2011 7月 13日

アクシデントに始まる休日2日目

まったくひとりきりで気ままに1泊2日の旅行をするのは、生まれてこの方初めてのこと。
不思議な程、わくわく感と開放感と満ちた気分。
昨夜は今日の予定を地図とグルメ本と北海道ワイナリー本をにらめっこしながら行き先、時間配分などを決め、にんまりしながら朝6時に目覚ましをセットして眠りについた。
早朝5時半・・・携帯電話が鳴る・・・・イヤな予感
発信者は牛舎留守番役のヘルパー君からだった。
開口一番「純子さん!!!大変です!朝牛舎に来てみるとブレーカーが落ちていて、昨夜のミルカーの洗浄も途中で止まってしまっている状態なんです」と・・・
ギャー!ヤバイッ! 一気に目が覚めて青ざめた!
すぐにブレーカーのメインスイッチを入れ直してもらって、バルククーラーの乳温を確かめてもらった。幸い 5.6℃ 許容範囲の温度ではあるものの、昨夜の洗浄途中からブレーカーが落ちているということは既に電源が切れて10時間は経過しているはず・・・
とりあえず JAに連絡してもらって、ミルカーの洗浄のし直ししてから、搾乳を開始してもらった。生菌数の増加が心配だった。後からのJAからの報告では異常無しという連絡をもらって胸をなで下ろした。
早朝からアクシデントがあったものの、出先からではどうにもならない。
気分取り直して 今日の休日スケジュールの消化開始
8時前に千歳のホテルを出発。
友人の経営する「ファーム花茶」へ・・・
友人には全く内緒で抜き打ち突撃訪問で驚かしてあげる目的だった
8時半前にはお店に到着、当然 開店もしていないし、誰もいない。
花茶の廻りは花茶農園や広い芝生が広がる庭、ポニーや山羊、うさぎなどを飼っているので
時間を潰すには全く問題なかった。午前9時、花茶農園の苺狩りが開園。
受付に行くと・・・そこには友人のご主人が朝取り野菜を販売のため陳列作業をしていた。
ご挨拶して・・・さっそく初苺狩りへ!

今朝はたらふく苺を食べるぞ!って気合いをいれて苺畑に入って、黙々と美味しいそうな苺を選んでは食べ、広い苺畑をひたすら食べ進んでいた。
ところが・・・・まだ・・・お腹いっぱいにならないうちに 遠くから・・・
「純子ちゃ〜ん!!!」って呼ぶ声が・・・
友人の花茶おばさんが制服のエプロン姿ではち切れんばかりの手を振っている姿が見えた。
あっちゃ〜もうバレちゃった! きっとご主人が私が来ていることを知らせてくれたに違いない。驚かそうと思っていたのに・・・まだ お腹いっぱい苺食べてなかったのに・・・と少し残念な気持ちもあったが、久し振りに逢う喜びは格別だった。

しばし、苺畑で立ち話・・・
その後アイスクリームショップとレストランを併設しているお店に移動
店内にはつい先日設置したばかりというイタリア製のピザの石窯が鎮座していた。デカッ。


重さ2t、お店の壁を壊して・・人力でココまで運んだそう
毎日火入れをして石釜を馴染ませているそう。ピザが本格的に焼けるのはまだ先のことらしいけれど、何だかココだけは薪が燃えていて暖炉の前にいるかのよう。
レストランを担当しているのは長男のタツオさん、イタリアへピザ界では有名は師匠のところへ弟子入りして本格的ピザを修行してきたらしい。食べられる日が楽しみです。
花茶おばさんは新しく事業を興すそう、事業というのは「福祉ガーデン」
障害者が支障なく庭を巡れるように、そしてその庭で働けるような庭作りをこれから手がけるんだとか。 その話に素直に、驚き、感動した。
彼女は不思議と人を呼ぶ力を持っている、何かしたいと思うと必ず誰かが力を貸してくれ人が集まり「かたち」にしていけるひと。そして彼女の廻りにはいつも幸せが満ちあふれているの。 私も彼女のそんな魅力に吸い込まれたひとりなんです。一回りも年上だけど、彼女の持つ空気はいつも新鮮で輝いている。
時間が経つのも忘れて美味しいコーヒーや苺アイスを頂きながら話に花を咲かせていたら・・・おや!もう11時!
ウルトラマンのカラータイマーが鳴り出した気分で、積もる話はあれど重い腰を上げて次ぎの目的地に移動。
長沼町にあるマオイワイナリーに到着

「マオイ」とは先住民族のアイヌが付けた地名で「ハマナスの咲く丘」を意味するそうです。アイヌの付けた地名や言葉は何故かステキです。
ハマナスは沿岸では日本全国どこでも自生していてるのですが、内陸にはまなすが自生するところはココだけのようです。きっと太古はこのあたりは沿岸だったのかも知れませんね。
私・・・マオイワイナリーのワインショップ「根菜荘ショップ」の営業が土日のみとはつい知らず、平日のど真ん中に行ってしまい、行ってみると閉まっていた。諦めかけていたところにワイナリーの奥さんらしき人が・・・偶然にも通りかかり、プレハブほどの小さなワインショップを快く開けてくれた。
ここは本当に小さなワイナリーでご夫婦で葡萄を育てワインを作っているそう。
試飲も出来るのに車なので本当に残念。でもひとつひとつワインの味の特徴を教えてくれ
こんな味なのかな〜と想像を膨らませながら2種類のワインをしゃちょーのお土産に購入。
帰ってから寺田牧場のチーズとマオイワインとで贅沢な晩酌を楽しみました。
美味しかったぁ〜 今までに味わったことのない味に巡りあった感じでした。
ワイナリーの奥さんと葡萄やワイン談義をしながら葡萄畑も見せてもらい、う〜ん最高
さて 次は由仁町の「由仁ガーデン」
8年振りぐらいの2度目の来園


由仁ガーデンは周囲を山に囲まれたすり鉢状の地形になったところにある広ーいガーデン。
高台のセンターハウスからは一望出来る。
英国調のキチンとしたステキなガーデンです。やっぱりここもバラが見頃で綺麗。
ここではたった1時間半しか時間に余裕がなくなってしまった。足早に廻ったもののウルトラマンのカラータイマーはいよいよ激しく点滅してきた気分だった。
夕方の搾乳にちっとぐらい遅刻してもいいんじゃない?
いやいやたまには、サボってもいいんじゃない?
ほ〜ら、しゃちょーがよく使う手でしょう?

と・・・影の悪魔が私に囁くんです。
まったく その通り! と影の悪魔に同意する自分。
ほら、まだスケジュール全部消化していなし!
栗沢町にある「石蔵カフェ・和徳石庵」へも行く予定が残っている。。。
いやいや しゃちょーと同じではふく社長の人格にキズが付く!とばかりに悪魔の囁きを打ち消して、カフェはいつかの機会にと泣く泣く諦めて、なーんとか夕方の搾乳時間までに滑り込み帰宅。
アクシデントもあったけれど 実に充実した休日を過ごし大満足。
留守番役のスタッフSちゃん、ヘルパー君のお陰でこんなに楽しい休日を過ごせた、感謝です。
ひとり旅・・・やみつきになりそう〜