酪農

2020 4月 16日

牛のレプトスピラ症

なかなか気温が上がらず、寒い日々が続く4月です。
浮足立つような気持になれない寒さです。
それでも、草地にスラリー散布が始まり、国道をトラクターが行きかう様子が見られる様になりました。

先日、定期繁殖検診があり、妊娠鑑定は散々な結果。妊娠鑑定頭数の30%しか妊娠確定とならず・・・チーン

コンサルの先生が目標とする毎月の妊娠率20%以上
しかしながらこの2年18~19%がずーっと続いていてなかなか向上しない現実があった。
胚死滅や流産が目立つことから、ある検査をしてみては?と提案された。

バルク乳で「レプトスピラ」の検査

「レプトスピラ」???何? 聞いたことないカタカナ。

検査結果、かなり強い陽性との結果が届いた。

レプトスピラとはほとんどの哺乳動物が感染する可能性がある病原体らしく、レプトスピラに感染すると血流にのって腎臓で定着することから、病原に汚染された尿が排出されるため、尿で汚染された水、敷料、土壌などと接触することで感染を広げてしまうことになるとのこと。
感染してしまうと、目だった臨床症状はないが、繁殖障害を起こしやすいとのこと。
胚死滅、流産、死産、運よく生まれてきても虚弱体質の仔牛だったりする可能性があるという事らしい。

我が家の繁殖事情が悪いのは、この病原体が影響しているのも大きいかもしれないという考察に至った。

 

さて、どうしたら良いのか?

この感染症を防ぐワクチンがあるんだとか!


早速、仔牛から搾乳牛、乾乳牛まで全頭ワクチン接種実施。
毎年、これから継続していかなくてはならないですが、かなり改善されるはずとのお墨付きを頂きましたので
明るい未来が来るはず!効果が表れるのはいつかなぁ~


ひとも赤ちゃんの内からいくつものワクチンを接種しなくてはならなくて、そのスケジュールをこなしていくのは大変なこと。
牛も、あれもこれもとワクチン接種が多くて、それも1回打てば一生終わりなんてことは無いし、ワクチンプログラムを把握しながら実施していくのは大変な作業だし、なんたって牛は頭数が多いですからね。

健康に過ごすって ホント 難しい。

 

 

 

2020 4月 05日

春眠


学生時代、とかく古文の時間は辛かった。
全く興味がないのと、漢詩の複雑な記号を駆使して読まなくてはいけないことなど、私にとっては理解出来なかった。
そんな中でもたったひとつだけ覚えている漢詩がある。

春暁 <孟浩然>
春眠 暁を覚えず
処処 啼鳥を聞く
夜来 風雨の声
花落つること 知んぬ多少ぞ

春は心地よく眠れるので、夜が明けた事も知らず寝坊してしまった
眼を覚ませば、小鳥の啼く声が聞こえる
昨夜は風雨の音が激しかった
あの嵐で、花はさぞかしたくさん散ってしまったことだろう

という意味。

まさに私も春眠暁を覚えず状態の毎朝
眼を覚ますとあまりの明るさに驚く毎日。

何も私ばかりではなかったわ!

牛も良く寝てます。
牛は寝坊しててもいいんですよ。どうぞゆっくり寝てて下さい!

それにしても、この幸せそうな寝顔。
畜主も幸せな気持ちになれるわ~

 

2020 3月 27日

さくら咲く

今日は「桜の日」だそうです。

1992年(比較的最近ね)に日本さくらの会が、さくらと咲くを「3(さ)×9(く)」と語呂合わせで3×9=27で
3月27日を桜の日と制定したそうです。

コロナウィルス感染者が急増している東京は、今が桜の見ごろを迎えているそうですが、
外出自粛の中、お花見も出来ずに残念な春です。

北海道はネコヤナギが満開と言ったところでしょうか。
銀色の産毛の中から、小さな雄花の花粉で黄色くなり始めています。

北海道で桜が開花するのは4月下旬~5月上旬頃、でも今年は少し早まりそうですね。
今日の日中は10℃にもなり、暖かさが肩こりを和らげてくれます。

 

我が家でも桜が咲いた気分になれる明るい話題が。

たむら牧場、過去最高の乳検成績を頂いた。
学校で言うなら、令和元年年度末の成績表をもらった気分。

年度末3月の乳検成績表が届いた。

年間牛群成績が12000kgを超えていた!
たむら牧場にとってはまさに「さくら咲く」です。


こんな成績、我が家では叶えられない夢の成績だと思っていた。ほんの一握りの優秀な酪農家の成績だと
ずーっと夢にも見なかった成績だった。


何といっても初産成績が2年前と比べると2000kg近くアップ。
うちの初産って、本当は能力持ってたんだぁ~と哺育育成を担当している自分にとっては、どこの成績の部分よりも嬉しい数値。

