2010 12月 10日

乳質改善講習会

昨日は 久し振り〜にJA主催で開かれた酪農講習会(一応女性向け)に参加。
午前11時から午後3時までの美味しい昼食付き(しかもケーキ付き♪)フリードリンクにキャンディーまであったりして最高!(^_^)v
講師は北海道農業共済組合連合会、家畜技術研修担当 草場信之氏による「乳房炎の防除と体細胞数の削減」をテーマとしての講習会。
我が家がフリーストールに転換して間もなくのバルクのスクリーニング検査があり、
結果 黄色ブドウ球菌が検出され・・・すぐに搾乳牛全頭、4分房の乳汁検査を地元NOSAIに依頼。しかし・・・この菌に感染している個体を確定出来なかった。
バルク乳の菌数からいくと・・・少なくとも2.3頭はいるかもしれないという数値だった・・・
このまま、感染個体牛を確定出来ずに搾乳を続けると、どんどん搾乳を介して感染牛が増えて大変な事になってしまう・・・ この菌に感染するとなかなか治癒するのが難しいと言われている。そこで現在の菊池コンサルタントの菊池実氏に相談したところ、この草場氏を紹介してくれ、相談に乗ってもらった経緯があった。
早速、再度 乳汁をとり、氏の元へ送り検査をしてもらったところ、個体が確定出来た!
やはり、3頭の感染牛が見つかり、牛の産次数や乳頭の状態、乳量などから判断して 即刻、陶太することに。
以来、現在に至るまでバルク乳のスクリーニング検査でこの菌は全く存在していない。
本当に感謝に堪えない。

そんな草場氏の講習会とあって 直接お会いしたこともなかったので楽しみに出向いた。
普段、仕事で新人獣医の研修に当たっていることから、実に分かり易く面白い講習だった。
面白いところでは乳房炎菌の違いによる乳線組織内で起こっている原因菌とそれを阻止しようとする体内防御作用の応戦の様子や体細胞数7万を超えると乳量の大きな損失が・・・さらに28万を超えるとさらにその2倍の損失が単純に見られると言う事。
乳量の損失をお金に換算すると・・・驚きの金額に驚愕!!
ある友人のブログに 「女性って数字には弱いけど・・・数字に¥が付くと俄然強くなるなるのよね〜」って書かれてあったのを思い出した。
体細胞を削減する努力をするだけでこんなにも巨額なお金が舞い込む?ってこと???
俄然 やる気でますよね〜  あはは〜あ〜単純!
すべては日頃からの観察と何事にもマメ・丁寧さが大切だと言う事です。
お腹もやる気もいっぱいになった実りある有意義な講習会でした。