2010 2月 02日

札幌セミナー

久し振りに全酪連酪農セミナーに参加するため、札幌まで行ってきました。
講師はイリノイ大学畜産学部教授 ジェームス ドラックレー先生。
「母牛と仔牛の移行期」というのが今回のテーマ。
乳牛の生涯における3つの重大な移行期
誕生=胎児から仔牛になる時期
離乳=反芻動物になる前の状態から反芻動物になる時期
移行期=妊娠→分娩→泌乳
という大きな3つの移行期は乳牛(母牛)と仔牛、両方にとって生涯大きく影響を受ける大切な時期という観点から進められました。
今まで、出生後の哺育育成については既に学んで来ていましたが、胎児時期の母牛の栄養管理が出生後の仔牛の生涯に影響を及ぼしているなんて、考えても見なかったことでした。
まれに見られる極度に発育の悪い仔牛・・・ もしかしたら・・・遡れば母牛の妊娠後の栄養状態に問題があったのかも・・・と ドキッとさせられた。
胎児の体重は分娩前3ヶ月辺りから急激に増大し、母牛のコンディションに多少バラツキがあってもさほど、生まれてくる仔牛のサイズには影響されないことは知っていましたが(種牛の遺伝的サイズは考慮しない)、 胎児の筋肉の発達は妊娠してから最初の3ヶ月で形成されると聞いて、この大事な妊娠3ヶ月間で母牛の栄養状態に問題があったなら たとへ普通サイズの体重で生まれてきても 筋肉の発達が未発達なら、出生後同様に育成しても発達の遅れは否めないのかもしれません。
何と 奥深い話でした。
乾乳牛の栄養を云々という以前にも
胎児にとっては妊娠時期にすでに将来への影響があるっていうことですね。
って・・・いうことはすべての移行期をちゃんとクリアしないと 将来のルーキーはムズカシイのか・・・
はぁ〜 酪農って知れば知る程奥が深すぎます。
私の頭も技術もまるっきし追いついてゆかないわ〜
それでもセミナーに参加し、再会した人達、新たに知り合えた人達の支えで、これからも 前向きに頑張らなくてはという元気をもらってきました。
スーパーサイア人さん、スタッフの皆さんお世話になりました!