2010 9月 13日

キツリフネ

すっかり秋らしくなりました。
この時期 サシバエという刺すハエが増えます
結構しつこくて、刺されるとかなり痛い。
牛にも付きまとい ひどく嫌がります。
幼少の頃 父がなにやら手に持って ニヤニヤしながら「目をつぶって手を出せ」と
言うのです。
目をつぶって手のひらを差し出すと 何かとても小さな物が手のひらにのせられた感触がある。 そして・・・そっと手を握れと言われ・・・
その瞬間 手の中でとても奇妙な動きが・・・
びっくりして手を振るって驚く私の姿を見て 父は大笑い。

その正体は・・・キツリフネの種
写真がよく道ばたにもある「キツリフネ」。「黄釣船」と書くそうです。
ホウセンカの仲間だそうで、ホウセンカは熟した果実が、軽く触れただけで音を立てて
種を覆っている細長いさやがクルクルッとはじけ種が飛び出すんです。
その感触がとても面白いのです。
何も知らない小さい私を良く驚かされたもの。
ふと目に入ったキツリフネを見て昔の想い出が甦りました。
このキツリフネの学名はimpatiens-tangere
属名 impatiens 「インパチェンス」という発音でほうせんかの仲間の属名であり「こらえきれない」という意味
小種名 noli-tangere は「私にさわらないで」
学名を属名、小種名と並べると・・・「これきれないわ、私にさわらないで」となる。
なんとも学名らしからぬ学名です。
英名はtouch-me-not,
フランス名はne-me-touchez-pas
いずれも「私にさわらないで」の意味で花言葉もどこも「私にさわらないで」となるみたい。
世界共通なんですね!面白くて笑えます。
世の男性の方・・・この花を差し出されないようにご注意を! 笑
サシバエに、この花突きつけても・・・効果ないわよね・・・