酪農

2010 10月 13日

Boys & Girls be Ambitious

口蹄疫対策のため順延していた西紋地区の「新規就農者・参入者交流会」を無事に開催できた。
全員で約40名の参加を得て、和やかに終了できた・・・・とおもう。
今年の視察農家は滝上町O牧場。
集約放牧に転換して3年目の牧場を若い後継者が案内してくれた。
主食の基になる牧草地が理想的な状態になるまで5年くらいかかるらしい。
牧草と牛の様子を見比べながら、細かな変化に苦心対応しているようであったが、その姿は集まった誰より頼もしく見えた。
放牧地に入ると、珍しそうにゾロゾロ集まってくる姿は、なんとも癒される。
本州人が、放牧酪農に憧れる気持ちが少し解る気がする。

1時間程の視察を終え、昼食をかねて交流会。
全員の自己紹介に添付のお題は「3年後の目標」。
来年だと近すぎて目標にならない。5年後だと遠すぎて夢物語になってしまう。
と言う意図なのか分からないがとにかく「3年後」なのだ。
和気藹々とした雰囲気だったのに「目標」と言われると、随分模範的な事を話す若者達。
「繁殖成績を上げたい」
「一人前になりたい」
「親に休みをあげたい」
などなど・・・・・。
「ひとつ面白い話でも・・・」とのオヤヂの企みは阻まれる。

毎年、少しずつ新しいメンバーに出会い、初々しさと頼もしさを感じるこの会。
今日も1日、楽しく働いてほしいと願う。
最後は、
この冬の流行ファッションを先取りする「ナニコレ」より(パリコレじゃないよ)
最新のワーキングウエアのご紹介。
ウデヌーキ
素材は綿100%、ビンテージデニムの様な使い込み感で秋の侘びしさを表現。
直接肌に触れる袖ぐりは、伸縮性のあるニットを採用して女性への優しさを配慮。
上着の袖を守りつつ、垂れてきた鼻水も拭けるスグレモノです。今年の秋は是非!
 日本一似合う!(拍手)

2010 10月 07日

下あご


牛の下あごを下から見たのがコレ。
二重あごっていうより タテ割れあごです。 かわいい。

2010 10月 05日

わんこそば

いきなり「わんこそば」って・・・なんだ!?って?
「わんこそば」ですよ。
わんこそば大会の様子見た事ありますか?スゴイですよね〜
どーしてあんなに次々と食べられるものか?と関心してしまう。
食べる人も感心するけど、そばを給仕するひと!
あれはお見事です! あのテンポと間髪入れない蕎麦給仕は はぁ〜と変なところに私、関心してしまう。

ふと気付いた! わんこそばと酪農 共通点が見えた!
またまたおかしな事いうと思っているでしょう?
それは・・・「エサ寄せ」の技術です。
牛が「おかわり」欲しいなぁ〜と思わせない、この間髪入れない給仕(エサ寄せ)が、一口も二口も余計に食べさす技なんだよなぁ〜 って思いました。
エサの山に穴が空いたらすぐにどんどん少しでもエサを寄せて 牛がもう食べられないとエサ場から離れるまで寄せ続けるといいんだよね。
わんこそば的給仕方法だね!
それがだ・・・一度 エサをどっとやると畜主はしばらく安心だとばかりに・・・
オレも昼食♪昼休み♪に入ってしまう。 たっぷり1〜2時間・・・
その間・・・牛達はエサが届かないよ〜とか、おかわり欲しいのに・・・
あ〜あ〜  と・・・腹八分目ぐらいで諦めてベットで仕方なくお昼寝・・・
たっぷり食べて、腹をさすりながらお昼休みして来た畜主は牛舎へ・・・
エサが牛から遠い所に残っているのを見て おもむろにエサ寄せ・・・
今頃、 おかわりどう?って言われたって 遅いっ!つうの!って
牛は横目でその様子をチラリを見て 立つ気にもなれず、ひたすら寝てみせる。
畜主はそれを見て お〜お〜やっぱり腹一杯食べたんだっ!って・・・何か勘違いしていることが多いんじゃないのかな?
牛に腹一杯お給仕してから 自分は食事・休憩しなくっちゃいかんね。
ちょっと反省すべき点です。痛たたっ。(汗)

2010 9月 29日

昨日、十勝、ギガファームの牧場スタッフ二人が我が家に視察に来られた。
この牧場は3回搾乳で年間8000t近くの出荷乳量を搾る巨大牧場。
しかも一頭当たりの個体成績も13000kg!
とてつもなく優秀な牧場。
そんな牧場のスタッフが何故?実に平均的な小さい牧場に来る事になったのか?
経緯はいろいろ複雑みたいでしたが・・・依頼を承ける事に・・・
視察に訪れたのは勤務しはじめてまだ2年にも満たない20代の女性と19歳の男性の二人。搾乳を担当している。
20代の女性はこの牧場に勤務する前は本州で小さな牧場で働いていた経験があったとか、19歳の男の子は高校卒業してすぐに・・・酪農の経験全くなし!
そんな二人の話を聞いていると驚かせられることばかり。
仕事に対する志気の高さがものすごい。
牧場スタッフ全員の志気の高さがこの牧場を支えているんだと思わずにはいられなかった。
仕事に対し受動態ではなく 全てに於いて自主的。
ひとつの課題に対し どうするか?は社長が判断・決断するのではなく、スタッフ同士が話し合いベストの対策を考え実行に移している。
だから 「やらされている」という仕事ではない。
志気の高さだけでは牧場はやっていけない。
勿論 スタッフの技術レベルも牛を観察する能力もカンも日々切磋琢磨されているのが
話を聞いているとよく分かる。
わずか2年でここまで研ぎ澄まされたスタッフになれるものか?驚いた。
20年以上も牛飼いをしている自分が恥ずかしく思えた。
視察を受け入れた側だったけれど、こっちからの一方的な質問攻撃みたいになっちゃて
どっちが視察しているんだか分からなくなっちゃったわ。
二人は研修目的で来たみたいだけれど、ウチの牧場では何も得るものはなかったかもしれないね。
でも私たちはこの若い二人と話せて、明るい酪農の未来を感じました。
酪農に経験の長さはあまり影響しないのかも知れない。
どれだけ 牛を見ようとする姿勢と、それを実行に移す行動力が大切なんだと・・・
改めて教えさせられた気がします。
短い時間だったけれど 二人がとても眩しかった。
これからも 色々な方面も見て頑張って欲しい。

お土産のポテトチップス!さすが〜じゃが芋の産地よね〜 嬉しい!

2010 9月 27日

おにぎり

ちょっと前までの暑さが嘘のように感じる・・・
初雪が高い山で観測されたというニュースが聞こえる。
最低気温がすでに一桁、それも冷蔵庫の庫内の温度より低い。
涼しさを通り過ぎて、「寒い!」です。
とある知人のブログにこんな表現がされていたので紹介したくなりました。

牧草のロールです。
知人はこのロールを「牛のおにぎり」と表現。
なるほどぉ〜 
おにぎりっていう表現は凄く面白い。
当たり前に見ている酪農家では 考えも付かないわ。 
色々な人の感覚や表現力にハッとさせられます。
そんな発見に出会うと、自分もちょっと違った感性で見てみようという思いに
かられる。でもこれって、なかなかマネできないけれど、
当たり前のことやものをただ見過ごしていることに もったいないっていう気になりますね。
しばらく、牧草ロールを見る度に、「おにぎり」っていう表現が頭から離れなさそう(笑)