アルバイトで農家さんに行ったときに、農家さんの口からJAという言葉をよく耳にすることから、JAとはいったいどのような組織なのか?勉強したいという目的で今回のインターンシップとなったようです。

そもそも、自然資源経営学科って何を勉強する学科なのか?聞いてみた。
おばちゃんは何でもすぐに事情徴収したくなるんです(笑)
過疎化が進む地域社会・・・その中で眠っている資源の可能性を見出して、オホーツクの様々な産業と連携していく勉強をしているそうです。
何だか、壮大だけれど、面白そうな学科です。
それでも、東京農大には牛を飼育していなく、酪農家で実習の経験もないことから、ちょうど哺乳時間ということで哺乳作業を体験してもらった。

「お~ぉ~ かわえ~!!」「などと口々に発しながら、短い体験終了。
後は事務所に戻ってしゃちょーから経営のことこれからの事業拡大のことなどを聴き終了。

3人の学生さん、とっても好青年!
明るく素直、短い時間だったけれど人懐こさが好印象だった。
きっと、ひとの話をきちんと聞けるとうのが、社会に出てから大切な人間関係のアイテムになるに違いない。地域社会と地元の産業の発展のために若い力をどんどん注いで欲しいと思う。
しっかりと勉強して社会に貢献してね。楽しみにしています。

2019 8月 29日

巻き毛

8月も残り僅かですね
8月に入って、晴れた日はきっと1週間ぐらいだと思う。
それ以外はずっと曇りや雨ばかり。随分と長い雨休みが続いている。
2番草の収穫は2日と続く晴れの日がないので、全く持って進んでいない。
我が家は2番草は青田ですべて今年は売ることにしてしまったので、我が家の収穫作業はないものの、さすがに刈り遅れている草地を見るに忍びない。
一日半あった晴れ間、2番草の切り込みをしているところがありましたが、傾斜面はダンプが登れなかったり、ぬかるみにハマったりと難儀してるようでした。
草地もタイヤ痕で傷んでしまうのもあれど、止む終えず作業しなくてはならないもどかしさがありますね。
何だか、来月10日ごろからデントコーンの収穫をしたいという農家さんもいたりして、気ばかり焦りますが、どうしようもない現実。
きっと、この悪天候が抜けた後は、すっかり秋空が広がることでしょう。
何だか、虚しいわ。

さて、初産牛にとてもきれいな巻き毛のしっぽの牛がいます。

牛の尻尾の毛先も様々で、こんな風に巻き毛になっていることは多いのですが、綺麗な巻き毛になっているのは少ないです。
しかもフリーストールで長いしっぽでありながら汚さずにいる牛は珍しい(我が家ではね)きっとベットで寝るときにきちんと尻尾をお腹の下に巻いて寝ている、お行儀の良い牛なんですね。
お行儀の悪い牛は、横臥しているとき、尻尾を糞尿のある通路に落として糞尿のなかで、ぺちゃぺちゃ・・・遊び、そして振り回す。
よって、汚れた尻尾の糞尿で自分の背中が酷く汚れる。おまけにとなりで寝ている牛もいい迷惑。

ということで、毛先を切ったり、断尾したりして牛体を綺麗に保てるようにしているのですが、このお行儀の良い子は、綺麗なままでいられるので切らずに、ついそのままに。

それでも、搾乳時は邪魔くさいの。
やっぱり短い方がいい。

2019 8月 25日

乳房炎ワクチン

昨年9月から使用を始めた乳房炎予防ワクチン「スタートバック」
黄色ブドウ球菌や大腸菌による臨床型乳房炎の症状を軽減できるというワクチン。
使用前は随分と大腸菌の乳房炎で廃用に至ってしまった牛がいたことから、ワクチンの実施に踏み切った。
全く乳房炎にならないというのではなく、乳房炎になっても症状が軽く、死廃に至らずに済むということで、一頭に一乳期に3回接種しなくてはならないという、コストも一頭一頭で接種プログラムを組まなくてはならない面もあってかなり手間と面倒くささがあるのですが、1頭でも乳房炎による死廃がなくなれば、その経済効果はものすごく大きいとあって、気合を入れて接種し始めた。

ワクチンプログラムは分娩50日程前に1回目接種(我が家では乾乳時に接種)
分娩前10~14日前に2回目接種
そして分娩後50日に3回目接種
全頭いっぺんに接種出来ないというのが難ですが、仕方がないですね。
初回は私が担当、残り2回はしゃちょーが担当しています。

1年接種を続けた結果、確かに分娩後の乳房炎は激減、大腸菌も減ったものの、この夏はさすがに暑かったせいもあって、餌の品質も低下しその結果牛の体調も思わしくなく、乳房炎多発、しかも治りにくい。。。と搾乳作業はかなり気持ちが滅入る日が続きましたが、やっと治まりつつあります。

費用も掛かりますが、大きな保険とあってもはや使用をやめられないワクチンです。

2019 8月 06日

もんべつ農業塾2019

一年、早いですね!
今年も恒例もんべつ農業塾が4日、開催されました。
連日の真夏日という暑さの中、今年はかなりキツイかと覚悟していたところ、お天気が良く晴れ渡り、少し気温も下がった夏日。
前日も暑かったせいか、とても快適な気温に思えた。
今年も18名の親子が集まってくれ、賑やかに農業塾の一日が始まった。
初参加者が多かった今回。フレッシュな気分で準備万端整え対応するスタッフたち。スタッフはベテラン揃いですから。

今回の担当牧場は(株)グランフィールド 高野牧場さん
社長さんは、この牛柄Tシャツがトレードマーク♪

牛舎見学、哺乳作業などし終えたあとは、自分で作る世界でひとつのオリジナルバター。初めてバター作りをして試食したお母さん、「めっちゃ美味しい!!!」と感動のコメント。大好評の美味しい焼き立てのパンに付けての昼食は、毎年食べているスタッフも一番の楽しみなんです。

午後からの搾乳体験はどの親子もビビることなく、チャレンジ。

そして、今年の新企画。獣医さん体験の中でいつもは聴診器を心臓や胃に当てて心音などを聴くのですが、今回はこれに加え、直腸検査も体験に加えてみた。

さすがに、子供さんは無理なので、大人の希望者をつのったところ、男女一名づつが名乗りをあげ、いざ牛の大きなお尻の穴に手を入れる体験をしてもらった。
直腸に手を入れたふたりの表情は、まさに未知の体験をしているという、驚きと腕全体から感じる感触に感動の表情で溢れてました。
回りのギャラリーの視線は、目が点になり凝固してましたね(笑)
でも、獣医師からは直腸検査は牛を診察するうえで、とても大切な検査であると説明されましたが、納得出来たような出来ないような複雑な表情がいっぱいだったわ。

こうして、酪農の生産現場を少しでも五感で体験してもらうことで、毎日の様に食卓に上る乳製品や畜産物を尊い命の食べものであることを理解してもらえると嬉しいなぁ~。

そして、最後は笑顔のフィナーレ!
最高です!!!。写真を撮っていてもこの瞬間が一番楽しいの。疲れも吹っ飛びます。

来年の農業塾は、ハイテクなロボットで搾乳をする牛舎が見られるかも知れません。乞うご期待よ!!! 楽しみにしていてください!

スタッフ、そして協賛していただいた多くの企業の方々に感謝し、また来年も笑顔が溢れる企画で農業塾盛り上げていけることでしょう。本当にお疲れ様、ありがとうございました。