2010 9月 12日

北緯45度31分22秒

一年に一度の一番楽しみにしている「泡茶会」
今年は日本最北の地、宗谷岬を目指し北上するプランが今回の幹事さんによって組み立てられた。
先ずは音威子府
エコミュージアムおさましセンターの砂澤ビッキさんっていう木の彫刻家のミュージアムへ・・・
木から感じるビッキさんの感性を余す所無く感じられる作品が並ぶ。
とても繊細で・・・木の声が聞こえそうな・・・不思議な空間。
耳を澄ませ・・・木からのメッセージと自分の心とのやり取りを楽しむことが出来る。
豊富町で4人全員無事再会♪
2年越しで思いを寄せていた稚内市上勇知にある「あとりえ華」へ
御主人は高橋英生さん、画家。
英生さんのアトリエの2階で 奥様はハーブティが飲めるカフェを・・・
奥様は新聞のコラムも書かれていて、その文章は彼女のお人柄が表れている話題と表現力にとても魅力を感じます。
そのカフェの大きな窓からサロベツ原野に沈む夕陽を眺めながら 普段味わえない静寂な空間と時間をフレッシュハーブの香りと共に堪能。

英生さんとも一緒にお話しすることができた。
私が酪農家だと知った彼は北海道の酪農への思いを語ってくれた。
私は失礼とは思いながら この地でゆったりと絵を描いているだけと思っていた。
でも、それは大間違いだった。
英生さんはこれからの北海道酪農のこと、農業の担い手のことなど、真剣に考えていてくれていた。酪農を営んでいる自分がなんて将来の農業になんの想いも行動も取っていない事を知らされた。そして農業の継承がどんなに大切な事か・・・
彼はただ語るだけではなく 実際にあとりえ華を農業者の対話の場として開放し、企画もしている。実に驚きの画家さんです。
そんな彼の姿に 自分は恥ずかしささえ覚えた。
色々な想いをいっぱいもらったあとりえ華を後にしたのは もう とっぷり日が暮れてしまった後だった。
お泊まりは南宗谷の小さな旅館。
夜は泡茶会の宴会 居酒屋で美味しい泡茶を頂きながら新鮮な魚貝類の料理を楽しみ、
2次会は部屋呑み! 友人の持ち込む美味しいワインを飲みながら延々話は尽きない。
みんなの人生劇場の語り場となるこの泡茶会、本当に濃いわ〜。
翌朝 二日酔い(私だけ?)の身体を引きずり、最北の地へ
眩しかった 海の青さが違う・・・ 遠くサハリンの地が見える・・・

この最北の地での出来事を記念碑で読みながら、そして英生さんの話を重ねながら 今の幸せな?時代に生きられる自分、生きられる幸せを日々感謝しつつ 次世代のために出来る事をする、それが大人としての仕事だということを知らされた今回の泡茶の小さな旅でした。
来年はどんな出会いがあるのかしら? 
新しい出会いのための泡茶会。 来年もまた今から楽しみです。
楽しかったです!みなさんありがとうございました。