酪農

2010 11月 23日

永井氏の牧場訪問

JAあしょろに勤務されている永井照久氏が明日のセミナーの前に
我が家をちょこっと訪問されました。
永井氏は現在は農協職員ですが、数々の職歴を持っている方です。酪農の現場における数々の情報を酪農家に分かり易くかつ面白く表現できる人物なのです。
普通の農協職員とはちょと違います。
最近 ディリージャパン社から出版された「きれいな牧場はなぜ儲かるのか?」という著書があります。

酪農の現場における50の話が書かれてあるのですが、もの凄く分かり易い!
小難しい事は一切なし、どんな酪農家でも理解でき、実は高レベルなものの見方・感じ方、技術が面白く表現され 実に面白い。専門書のように数行を読んだだけで眠たくなったりしないのです。これぞ酪農家の実用本です。
我が家に永井氏が来られるのは初めての事。
こんな著書を書かれているだけに たむら牧場・・・どうご覧になったのか・・・
聞くに聞けない・・・微妙な心境・・・

パーラー、カーフハッチ、乾乳舎、フリーストール舎などひと通り廻りながら現状説明とアドバイスを頂きながら歩いているウチにあっという間に時間が・・・
もっと突っ込んだ話がしたかったのに・・・残念。
明日のセミナーがとても楽しみです。
永井氏のちょっとずるっこい笑い顔がとても印象的でした!

2010 11月 19日

秋の集中研修

15日から3泊4日+おまけ1泊のウィリアムマイナー農業研究所主催の「秋の集中研修」に参加してきました。
会場は帯広。
毎年アメリカからスバラシイ講師2名を招いてのセミナー
朝9時スタート、一日の講義が終わるのは夜6時。それが3日間ビッシリ、盛りだくさんの内容。
今回の講師はチャールズ・スニッフェン氏とリック・グラント氏。

左、スニッフェン氏 右、グラント氏
今回は牛の栄養学が主の内容でしたが、なんだか小難しい内容でも参加することにより、少しずつ理解出来るようになって、今回は得る内容も多く、良かった!
 
今年は友人と一緒の参加だったので これまた今まで以上にセミナー後の夜のお酒も楽しかった!
毎年参加している訳けではないけれど、だんだんと普段接しない地域の酪農家さん、普及員さん、獣医さん、エサ会社の人など知り合いになれ、そんな方々と一緒に食事やお酒をかわしたりして友好を深められるのが一番の魅力ともいえる。
人との縁は本当に不思議なもの・・・
でも、この縁が繋がって自分を助けてくれ、夢や希望を与えてくれる。
思い切って飛び込む事で 痛い事も時にはあるけれど、やはり良かった!と思う事もそれ以上に多い。 高い志で集まる人の輪は本当にスバラシイ。
そんな中に自分がいる事自体もこれまた不思議と思わずにはいられない。
私が留守の5日間
牧場はアクシデント続きだったとか・・・
いやはやホント申し訳けないと思いつつも 楽しかったセミナーだっただけに感謝!
社長は最終日、酪農ヘルパーさんをねぎらって事務所で盛大に?「鍋パーティ」をしたらしい。(なんだか恒例行事になりつつある・・・)
助っ人に来てくれたYちゃんありがとう♪

主催者のウィリアムマイナー事務所のスタッフの皆さんには本当にお世話になりました。
セミナーの内容を生かし 心新たに頑張ります。
ホント 充実した4泊5日だったわ〜♪
おっと!来週もたむら牧場盛りだくさんのスケジュール!
ビックな方々が来られます。  忙しい〜♪♪♪

2010 11月 12日

時期です

寒くなりました。
11月に入ると必ずする事があります。
寒くなり始めるこの時期・・・
育成牛の背中を見ると 自分の舌で舐めた後がくっきり、
舐めたあとがぺったり毛が濡れて張り付いているのが背中全体に見られるようになります。
原因は牛の体表にいるシラミ!
このまま放置しておくと牛はかゆがりカラダを舐めまくり、いつも体毛は濡れている状態。
これからどんどん気温が下がるのに体毛が濡れていては寒さが一層身にしみて、風邪を引いたり、かゆさのストレスで成長が著しく低下するんです。
一頭でもそんな症状の牛を発見したら全頭にシラミ駆除の粉薬を振りかけます。

