2013 6月 07日

濃縮福岡Oneday観光

朝8時ホテル出発~♪
屋台のオジチャンに言われた通り、まず目指すは「能古島」
博多湾に浮かぶ、周囲12kmのひょうたん型をした小さな島。連絡船に乗りわずか10分。


福岡、お天気快適!暑くもなく湿度もなくて最高。聞けば、梅雨の中休みだとかで、「良い時に来たね~」と皆がそう言ってくれた。 金曜日の平日とあって島は本当にのどか、のどか過ぎるくらい。まるで能古島を私達ふたりで貸し切っているかの様(大げさだけどね)
それほど、マッタリとした空気と時間が流れていた。
連絡船を下りて、山頂にある「のこのしまアイランド」というフラワーパークがある。そこへ連絡バスに乗って更に10分ほど登る。道路脇には甘夏やびわなどがたわわに実っていて北海道じゃ見られない光景が続く。山の中腹には貸出菜園があって本土から野菜を作りにわざわざ連絡船に乗って来ているひと達がいるみたい。

 

のこのしまアイランドパークはそれはそれは広く美しい庭が作られ、まずは、様々なあじさいが咲き誇る「あじさい通り」を歩く。この時は5~6分咲き、でも充分綺麗。予定の時間内に廻りきれずに一番の撮影ポイント海が見える広大なマリーゴールド畑までたどり着けなかった。写真を撮りながら夢中になって歩き進めていると、素敵なカフェやうどん屋さん・焼き物屋さんがあるエリアに偶然たどり着いた。 ココでしか売られていない「能古島サイダー」。 なんともレトロな感じの瓶とラベル。
普段は全く口にしないけれど、夏は少年時代に戻って、よく冷えたラムネやサイダーを飲みたくなる衝動に駆られます。味ですか?普通のサイダーでしたね(笑
ふと気づけば友人、焼きもの屋さんから動けなくなっている。
小さな陶房 ここでは焼き物体験も出来、売られている陶器はどれも素朴さ、味のある優しさが溢れる焼きものばかり。
気に入った器を手にしながら 「どうしよう どうしよう、えぇ~ どうしよう~」って右往左往しながら買おうかどうしようか迷っている様子。 「北海道から来られたなら、なかなか来られないのですから是非にお買い上げ下さいね」って背中を押され、大きめの楕円の深皿を購入決意。 なーんて、人の事は言えない、私も直径25センチもある平皿、割れてしまったら悲しくなると思い2枚もつい買ってしまった。 重たい器を抱えて下山。まだ福岡観光は始まったばかりなのにこの手荷物どうするのでしょ(笑

「のこバーガー」っていうなんとも大きくて美味しいハンバーガーを帰りの連絡船の中で頬張り(旨かったぁ)、次は特急列車に乗り50分、柳川市まで移動。ここで一度体験してみたかった、「柳川の川下り」体験をする。

 
柳川市は歌人「北原白秋」のふるさと。
市内には総長470kmにも及ぶ大小様々な堀割が迷路の様に巡らされている。川下りといってもこのお堀を「どんこ船」という15人乗りほどの小さな船に乗って1時間ちょっとをゆっくりゆったりと船頭さんの唄や話術に魅了されながら下るという風情あるもの。


私達の乗ったどんこ船の船頭さん
かなりのご高齢。私、もう何年船頭さんをやっておられるのですか?って尋ねたら・・・
「わしゃ、一昨日入ったばかりの新人なんよ」なーんて軽くボケられた。なかなか年期が入ってます(笑
すぐさまこんなやり取りをしつつ、船頭さんの船を漕ぐ竹竿?が水面を挿すかすかな水の音を耳にしながら、ゆっくりとお堀を進んでいく。お堀の両側には柳の木がしだれ下がり川面にはカモや亀、へびまでも泳いでいた。
北原白秋の詩などを読み上げてくれたり、歴史を語ってくれたり、時折 他の船と行き交う時、乗船している人達がお互い皆、手を振ったり、声を掛け合ってすれ違う。良いわ~
お堀を進んでいくと、驚いた!何と船ドライブインがあるの。
ジュース・アイス・かき氷・ビールや酎ハイまで船越しに買えるのです。 私達もかき氷を買って食べながら、川を渡る風の心地よさと船頭さんの何ともおかしげな話術が旅の良い想い出となった。

下船した時はもうすでに午後4時、遅い昼食を取る事に。
柳川と言えば、「うなぎのセイロ蒸し」なんだそう。
旧柳川藩主・立花家の別邸だった「御花」
ココは料亭でもあり宿泊・結婚式まで出来る和洋兼ね備えた豪華なお屋敷。
ここで、うなぎのセイロ蒸しを頂く。


