酪農

2011 8月 31日

ラクトコーダー

今日は「ラクトコーダー」による搾乳立会だった。
ラクトコーダーとは搾乳時の牛乳の流量や流速がモニターできるスグレモノの機械。
このデーターから搾乳の仕方の善し悪しやミルカーの性能状態が客観的に把握出来るらしい。
この機械による測定はたむら牧場初めてのこと。

           ラクトコーダー
全薬職員2名、JA職員1名、普及センターから4名(内カメラ1名、ビデオ1名、見学者2名)いつも一人でパーラーで搾乳をしているのに、なんとも大勢の人数に私も牛も大いに緊張

        クロー内の真空圧のデーターの読み取り
ラクトコーダー3台とクロー内の真空圧を計測する機械1台を使ってモニター開始。
さらに搾乳全般のビデオ撮影も合わせて・・・
搾乳開始。
牛の番号をラクトコーダーに入力、先搾りを始めた瞬間からスイッチを入れ、搾乳が終わる瞬間までのデーターが記録される。
いつもの搾乳手順・・・先搾り・プレディッピング・拭き取り・ミルカー装着・ミルカー離脱・ポストディッピング、搾乳終了。
その後すぐに搾乳直後の乳頭口の状態を1本ずつスコアチェックし記録していく。
全ての搾乳が終わり・・・やれやれ〜疲れたぁ〜
データーの結果は後日 グラフ化され 説明に来られるらしい。
さて、私の搾乳の仕方にどんな問題点が露呈されるか・・・ハラハラどきどきものです。
この報告はまた結果がわかったときに。 

2011 8月 30日

女性部視察

28日(日曜日)朝、実習生が帰り、牧場スタッフSちゃんは休日日・・・
だーれもいない。
なのにだ! 遅れに遅れていた我が家の2番草収穫日。
何故に?このタイミング?
でも・・・仕方が無い・・・やるしかない!
朝からてんやわんやの大忙しで収穫作業準備に追われ バンカー1本と巨大スッタク1本、39haを全部収穫し終えた。ヘトヘトだった。
そして今日は隣町のJA女性部のみなさんが視察に訪れました。
農場の環境整備と哺育育成の視察目的でしたので、しょちょーは抜き。
訪問者の中には顔見知りの酪農家の奥さんもいて、とてもフレンドリーな楽しい視察受け入れとなった。
薄曇りの実にナイスな天気!
庭の芝生の上で お茶しながら・・・農場の環境整備についてのきっかけ、家族とのバトルなどのこれまでのいろいろな思い出を話した。
何をやるのも 平坦な道はないけれど、気持ちよく毎日の仕事をするのには自分が癒される環境は必須と思う。
自分にとって楽しいことは長続きする秘訣。
ここまで来てやっと、牧場訪問者と庭でお茶をするゆとりが出来たこと、それが自分にとっても楽しいことだと最近は思う。
農場ならではの楽しみとも言えるかもしれない。
最初はプランター3つから始めたガーデニング(農場環境整備)
あれから20年・・・
体力はかなり落ちたけれど 心の豊かさはまだまだこれからも満ちて行きたいな〜

2011 8月 28日

実習生

随分とご無沙汰してしまいました。
17日より27日まで神奈川県から動物系大学の2年生(女の子)が実習に来ていました。
大学の牧場実習という単位があるらしく、全国の受け入れ農家のリストの中から「たむら牧場」を選んで来てくれたみたい。嬉しいことです。
北海道に来るのも 実習経験も初めてという彼女は明るく元気!そしてよく食べる!(笑)
身長150㎝というから パーラーでの搾乳はちょっと無理かと思っていた。
実習3日目までは息子達が帰省していたので 搾乳作業においてはディッピングのみをやってもらっていた。この間に搾乳作業の流れの牛の出し入れ、搾乳手順などの私たちの作業におけるイメージトレーニングをしてもらう目的だった。
ソフトボール部所属の彼女はその点、廻りの状況判断をしっかり出来る子でこの間にしっかり把握出来ていたみたいで、息子達が帰った後からディッピング作業に加え、牛の出し入れも彼女に任せてみた。
あ〜ら!びっくり! 彼女が入り口ゲートの所にいても牛達は全く警戒もせずに実にスムーズに牛が入って来るではありませんか!
大抵、見慣れない人がパーラーにいるだけで立ち止まって入って来ないのが普通。
彼女は牛に警戒心を抱かさない不思議なオーラでもあるのか?なんて思っちゃった。
牛の出し入れ作業も2日目にはほぼ完璧。
翌日はいよいよ実際にミルカーの装着作業に携わってもらった。
背が低い分 乳房の低い牛とかを選んで装着してもらったが結構上手。
彼女は牛を全く怖がらない?(いや、本当は結構怖いと思う。だって目の前に脚があるんだもん)慣れない手付きでミルカーを装着するから牛も微妙に動く・・・でもそんなことにも恐れていないかのように必死にミルカーを付ける様子は真剣そのもの。
パーラーでの搾乳作業はほとんど両腕を上げっぱなしの状態なので、初めての人には二の腕の筋肉痛は付きもの。体育系の彼女でも腕の筋肉痛にはかなり堪えたそう。
実習を終えるころには牛もあまり選ばず、私と互角にミルカーをかけれるようになるまでになった。
実習期間中 旭山動物園を見に連れて行ってあげ、近くにウエスタン乗馬の出来る「クラークホースガーデン」でホーストレッキングもしてきた。
私も初めての乗馬体験でとーっても楽しかった。
写真はホースガーデンのオーナー(ちょっとクセっぽいところが面白い人)と記念撮影したもの。

