酪農

2011 1月 19日

冬のモードファッション2011

たむらコレクション2011冬なーんちゃってね!
今年の冬はもの凄い事になっています。
北海道日本海側・・・豪雪だそうです。
つい先日、札幌に行ってきた人が言ってました。札幌市内や近郊はもはや交通事情は麻痺状態だとか・・・3車線道路は1車線に・・・市内中心部から離れた国道でも40kmで走れれば「超快速!」だそうです。
まだまだこの雪続きそうです。
オホーツク海側は連日雪降りということはなく、今の所例年並みの積雪でしょうか?
それでも1月は酷く寒い日が多いですが、
幸い年末年始分娩が少なくて非常に哺育に関しては私、楽してます
今年の仔牛の防寒対策のニューファッションを紹介
昨年春、とある牧場を見に行った時、哺育している仔牛の首にマフラーを巻いてありました!畜主さんに聞いてみると・・・防寒対策とのこと。そこの畜主さんも肉牛農家さんでやっているのを見て実践しているのだそう。
いくらジャケットを着せても首廻りを暖かくしなくては効果半減。

確かに
人でも同じね!いくら暖かい防寒着を着ても首廻りを開けていたりしてはスースーと寒い!
やはりタオルやマフラーを巻く事で温かさが倍増するのと同じって言うことらしいです。
なるほど〜
と思い今年の冬は我が家も実践しようと決めていたのでした。
カーフジャケットの下に100円ショップで買ったフリースの肩掛け(写真の茶色の布)を首に掛けジャケットとネックウォーマーに隙間が出来ない様に工夫してみました。
きっと暖かいと思うんだけどなぁ〜
真冬のカーフハッチも極寒ですからね〜 これでなんとか頑張って欲しいわ!
以上 2011冬 最新ファッション情報でした!

2010 12月 10日

乳質改善講習会

昨日は 久し振り〜にJA主催で開かれた酪農講習会(一応女性向け)に参加。
午前11時から午後3時までの美味しい昼食付き(しかもケーキ付き♪)フリードリンクにキャンディーまであったりして最高!(^_^)v
講師は北海道農業共済組合連合会、家畜技術研修担当 草場信之氏による「乳房炎の防除と体細胞数の削減」をテーマとしての講習会。
我が家がフリーストールに転換して間もなくのバルクのスクリーニング検査があり、
結果 黄色ブドウ球菌が検出され・・・すぐに搾乳牛全頭、4分房の乳汁検査を地元NOSAIに依頼。しかし・・・この菌に感染している個体を確定出来なかった。
バルク乳の菌数からいくと・・・少なくとも2.3頭はいるかもしれないという数値だった・・・
このまま、感染個体牛を確定出来ずに搾乳を続けると、どんどん搾乳を介して感染牛が増えて大変な事になってしまう・・・ この菌に感染するとなかなか治癒するのが難しいと言われている。そこで現在の菊池コンサルタントの菊池実氏に相談したところ、この草場氏を紹介してくれ、相談に乗ってもらった経緯があった。
早速、再度 乳汁をとり、氏の元へ送り検査をしてもらったところ、個体が確定出来た!
やはり、3頭の感染牛が見つかり、牛の産次数や乳頭の状態、乳量などから判断して 即刻、陶太することに。
以来、現在に至るまでバルク乳のスクリーニング検査でこの菌は全く存在していない。
本当に感謝に堪えない。

そんな草場氏の講習会とあって 直接お会いしたこともなかったので楽しみに出向いた。
普段、仕事で新人獣医の研修に当たっていることから、実に分かり易く面白い講習だった。
面白いところでは乳房炎菌の違いによる乳線組織内で起こっている原因菌とそれを阻止しようとする体内防御作用の応戦の様子や体細胞数7万を超えると乳量の大きな損失が・・・さらに28万を超えるとさらにその2倍の損失が単純に見られると言う事。
乳量の損失をお金に換算すると・・・驚きの金額に驚愕!!
ある友人のブログに 「女性って数字には弱いけど・・・数字に¥が付くと俄然強くなるなるのよね〜」って書かれてあったのを思い出した。
体細胞を削減する努力をするだけでこんなにも巨額なお金が舞い込む?ってこと???
俄然 やる気でますよね〜  あはは〜あ〜単純!
すべては日頃からの観察と何事にもマメ・丁寧さが大切だと言う事です。
お腹もやる気もいっぱいになった実りある有意義な講習会でした。
 
 

2010 12月 06日

口蹄疫

宮崎県での口蹄疫の終息宣言が出て4ヶ月あまり・・・
少しずつ復興に向けて明るい動きが見えてきたばかり。
しかしながらすぐ隣の韓国では、今年1月に口蹄疫が発生し6月に終息宣言がでたばかりだったが先月11月に再度発生。
またいつ火の粉が日本に降りかかってくるのでは・・・と思わずにはいられない。
先月購入した本をやっと読む事が出来た。
畜産市長の「口蹄疫」130日の闘い 
     宮崎県西都市長 橋田 和実 編著

