2010 10月 28日

職業体験

市内の中学2年生の職業体験という授業の一環。
以前は商業系の職種ばかりだったそうですが、第一次産業の職場も生徒に経験してもらいたいという意図から、知り合いの先生を通じ話があり、快く受けることに。
快諾したものの果たして、たくさん受け入れる職場のリストから牧場へ来たいという生徒がいるのか? 少し興味津々だった。
一ヶ月前、3名の希望者がいるという連絡が入り 「3名も居るんだ!」ってちょっと驚いた。 酪農・・・なかなか見捨てたものではなかった。
そして、昨日から女子1名、男子2名の個性溢れる生徒を2日間指導にあたった。
本来なら朝9時から午後3時までの6時間という学校側の時間設定でしたが、牧場に来て搾乳作業をしないのでは職場体験にならないということで、あえて朝7時半から午後1時半までということで了解をもらい、生徒は眠い目をこすって?の出勤となった。

搾乳実習、パーラーの清掃、哺乳、エサ寄せ、ベット掃除や敷料入れ、カーフハッチの掃除とやる事はたくさん、そのほかに昼食にバター作り、殺菌方法の違う牛乳の飲み比べ、数種類のチーズの試食、牛乳のビデオによる学習会など盛りだくさん。
生徒からも色々な質問をされ 中には年収はいくらですか?なーんてびっくりするような質問も出たりして・・・
酪農は面白く、儲かる仕事だということを一応アピールして回答していた社長だった(笑)
二日間の実習の間 中学校の先生が入れ替わり立ち替わり数分程度でしたが生徒の様子を見に来ていたが、先生もまた牧場に来るという貴重な体験をしているはず。
ともあれ無事終了。少しは酪農現場の様子をわかってもらえたかな?
いい印象だったのか悪い印象だったのか?一抹の不安もあるけれど、牧場へ来たいと思った3人の生徒には嬉しさいっぱいでした。
さぁ〜いよいよ10月も終わり、初雪も降ったし、冬支度急がなくっちゃ!

2010 10月 26日

腹の虫

お腹がすくと腹の虫が鳴きますね〜
お腹を壊した時もゴロゴロという感じで鳴き お腹の痛みなんかも一緒に伴ったりして後はトイレに直通だったりします。
お腹の中で鳴くような虫がいる訳ではなく、胃の動きが普段より大きくなった時に鳴くらしく、胃が空っぽになったり、食べ物を飲み込んだ空気が残ったりしているとなるんだとか。
人の胃の中には虫はいないけれど・・・(まれに魚の中にいる虫を食べてしまいお腹の中で大暴れ・・・大変な事になることが有りますが・・・普通は胃の中で常駐はしていません)
けれど牛の胃の中には虫がいっぱい。
牛は胃の中に沢山の微生物を飼っています。この微生物無しでは牛の消化はあり得ないのです。牛には4つの胃があって一番大きな第1胃というところには 無数の微生物が存在し牛が食べた草の繊維をこの微生物達が分解してくれるんです。
人間のように胃自体から消化酵素をだし食べたものを分解している訳ではなく、牛はこの微生物たちに食べ物の分解を委ねているのです。(ちなみに人間と同じように消化液が出て実際に消化するのは第4胃だけ)
この無数の微生物の排泄物である揮発性脂肪酸っていうのが胃壁から吸収されて牛のエネルギー源になる訳なんです。
だから第1胃の中をこの微生物が住みやすい環境にしてあげる事が牛の健康や乳量に大きく左右されるワケなんですね。 簡単にこの微生物たちにとって住みやすい環境を作るっていうことは難しい。要はエサのバランスが重要なワケで、エサ設計はこの微生物ちゃんのために行うようなもの。 
腹の虫の御機嫌を損なわないようにしないといけないっていうことです。
慣用句に「腹の虫が治まらない」という言い方がありますが、怒りを抑え切れない状態を指す言葉として使われているけれど、元来は違った意味で、お腹が減って居ても立っても居られない状態を指す言葉だったようですが、そのイライラ下気持ちが転じて怒りを示す言葉になったようです。
牛のお腹も、それこそ「腹の虫が治まらない」っていう状態は避けなければなりませんね(笑)
私!?少し腹の虫でも鳴かしてダイエットする必要ありかな?(苦笑)

2010 10月 20日

献血

スーパーの前に移動献血車が来ていたのが目に留まった
献血・・・もう かれこれ25年近くしていないことに気付いた。
高校生の頃、オールバックの応援団風のちょっとイカれたクラスメイトが、昼休み後の授業にかなり遅れて入ってきた。
先生・・・「どこへ 行ってたんだ!」
生徒・・・「オレ 献血してきたんだよね〜。で・・遅れちゃったわけ!こんなオレでも世の中のためになるんだよね〜」と献血手帳を見せて自慢げに言っていたのを思い出した。
へぇ〜あんな子でもそんな事するんだぁ〜と関心したものだった。
その時のことがきっかけになって自分も高校生の時から献血をするようになった。
結婚するまでの間10回ほど行ったことがあったけれど、比重不足で献血できないこともしばしばだった。
結婚後、かれこれ25年、健康に不安を感じることもなく、今でかつて健康診断の類の癌検診、人間ドックなど一切受けた事がない。
酪農をしているとなかなか検診を受けるには、ヘルパーでも頼まないと時間までに病院に行けない。 遊びに行く時はすぐにヘルパーの予約を入れられるのに、健康診断となると何故か躊躇してしまう。 この年になると、誰からも健康診断ぐらい受けないと!手遅れになるわよ!と脅されるこの頃。
今でかつて、入院したのは4回の出産と白内障の手術の時のみ、それだってもう20年近く前の事。そんな折り、献血すればもれなく血液検査結果が送られてくるはず・・・
少なからずとも健康診断の足しになると思い、献血車に乗り込んだ。