実習生と過ごした10日間、しゃちょーも私も楽しかった。
体調を崩さず無事実習を終えさせてあげれたことは、受け入れ側も何よりも嬉しい。
札幌で道内に実習に入っている友人達と合流して1泊2日観光して帰るそう。
いっぱい美味しいもの食べて、見て、楽しんで帰って欲しいな。
Rちゃん、実習お疲れ様でした。
また、遊びに来て下さい。次回はバス停、乗り過ごさないようにね!(笑)

2011 8月 12日

バンカーサイロ

夏ですからね〜。
暑くて河原に遊びに来ているのではありませんよ。

我が家の一番古〜いバンカーサイロの床面 酷いでしょう
もうかれこれ15年は使っていると思う。
長年、サイレージの強い酸により腐食し・・・冬はスキットローダのタイヤにはかせているタイヤチェーンに痛めつけられ・・・
いつしか・・・綺麗だった床面のコンクリートはまるで河原のように小砂利が浮き出てしまっている。

イボイボの付いた青竹踏みのマッサージ器なんていう気持ちのよいものではありません!
靴を脱いでなんて、とても痛くて歩けたものではない。
トギトギの刃のような小砂利が混ざっているのでまるで、
「地獄の砂利渡り」?(そんなのあったっけ?) というオソロシイ床面です。
スキットローダーのタイヤも悲鳴をあげるほど摩耗も激しい。
この浮き出ている子砂利表面をサイレージをすくうためバケットでまた削られ・・・
削られた小石はエサに混ざり・・・・最悪は牛が食べてしまうことが多々ある。
食べられてしまった小石はどうなるのか?
反芻の時に上手く行けば吐き出したり、牛の体調が悪く胃の動きが悪かったりすると第2胃あたりに溜まってしまうみたい。
いくらバンカーを綺麗に洗っても こんな床面では何も良いことはない。
修復するのにはレジコンというのを塗ると良いらしいのですが・・・
これまた高価、㎡5000円もするんだとか・・・
このバンカー1本塗ってもらうのに工賃含めるとおよそ100万円 ゲッ
よって 今年もまた地獄の砂利渡りを目をふさいで渡るんでしょうか?
牛はエライ迷惑 ごめんなさい。

2011 8月 07日

農業塾2011

継続は力なり
よく中学校の先生に言われました。まあ先生は言うだけで、継続するのは自分。そんな容易いもんじゃございません。
そこで、オリジナル格言 「継続には力がいる」 どうです?そうでしょう?頷いてくれてありがとうございます。
しかし、頑張って継続していてもなかなか「力」として見えてこないものもあります。
「ほんとにこれで良いのか?」「独り善がりの自己満足ではないか?」そんなことを考え始めると何だか不安になってきちゃったりもします。
昨年の中止のため下がり始めた意識を奮い立たせ
「いま、やらなきゃ!」と再開した「もんべつ農業塾」。1年のブランクを埋めつつ準備開始。スタッフ会議では、思い出せない事柄もチラホラ。
「牛や酪農家を理解してもらう事で、牛乳ファンを増やす」
「紋別の一産業として認識してもらう」
「酪農に対する偏見を払拭する」
・・・・という、目的を確認し合って、いざ始動!
当日は、雨の心配は何処へやら。カンカン照りの猛暑日。逆にこども達の熱中症が心配になるほどの天気だったが、今年のこども達は、それを吹き飛ばすパワーで実に積極的。臭いに鼻を摘む子も牛の大きさに後ずさりする子もいなかった。

毎年好評な昼食。
今年も滝上産小麦「ホクシン」で作ったパン(甘〜くて美味しいのよ)
木原農場産の新ジャガ(いつもありがとうございます)
そしてそして、興部ノースプレインファーム産の牛乳を振って振って振って振って暑いのに更に汗だくになるほど振って出来たバター。

こども達と親御さんは勿論のこと、スタッフ一同にも大好評の昼食。今年も美味しかったね〜。(因みに自分は塾長という職権を悪用して汗かかずに、優太が作ったバターを頂いたのでした。へへっ)

午後は、メインイベントの搾乳体験&獣医さん体験。
500Kg以上もある牛の側にしゃがみ込んで、オッパイに手を伸ばすのは勇気が要る事だろう。なかなか上手に搾れず苦戦している子もいたが、搾乳担当のスタッフT君、M君のリードでみんな楽しく真剣に体験できたようだ。ストローで牛乳を吸い込むとき思い出してくれるかなぁ。

牛さんには、もうしばらく辛抱してもらって「獣医さん体験」。
農業塾じゃないと出来ない体験プログラムだと自負している。(NOSAIさんありがとうございます)自負はしているが、実際の所なかなか聞こえない心音(心臓の鼓動)だったり、胃の蠕動(ゼンドウ)運動音だったりする。そこは、M先生の絶妙なトーンと話術でみんな釘付け。


みーんな汗だくで、ヘトヘトだったけどこども達の笑顔に「やっぱりやって良かったなぁ」と感じた事でしょう。夏休みの想い出の1つになってくれたらもっと嬉しいねー。

小さい継続だから、小さい力にしかならないけど、小さくても目的が達成出来ると信じて・・・・継続のためにも反省会だな!