2012 11月 02日

新しい水槽なのです

昔の人は言いました。

牛飲馬食

馬に比べると牛はトンデモナイ量の水を飲み、牛に比べると馬はビックリする量の餌を食べる。

と言う意味でしょう・・・たぶん。

牛乳の成分の約80%以上は水。1日30Kg搾る牛だと30✕0.8だから・・・・・ま、いいや。加えて自分の身体の維持代謝にも水は必要なので、お母さん牛だと1日160リットル位飲みます。なので「どんなコップで水を飲むか」と言うのはかなり重大な問題なわけです。

季節柄、お肌の乾燥が気になるこの頃。潤いを守るためにも水分はとても大切。 昔は、水を弾くようなピッチピチのお肌をしていたそこのアナタ。そうアナタの事です。 今となっては張りも無くなり、水をかけると弾くどころか、まるで乾いた砂に染み込むように吸収してしまう・・・・ん~これも生態維持のため・・・・残念です。

話を戻して。 牛ちゃん達のコップである水槽の話でした(汗)

現牛舎を新築した時に、大手酪農器具メーカーさんにオーダーメイドで作って貰いました。幅240cm高さ70cm奥行60cmのステンレス製。牛ちゃん達の評判もなかなかで、厳冬期になっても水槽の周りに氷山が形成されない優れた構造でした。しかし、内側はステンレスだったけど、外側はアルミ板で出来ていたため13年の月日に絶えかねて崩壊寸前。大急ぎで今度は地元の鉄工所に依頼。いろいろ改良点が有ったので、それをかなえて貰って完成し過日納品になった。素晴らしいです。どうしても自慢したかったので紹介させて下さい。嫌なら見なくても良いです(笑)

 

これが外枠。寸法は以前と同じです。地下に埋まっている土管から上がってくる地熱を封じ込めて、水配管の凍結を防止します。

 

掃除の時、排水を素早くやるために大きくした排水口。

 

掃除や修理の時に外すフタにもちょいと工夫を。中に溜まったゴミが集まりやすい様に底面もV字型にして貰いました。

 

フタを取ると心臓部が登場します。止水バルブがついた最新型ボールタップ止水栓。でもボール(浮子)を使ってないのでボールタップ・・・は正しくないかも。そして、厳冬期に水を凍結させないヒーター付き。その横の★マークは排水口キャップを外すためのハンドル。これは鉄工所社長の「愛」なのです。

今回はオールステンレスなので、作業機が追突しなければ15年は楽に持つでしょう。

キレイなコップで飲む水は美味いんだよね。

普通の水だけど。