ホント この一手間が見事にシラミを退治して ふっかふっかの毛並みに戻るんですね〜
かゆさのストレスはただ者ではありませんから!
「早めのシラミ退治!効いたね!」

2010 11月 09日

秋期管理共励会

一年に2回 春と秋に「酪農管理共励審査会」と称して牛舎環境の衛生審査がある。
審査員はJA職員・普及センター。組合員全戸巡回し審査する。
年に2度の気合いを入れた大掃除となる。
審査内容も多岐にわたり、牛舎・搾乳室・搾乳機器の衛生管理・清掃状態はもちろん牛舎環境(道路整備やゴミ・廃プラの放置が無いかどうか)、伝染病予防措置としての消毒槽の設置状況、ポジティブリストの記録がきちんと記帳されているかの記録状況の確認など・・・150点満点で評価される。
普段から気をつけているつもりでも掃除し始めたらキリがない。
スタッフSちゃんと手分けして1週間前から大がかりにすす払い・窓ふきから始まり、審査直前まであっちこっち拭き掃除に専念。結構 大変なこっちゃです。
社長? 全くノータッチ!
遠巻きに「準備終わったかぁ〜?完璧かぁ〜?」と影の声のみ・・・

審査が終わると ドーッと脱力感いっぱいになってしまう。
こんなこともなければ すす払いもなかなか出来ないし、パイプラインをピッカピッカに拭き上げることもないし・・・ 家の大掃除より気合いが入ります。
この春と秋の審査結果と年間の乳質結果(乳成分・生菌・体細胞・耐熱菌?もだったかな?)を総合して優秀な牧場は表彰されます。
たむら牧場・・・未だかつて 最優秀牧場にはなったことがありません。
乳質関係で減点ポイントが・・・
一年を通して 本当に牛の健康を維持していかないと難しいものがあります。
ともあれ綺麗になった牛舎はとても気持ちがいい!
牛舎だけは大掃除を終えて 早くも年越し気分かな?(笑)

2010 11月 06日

お礼状

昨日、嬉しい♪お礼状が届いた。
先日、職業体験で受け入れた中学生からのもの。

担当の先生がわざわざ自宅まで届けてくれた。
ドキドキしながら読んだ。
全く酪農業に関わったことがない3人の生徒。
7時半に出勤して牛舎や牛を一回り見て作業に入るのではなく、いきなり搾乳!
衝撃的な?作業から一日が始まった職場体験だっただけに、生徒の反応はいかがだったのか・・・
普段の生活の中で乳頭を手で搾るような行動は全くと言って無いでしょう。
その体験したことのないことをやってみる戸惑い、
傍目で見ると意図も簡単なミルカー装着の想像以上の難しさとドキドキ感。
仔牛のミルクやりの楽しさ。
子供達にとってはかなり重労働の親牛の敷料入れや仔牛の汚れた麦わらの交換は
どれも大変な作業だったようだけど経験したことのない作業は楽しかったと綴られている。
そうそう仔牛の小屋にいれる麦わらのロール1個全部・・・三人でめっちゃめっちゃにフォークで崩して、その麦わらの中に飛び込んだりしている様子をみると、都会では決して味わえない開放感溢れる喜びの行動かもしれないと思い、笑いがこぼれた。
まるで仔牛がふかふかの敷料を入れてもらって大喜びして、狭いハッチの中で飛び跳ねているのと同じだったわ!
子供達の一番の重労働はエサ寄せだったみたい。
寄せても寄せても 牛が鼻先で吹っ飛ばして食べるので、ある生徒は
「この作業は一番、こころが折れるぅ〜」と嘆いていたっけ(笑)
大変な作業の中にしっかり楽しさや面白さも受け取ってくれた生徒のお礼状を読み、ホッと心が和んだ。
受け入れて本当に私たちも面白かったし、良かった。
こういう 子供達の心に残るような体験をこれからもしていきたい。
体験は何ものにもまさる宝ですから。
社会人になってから 色々と経験だからといって転職すると反面マイナスイメージを持たれがち。でも人生、いつでもいくつになってもどんな経験でも必要ですよね。それが生きる意味かも。
今、転職できるとしたら何がしたい?と問われたら即答出来ますか?
私?・・・・酪農以上面白い職業あるのか?わからない(かっくいぃ〜笑)
これって 夢がないのかなぁ〜???
近々 校内で各々の職場体験の発表会があるとのこと、その時のビデオも撮って見せてくれるそう。学校側も本当に熱心で嬉しい。
また来年も楽しみにしています。