酪農

2019 6月 13日

牧草収穫開始

今年も一番牧草の収穫時期突入
10日より早生品種のオーチャードの圃場から切り込みが上渚滑全域で始まった。
我が家も11日朝より、好天気のなか開始。今年も昨年に引き続き収穫前の雨不足により、例年の6~7割の収穫量とのこと。収量は少なくても雨に当たらない切り込みが出来たのは、何よりも嬉しい。ここ数年は雨あたりが多かったので、ちょっといいスタートが切れた感じ♪

朝8時スタート、27haの切り込みが午後2時半で終了。バンカー1本のみの収穫量しかなかった。

お天気が良かったのも10日までで、11日からは、日差しがなく、時折霧吹き程度の小雨。
来週は雨が続く予報みたい。本格的な雨にならないうちにメンバーも必死で作業中。
我が家のチモシーとルーサンの混播草地は、次の回りまで中休み。

作業事故にはくれぐれも気を付けて下さい。

イライラ、焦りは作業の円滑さを鈍らせますのでね。

2019 6月 10日

補液

6日夕方急患で仔牛の診療
支部視察旅行の前日から体調を崩していた、生後1週間ほどの仔牛2頭の調子悪子ちゃん。
一応、自家治療をしちょーに頼んで出かけた。
その日の夕方も翌朝もほとんど飲まないとのLINEが入る。帰宅後、すぐに急患で獣医師に診療を頼んだ。
電話で、仔牛の診療をお願いします!と・・・
たむらさん、仔牛ですか????と聞き直されてしまった。
仔牛で往診を頼むのは滅多にないこと。
それほど、私にとっては今回は深刻な状況だった。

極度の食欲不振、血便を伴う水溶性の下痢。
立ち上がりもし、一見元気はあるように見えるのだが・・・・
私の自己治療の範疇を超えていると思った。

その日はまだ脱水状態もなく、まだ元気があるとのことで、注射のみの治療を施してもらい翌日に再度診療してもらうことに。1頭はすぐに回復したが、もう一頭は、それから3日間治療をしてもらったが、便の状態は一向に上向かなかった。
月曜日、脱水も進んだことから補液を静脈と皮下に3リットルを施す。

過去に、ブドウ糖(500ml)の補液をしたことはあるけれど、こんな事態になったのは初めてで、リンゲルを3リットルも補液するんだとびっくりした。
肩から入れた皮下補液は、肩が大きく膨れ上がった。
でも夕方にはすっかり補液は体に吸収されすっきり。
翌朝には驚くほど活気がもどり、食欲も回復。便の状態もこれなら以後自分で治療できると思う程に回復。補液の威力をひしひしを感じたわ。
ホント死に至らなくて良かったぁ~と思う私でした。

手に負えないと感じたら、やはり獣医師に早めに頼るべき!と痛感。



2019 6月 07日

支部視察旅行

ずーっとお天気続きだったのに、視察の日何だか雲行き怪しく雨予報。
5日からの1泊2日、今年の視察先は雪印種苗の研究農場へ。
お嫁ちゃんや孫も同行。孫たちにとっては知らない人ばかりの中での、初の長距離バス旅行。一抹の不安を抱えながらも出発♪
途中由仁町の由仁ガーデンで昼食を取り午後雪印種苗へ。
偶然にも、視察するころには雨も止みラッキー。

牧草などの試験圃場はこれでもかという程、ふかふかの土。我が地域の土壌と比べたら、せんべい布団と羽毛布団の違いぐらいあるわ!

まずは、シクラメンをメインとした温室へ。牛舎と一緒で消毒は徹底していて、素手で触れることも厳禁。ここでは品種改良と種の採取をしているとのこと。まだ、市場に出回っていない品種があるそうで、そこは何気にスルー(笑) 
お土産にシクラメン頂きました。が。。。シクラメンって管理するの難しそう。
水やりのタイミングが難しいそうで、萎れる一歩半前に水やりするのが良いとのこと。でも一歩半手前ってどんな感じなんでしょ?


種苗農場と言っても、牧草や花ばかりではなく、牛舎もあるんです。
雪印は牛のミルクや配合飼料も作っているので、その研究ために様々な牛が飼育されています。ホルスタインや和牛の哺育、繁殖、肥育、搾乳と一通り。

良く太ったころんころんの和牛。
ホルのフリーストール牛舎では採食量の計測も。流石研究農場です。
施設は古い繋ぎ牛舎も使われているなど、私たちの現場と程遠くない状況で牛達が飼われている印象でした。搾乳された生乳はもちろん、メグミルクへ出荷し、一部は千歳のファームレストランを兼ねているアイスクリームの「花茶」で美味しいアイスクリームとなって販売されているそうです。

視察を終え、宿泊先の札幌市内のホテルへ。夕食は赤レンガテラスの鶴雅ビュッフェ。外も明るいうちから、美味しい料理とアルコールを飲める幸せ。
翌日はお昼には札幌出発のため、苗穂イオンでショッピングタイム。
孫のいる私たちはキッズランドを満喫。