フリーストール飼養、1日2回搾乳、給餌は搾乳牛ワンメニューの一日1回のみ。

私が就農した30数年前は牛群成績は4000~5000kgだっと記憶している。

 

エサと繁殖のコンサルの開業獣医師さんをお願いして丁度2年。
2年前は10000㎏を行ったり来たりするごく北海道の平均的な成績だった。

この2年で激変。
当初は雨当たりばかりの牧草サイレージの年で、こんなひどい数値のサイレージは経験したことがないと言われ、
このバンカーサイロのサイレージは捨てましょう!と言われたり、デントコーンも台風で全面積倒伏という年で、先生にとっても波乱なスタートだった。

こんな最悪の中でも、最善策を模索してくれながらも、先生が立ててくれた最初の目標は11000kgだった。
この目標に向かって頑張りましょう!と。ちょっと無理じゃない?と言う気もあったけれど、一年後にはこの目標も達成された。
月2回の検診での妊娠鑑定では一喜一憂。 妊娠数により次年度の分娩頭数が決まり、出荷乳量がおよそ目星が付くのですから経営の一番目安になる部分なのです。

そんなこんなで毎日緊張しながら、さらなる高みを目指す目標に向かってやってきた成果が実った年になった。
たむら牧場としてあと一年を残すのみ。
色々な面において、悔いの残らない最終年を進みたい。

 

 

 

 

 

 

2020 3月 13日

牛の飲み水細目協定

昨日送られてきたカーフジャケットの主旨がわかりました。

今日、目にしたホクレンの広報誌にこんな写真と共に記事が記載されてました。

何も知らずに応募していた自分が恥ずかしくなりました。

この「牛の飲み水細目協定」とは、
2年前の胆振東部地震のブラックアウト発生時に大きな課題となった「牛の飲み水」の供給を、コカ・コーラ社が災害時に供給するという事をホクレンと今年1月23日に締結したとのことでした。停電になってしまうと搾乳は発電機で何とか賄えるにしても、牛の飲み水は大量であり本当に途方に暮れる事態です。
コカ・コーラ社が酪農の事を考えてくれているなんて、なんて嬉しいことなんでしょう。

そして昨年2月にこの二社で締結した「北海道酪農応援事業」推進協定に基づいて、現在全道に展開している「MOOMOO自販機」の売り上げの一部から今回のカーフジャケットを作成し、抽選で道内90戸の酪農家に2枚ずつ配布になったそう。


その2枚が我が家に届いたんですね。
そんな深い意味を持つ酪農家への企業支援だったなんて・・・・
本当に嬉しい限りです。

無知だった自分を恥じ、支援企業に感謝です。

 

今、新型コロナウィルスの影響で学校給食用の牛乳の行き場がなくなるという事態になってしまい、今 酪農家上げての消費拡大を呼びかけています。
一時、健康にヨーグルト不要なんていうことが囁かれていたりしていたけれど、でもね、コロナ感染拡大でまた免疫力アップにヨーグルトが見直され始めているのは嬉しいですね。健康に何か一つという食品選択はないのです。すべてバランスが一番のカギ。

乳製品は健康の一部を補う大切な食品だと私は思います。

 

 

 

2020 3月 12日

カーフジャケット

今日、送り主がコカ・コーラからのカーフジャケットが私宛に送られてきた。

私は「?・?・?」

何故にコカ・コーラ社からカーフジャケット?

不思議すぎ~

中を開けたら


ミルクランド北海道とコカ・コーラ社のロゴ入り
コラボ商品らしい、オリジナルカーフジャケットが2枚も!

しかもめっちゃ暖かそう♪♡
まるでひつじをまとっかかのようなモコモコの裏地のうえ、しかも分厚い。
今まで色々なカーフジャケットを使用してきたけれど、これは最強防寒仕様のカーフジャケットです。

でもです。

私には、これをもらう事に 全く心当たりがありません。

 

しばらく、老化の一途をたどるオツムを必死に記憶を辿ってみた。

包みのなかには、何のメッセージもなくただカーフジャケットが入っていただけ。

きっと、何かの懸賞に私が応募したに違いない。
だとすれば、何の??? いつ???

全く記憶にないけれど・・・ミルクランド北海道のロゴがあることから、きっとホクレン関係の広報誌か指定団体情報紙に載っていた懸賞だったのかも知れない。コカ・コーラ社は缶コーヒーなどに脱粉などの乳製品を使用していることからでしょう。あまりにも軽い気持ちで応募したので、記憶に残っていなかったのかもしれません。

企画者の方に本当に失礼な話です。ごめんなさい。

 

でもでも、思いがけないプレゼント 嬉し過ぎます。
もう、この冬は出番はなさそうですが、来冬はとても重宝すること間違いなしです。
私もこれを羽織りたいぐらい(笑)

ありがとうございました。