今は献血手帳から献血カードに様変わり。
暗証番号まで必要とかで・・・なにもかしこも暗証番号が必要な世の中・・・覚えきれません!
献血量も昔は200mlだったのに 今は健康であれば400mlなんだものね〜
当然、結果、400mlお願いしますって言われ 無事献血出来た。
献血後はジュースや卵など色々プレゼントしてくるし、今は献血すると無料で糖尿病の検査を受けられるらしいですね。
献血・・・お得感いっぱいです。
献血することで救える命がある。
献血は小さいけれど温かい社会貢献ですね。いつか自分も輸血が必要な時が来るかもしれない・・・
今、若者の献血者がもの凄く少ないらしい。実際に私が献血している間も、私より若い人は誰もいなかったのが現実。
世界の中には 自分の血液を売ってまで生活しなくてはらなない人がいる。
日本では献血は無償の寄付だけど、その貢献度の高さは計り知れない。
献血する小さな勇気。 きっと その向こうにはありがとうの感謝の笑顔が見えるはず。
是非、あなたも!

    献血キャンペーンのロゴ
2週間後の血液検査報告にドキドキ感もいっぱいだぁ〜

2010 10月 13日

Boys & Girls be Ambitious

口蹄疫対策のため順延していた西紋地区の「新規就農者・参入者交流会」を無事に開催できた。
全員で約40名の参加を得て、和やかに終了できた・・・・とおもう。
今年の視察農家は滝上町O牧場。
集約放牧に転換して3年目の牧場を若い後継者が案内してくれた。
主食の基になる牧草地が理想的な状態になるまで5年くらいかかるらしい。
牧草と牛の様子を見比べながら、細かな変化に苦心対応しているようであったが、その姿は集まった誰より頼もしく見えた。
放牧地に入ると、珍しそうにゾロゾロ集まってくる姿は、なんとも癒される。
本州人が、放牧酪農に憧れる気持ちが少し解る気がする。

1時間程の視察を終え、昼食をかねて交流会。
全員の自己紹介に添付のお題は「3年後の目標」。
来年だと近すぎて目標にならない。5年後だと遠すぎて夢物語になってしまう。
と言う意図なのか分からないがとにかく「3年後」なのだ。
和気藹々とした雰囲気だったのに「目標」と言われると、随分模範的な事を話す若者達。
「繁殖成績を上げたい」
「一人前になりたい」
「親に休みをあげたい」
などなど・・・・・。
「ひとつ面白い話でも・・・」とのオヤヂの企みは阻まれる。

毎年、少しずつ新しいメンバーに出会い、初々しさと頼もしさを感じるこの会。
今日も1日、楽しく働いてほしいと願う。
最後は、
この冬の流行ファッションを先取りする「ナニコレ」より(パリコレじゃないよ)
最新のワーキングウエアのご紹介。
ウデヌーキ
素材は綿100%、ビンテージデニムの様な使い込み感で秋の侘びしさを表現。
直接肌に触れる袖ぐりは、伸縮性のあるニットを採用して女性への優しさを配慮。
上着の袖を守りつつ、垂れてきた鼻水も拭けるスグレモノです。今年の秋は是非!
 日本一似合う!(拍手)

2010 10月 12日

観楓会


10日、大学時代の気の置けない友人夫婦と4人、数年振りに逢いサロマ湖畔のホテルで一夜を飲み明かした。ホテルで一泊したのはコレが初めて。
卒業後もう28年の年月が流れ、その間に逢う事があったのはほんの数回。
お互い歳を取ったものの、あの大学時代の時の性格・精神は全く変わらず、笑えた。
生憎の雨模様のお天気でサロマ湖に沈む夕陽も見られなったけれど、見られなかったというより、外の景色を窓からゆっくり眺める事もないぐらい、話に花が咲いていた。
仕事の事、家族・子供の事、夫婦の老後?などなど 話題は逢う度に老後に関する事にウエイトが大きくなっていく。気が付けば子育ても終盤、50歳目前。
人生色々山有り谷有り、一喜一憂の中にいる各々の思いを語るには一夜ではもの足りない。
語りきれない、聞ききれない事があるから次回の再会の日が楽しみなのかもしれない。
「また 今度!」と宿を後にした帰路には紅葉が進んだ山並み・・ 目にも心も晴れやかな気分だった。
色々有ったけれど・・・今が一番いい。と思える日々の生活をしたい。