2時間半遊んだ、孫たちは自宅に着くまでのおよそ3時間半爆睡し続けらくちん。
二日間、たくさんのおば様たちに構われ、楽しかったね。



2019 5月 30日

恵み雨

昨日は、もう2週間以上ぶりぐらいの雨
その2週間がものすごくお天気が良くて、しかも風が強い日が多かった。先日はタンポポの綿毛が風に一気に舞って一面真っ白になるほど。
地面は地面深くまでカラッカラ。何もかもひん死状態でしたが、昨日やっと待ち焦がれた雨。でも、まともに降ったのは半日ほど。
欲を言えば、もう一日ぐらいシトシトと降って欲しかったぐらい。
でも、降らないよりはずっとまし。
久しぶりに、賑やかに屋根を打つ雨の音が、心に潤音となって響く。

雨の雫をかき集めるかのように咲き始めたクレマチス。

いよいよ、盛夏がやってきますね。

一番牧草は干ばつのため、草丈はまだひざ下。今年も収量は望めないのは確定です。ならば、せめて収穫時期だけはお天気であって欲しいと願うばかり。

2019 5月 28日

牧場視察へ

今日は暑さがおさまり、曇り空の過ごしやすい一日となった。
一昨日は紋別最高気温36.5℃、お隣の佐呂間町では39.5℃までと過去最高記録を樹立する暑さとなった。昨日も夏日以上の暑さはあったものの、二日前の気温に比べれば大したこともなく、温度計を見る気にもなれなかった。
夜はググっと気温が下がり、肌寒く思わず「サブっ」っと声が出てしまう程で
お陰様で夜はぐっすり。一日で寒暖の差が20℃!凄いですね~北海道(笑)

さて、今日は兼ねてから訪ねてみたいと思っていた牧場へ、友人とふたりで脚を運んだ。

興部町吉住の笹岡牧場さん
「魅せる牧場」でありたいと願う社長さんの思いがいっぱいの牧場
この「魅せる」という言葉がどういうことなのか?実際に見てお話を伺いたかったのです。経産牛150頭程のロボット1基とアブレストで搾乳し従業員5名。従業員はすべて若い日本人の男女ばかり。羨ましい!
牧場は中央に広い芝生が整備され、その周りを牛舎やバンカーが立ち並び、牧場全体が広々と見渡せ、解放感に溢れた牧場。

沢沿いにあるため牛舎の裏はすぐ川。牛舎の増築など制限はあるものの、その立地を上手く利用しながら、牛には快適な環境創りに工夫されていた。この画像は
乾乳のパドックなのですが、大きな樹木があり日陰と川からの涼風もありとても快適そう。何といっても、従業員一人でも各ステージの牛舎からの牛の移動が一人でも出来るように工夫されているの。


特筆すべき点は、搾乳牛舎の管理室には壁一面に経営、飼養管理に関するデーターや目標が細かく記録されたものが貼られている。
多分毎月の様に集計し直され、開示されているのです。これは経営者がすべてするのではなく、従業員スタッフがそれぞれ各部門を担当し責任をもってデーターを蓄積し、どの部門のスタッフも牧場内の状況を把握し、牧場全体としての問題点や目標を明確化しているところ。そのデーターの数に驚きました。
この数値を見ながら毎月行われる全体ミーティングが行われ、牧場の経営・飼養管理の改善点などの話し合いが持たれてる。
スタッフの各々の責任の明確さとやる気が牧場経営に直結している感じがした。
経営者も上から指示するのばかりではなく、方向性やスタッフの意向を重視しつつ、細やかに目配り、気配りを怠らない配慮に感服。

牧場のイメージと言えばサイロと肩折れ屋根の牛舎ということで、牧場の入り口にある昔のブロックサイロをあえて一基だけ残し、現在物置としてリニューアル中、そして画像中央の肩折れ屋根のキング式牛舎風の建物もが、スタッフの休憩所件ミーティングルーム、右には経営者の住宅。
牧場を全部見せて頂いたあと、このスタッフ休憩所で社長の奥様である、あゆみちゃんのおもてなしを頂てしまいました♪

小学生3人のお母さん、牧場の仕事はしていないようですが、毎日スタッフのお弁当(社食)を作ることで従業員と関わり、こうして来客のある時には細やかな対応をしてくれる。こんな関わり方も素晴らしいと思う。まるで私が海外の酪農家さんを見て歩いて感動した時の様な、牧場の奥様達の対応を見ているようでした。
ステキなテーブルセッティングに、もうびっくりし感動しちゃう。

餃子の皮の素敵なアレンジ料理(トルティーヤ風とピザ風)に、手作りのジンジャーエール♪
これがどれも見た目も綺麗で美味しいの。もうジンジャーエールは最高!お替りしてしまいました。

およそ3時間に渡り視察させて頂き、牧場景観はもちろんのこと、経営をはじめ、従業員に対してもこうした来客であったり、また広く地域のためにと、あらゆる方向性から魅力ある牧場にという経営者の思いを垣間見ることが出来たように思えます。魅せる酪農・・・自分だけ良ければ良しというのではなく、人のためにという根底がそこにあるように思えたのです。

年内にロボット2基増設とのことで、牛舎の増築が始まっていました。
今後も益々、楽しみな牧場です。

長時間に渡り社長さんには、色々と細部に至ることまでお話頂き本当にありがとうございました。
あゆみちゃん、本当に素敵なおもてなしありがとう。視察させて頂いたのに帰りには手作りパンやドライフラワーのお土産まで頂き、そのお心遣いに益々感動してしまいました。

魅力ある魅せる牧場・・・・
こんな牧場が増えていくことが楽しみでなりません。