御花姫御前という懐石料理についたミニセイロ蒸し
私達欲張りだからセイロ蒸し1品では寂しいので、有明海の色々な料理が少しずつ楽しめる懐石料理にしてみた。
セイロ蒸し 美味しい! 美味しいウナギを食べた事がないのもあって、うなぎは好きではなかったけれど、これはすごく美味しかった!うなぎのタレで蒸されたご飯がこれまた美味しいのなんのって。うぅ~ん し・あ・わ・せ♪
他に、変わったところではイソギンチャクの酢味噌和え(食べた事のない食感)、ムツゴロウの甘露煮(顔が・・・怖い)、どじょうの卵とじ(そのまんま入っていたらどうしようと思ったけれど、三枚に下ろされていて安心したぁ)

さて、お腹もいっぱいになって 次は福岡と言えばやっぱりココは外せない「太宰府天満宮」へ電車を2本乗り継いで、この時既に夕方6時を回っていた。何時まで参拝できるのだろうとガイドブックを見たら「日の出から日没まで」と・・・なーんとアバウトです。
まだまだ日が高かったので安心して・・・でも売店はすでに半分ぐらい店を閉めていた。

 
境内に入るとそれはそれは歴史の長さを感じさせる大木が生い茂り、圧巻。
この巨木を見上げるだけで何か強い力に吸い込まれそうになる。
菅原道真の亡骸を牛車に乗せて移動中、この地で牛が動かなくなり、道真がこの地に留まりたいという意思だとして、ココに神殿が築かれ、その牛は御神牛としてココに何体も祀られている。参拝客は皆、この牛を撫でていく。

もちろん、私も人一倍撫でて抱きついて、たむら牧場の牛たちの健康を祈った。

 

太宰府天満宮のお菓子と言えば、「梅ヶ枝餅」


日の入り、境内にある茶屋で一休み。御抹茶とお漬け物が付いて500円。やかんで出されるお番茶は飲み放題よ。
注文してから特製の餅に餡を入れて焼いてくれる。中央に梅の花が。太宰府天満宮は梅の木がご神木。
従って御神酒も梅酒。 既に売店は閉まっていて唯一開いているお店でこの梅ヶ枝餅をお土産に買い、電車に乗り市内に戻った。
途中駅でたまたま席を詰めて一人の70歳なかばぐらい女性に席を空けた。その女性の手にはこの「梅ヶ枝餅」の包み。
自分って、以外と誰にでも話しかけるんだなって驚いたけれど、その包みを見て、「太宰府天満宮に行かれたんですね、私も今行ってきたところなんです。」って話しかけてみた。
それから、終点駅までその女性と話しに盛り上がってしまった。女性は福岡市内のひと。今回はたまたまひとりでゆっくり参拝して来たのだという。私が北海道から来たとこうことを話すと、もう一日福岡にいるなら是非案内してあげたいわ~!。でも明日早朝、北海道に戻ることを話すと、「何か貴方たちにしてあげたいわ~!」って、手に持っていた、きっと誰かにお土産として買ったはずの梅ヶ枝餅の包みを、私達にひと箱づつ手渡してくれたの。その驚きと嬉しさ、福岡のひとの優しさに感動です。

 

住所も名前も聞けず終い、その女性が駅の人混みに呑まれて見えなくなって行く後姿を見届けながら、素敵なひととの出会いが盛りだくさんのこの福岡旅行、私達にとって、ものすごいご褒美だったとしみじみと感じ嬉しくなった。

2日目のホテルに入り、重ーいお土産を降ろし、すぐさままたまた夜の街へ繰り出した。
市内バスで目的の料理屋へ・・・ところがおおざっぱな地図では、結局そのお店にたどり着けなかった。
仕方なく、歩いて行く途中でよさげなお店に入ろう!ってことになり、見つけたよ!よさげな感じ!

「ほく菜」という居酒屋。繁華街からかなり離れた小さな路地に奥まった店の入り口・・・
なーんでこんなところ、初めて福岡に来た人が来る場所じゃないっていうことろに、私達が何故いるんだろうって言う感じだった。
営業中が「開」という木製看板に、心引きつけられた。
中に入るとこれまた素敵な感じの店内と笑顔の素敵な若いスタッフ達、「アタリね!」って思わず顔を見合わせた。

福岡最後の夜。濃すぎると思えるほどの楽しかった一日を反芻しながら、深夜まで食べて食べてカエルのお腹。
本当に、野菜も魚も何でも美味しいし、安い! 観光地での飲み食いも安いのには驚いたわ。
〆はやっぱり、豚骨ラーメンでしょ!とイイだけ食べた後に本場博多豚骨ラーメン食べて帰らないと後悔すると言っては、またすぐにラーメン屋に入った。普段食べる事にリミッターの効かない私達でも流石にもういっぱい過ぎる感は否めなかった(笑
市内の飲食店街を歩くと営業時間が平日でも夕方から早朝5時6時まで営業しているところが当たり前の様にある。信じられない、福岡市民は夜寝ないんですね~

福岡、 たった一日で移動した、歩いた、見た、食べた、感動したともう濃い~観光旅行だった。疲れなんか感じる時間さえなかった。

明日は早朝6時半ホテル出発。8時発の飛行機に乗って羽田経由で紋別にはお昼到着!
短すぎだけど、満足度200%素敵な旅行でした。

 

 

ちゃん!ちゃん!