この本は口蹄疫渦中の西都市長が自ら書いた本です。
橋田氏は地元西都市畜産農家の長男として生まれ 小さい頃から牛と接し、宮崎県家畜登録会勤務、宮崎県議員 JA西都理事などを経て平成17年西都市長に就任
県の人工授精師協会会長や家畜改良事業団理事なども務めることから、「畜産市長」の名で親しまれるほど畜産界には明るいひとである。
今年4月20日都農町で最初の口蹄疫発覚からその感染はもの凄い勢いで他の市町に広まり
西都市には一ヶ月後の5月21日感染農家が発覚。
西都市長自ら口蹄疫対策本部長として130日間の壮絶な闘いを生々しく伝えている一冊です。
消毒作業、ワクチン接種、殺処分・・・そして復興へと・・・農家、行政、地域住民、口蹄疫殺処分に関わる獣医や関係機関とあらとあらゆるやり取り・・・撃ちはだかる感情と対応・・・決してマスコミの報道には流れない影の流れ・・・
農家のやりきれない思い・・・などなど・・・
涙なくして読み切れません。

畜産市長と呼ばれるひとだからこそ 畜産農家の一軒一軒の顔と生活が浮かぶ・・・
農家も誰よりも市長を頼りにしているところが或る故に 苦渋の決断を下さなくてはならない現実。
今思えば29万頭という膨大な牛や豚が殺処分されてしまったけれど 感染を宮崎県内で封じ込めてくれたという事実は日本の畜産界から賞讃されるにふさわしい壮絶な努力の賜だった思わざるを得ない。
いつしか 口蹄疫が風化されることなく 今後の対策の糧として生かされることを願いたい。私たち畜産農家が明るく営農できるように・・・
畜産関係のみならず 一般消費者にも是非読んで理解して頂けたらと切に願います。
口蹄疫撲滅に献身的に尽力されたたくさんの関係者に深く深く感謝したい。

2010 12月 03日

要求宣言!

   私たちは畜主に要求します!

先日行われたセミナーの内容から・・・
「乳房炎予防には精神的な安心感も大切!」という観点から提示されたこの画像
思わず吹き出してしまわずにはいられない スバラシイ画像です。
いつも食われる弱い立場の牛達・・・
いくら乳房炎予防だといって 搾乳手順がどうのこうの、搾乳資材はあれだこれだ・・・
ミルキングシステムがどうだこうだ・・・と論じる前に・・・
牛にとって搾乳時の安心・安楽性をないがしろにしてはいけない。
射乳は非常にデリケートな生理であり、搾乳時の安楽性が搾乳効率を上げ、生産性をあげる要であることを搾乳者は理解しなくてはならないということです。
暴行や怒鳴り声はもってのほか! 声の調子でさえ牛は敏感に聞き分けているそうである。
あなたの行動・気持ちは牛に見透かされています。
もしかしたら 搾乳者が御機嫌の時は・・・バルクの牛乳・・・増えていたりするかもしれません。
今日から拳を上げず、高ぶるイライラに歯を食いしばり・・・引きつった笑顔で搾乳しなくてはならない搾乳者の努力が、牛の安楽性を保証するなにものでもないことを訴えている画像でしたね〜。 
 

2010 11月 28日

オープンリッジ

先日、永井さんが訪問して下さった時に指摘されたオープンリッジの改善に着手。
社長がこの畜舎のウィークポイントは何?という問いに、オープンリッジに施してある鳥よけのネットが換気を悪くしているということで、この改善なら改善費「ゼロ」ということで
私、フリーストールの屋根に登り 屋根のてっぺんの切り妻の部分約30〜40㎝空いているところに施してあるバードネットの撤去作業に取りかかった。
実際にこのバードネット・・・全く意味をなしていなかった。すすめが頭を突っ込んで中にするりと入り込んでいたので、「意味ねぇ〜」と以前から思っていた。
冬は冬でネットに雪が乗り空いていなければならないオープンリッジの役目が果たされていない事が多かった。

いや〜ん 凄く高い
見晴らし最高だけど・・・おしりがむずむずする。
道具は園芸用の剪定ばさみ、これでプラスチック製のネット(3㎝マス)をパチンパチンとひとマスづつ切っていく・・・
高い所での気が遠くなりそうなこの作業・・・・何時間かかるのか・・・と思いながらし始めると・・・あら、以外に早く1時間程で終了♪

空いたオープンリッジから下を見ると、普段見られない光景が・・・
ちょっと得した気分♪

これで換気が良くなり 牛の採食量も良くなり乳量アップに繋がるかな?
でないと・・・こんな恐怖を味わいながらの作業した甲斐がないっていうことよね・・・
牛さん 頼みます!
好結果 見せてね〜♪
これで とりあえず1つ改善完了!
さて 次は・・・・
しかし・・・なんで これするの私なわけ???