2013 2月 01日

音楽療法

昨日、オホーツクJA女性部研修大会・家の光大会が2日間の日程で留辺蘂町温根湯温泉で開催され、今回初めて参加してきた。

3月下旬を思わせる様なプラス5℃の気温のなか、気分も晴れやかに 私達、JAオホーツクはなますからも13名の女性部員が参加。管内から350名もの大勢の方々が集った。

2日目の今日の講演

音楽療法士 高本恭子さんの「歌う門に福来たる」と題して、家庭で出来る音楽療法のお話を聴いた。
奈良県出身、音楽教室講師として知的障害児との出会いがきっかけで「音楽療法」の研究を始め、現在、奈良県内の「飛鳥病院」にて音楽療法士として勤務されている。

音楽療法とは音楽を薬として、音楽の持つ生理的・心理的・社会的働きを、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上に向けて、意図的、計画的に活用して行われる治療的、教育的技法のこと。

人は子供も大人もお年寄りもみんなそれぞれ悩み、不安などのストレスを抱えて生きている。
自分の健康、家族の健康、対人関係、経済的不安、仕事などのストレスにより、子供の登校拒否、いじめ、女性の出産後の育児不安、更年期、鬱病、認知症など様々な心の病気から起こる身体の障害や病気を、音楽の力を借りて、手軽に家庭で出来る療法として実際に音楽を聴いたり歌ったりを交えながら、笑いあり涙ありの感動の講演が進められた。

 

人は誰しも好きな音楽がある。
落ち込んでいる時に、たとへ好きな明るい曲であってもその曲を聴いても心が癒やされるどころか、反対に逆効果になってしまうこと。気が沈んでいる時はその気持ちに沿った選曲が必要だとか。

例えば、女性の多くに見られる更年期時期には 心の消しゴムと言われる あの名曲「アメイジンググレイス」。
男性の更年期には、石原裕次郎の「我が人生に悔い無し」。
中高生の思春期うつ時は アンジェラアキの「手紙」。
不眠症には 徳永英明の「ハピネス」や美空ひばりの「愛燦々」を80ccの牛乳にティースプーン2杯の砂糖を入れてホットミルクにして呑んで聞きながら寝ると良いそう。
アルツハイマーの人には15歳から20歳までにその人が良く聴いた曲を聴かせてあげることが進行を止める効果があがるんだとか。 今、がん治療にも抗がん剤療法と平行して、この療法を取り入れることで大きな効果が証明されているらしいです。

 

家族が手軽に心病む家族に手をさしのべて挙げられる治療法、もちろん家族や周りの愛がそこにあってこそ成り立つもの。
沢山の患者さんの実例を挙げながらの講演に会場は終始、涙が留めもなく溢れ流れていた。
こうして元気にこの会場に集まったたくさんの女性でさえ、過去や現在において様々な心のストレスが高村さんの言葉と音楽によって、、どこか心の奥深く封じ込めていたものが堰を切ったように、心が解き放たれ開放感に満ちあふれていた涙だったような気がします。

改めて音楽の偉大さ大切さを知り それと共に家族愛の大切さを諭させれました。

そして、最後に JA女性部はタダのお楽しみ会ではないのです。JA女性部に参加することは家族のため、地域のため、更に国の政治にも大きく関与する大きな役目を果たすための学習の場であることを再認識して欲しいと添えられた。