2013 10月 09日

おやつの時間

酪農家に嫁に来る前、畑作専業だった実家は「でめんさん」と言われるおばちゃんたちを草取りや収穫作業に春から秋まで数人雇っていた。そんなでめんさんに混じっての農作業、一日の内でささやかな楽しみが10時と3時のおやつの時間だった。

おやつの時間になると畑の枕に集まって、お茶をいれ、おまんじゅうなどのお菓子や季節のくだものを食べながらの休憩。みんな汗まみれだったり、土埃で目や鼻の周りが真っ黒だったりする。そんなお互いの顔をおおらかに笑い飛ばしながら、おばちゃん会話に花を咲かす、楽しかったな。

そんな光景も今は懐かしく思えてならない。

酪農家に嫁いでからは、そんな決まった時間に大勢の人と日常的に休憩することなんてなくなった。

 

毎月2回、牛の繁殖検診を行っている。
分娩後の子宮の回復や卵巣の状態、妊娠鑑定や繁殖障害などの治療をしている。
そのため、2週間毎に獣医師が2名程午後から来て診てくれる。

獣医師は、検診後ほかの農家さんへの往診がないことが多く、そんな時は一緒にお茶する事が多い。
最初のウチはコーヒーなどの飲み物だけのことが多かったけれど、最近は私が時間がある時は手作りのお菓子などを出す事もある。事務所で作れるような、簡単ですぐ出来るものばかりですけど。

 

今日のおやつは・・・

ティラミス

混ぜるだけの簡単、マスカルポーネのティラミス。(特に季節感はないですけれどね)

農家のおやつの時間も昔とは随分と様変わりしたものだと、我ながら笑ってしまう。
でも、こうしてお茶やコーヒーと共に季節のお菓子や果物を食べながら会話する時間って、やはり大切な農作業の一部だと思う。

おやつの時間は、子どもから大人までいつの時代もお楽しみの嬉しい時間ですよね。