2014 2月 26日

牛になってみる

牛は忍耐強い動物と言われている。 痛みなどの苦痛 環境条件の悪さ あらゆる面で仕方なく耐えている。

それでも牛達は身体全体で何かを畜主に対して、訴えを発信している。
それを「カウシグナル」って言う言葉で表現するらしい。

畜主は牛からのたくさんのカウシグナルを受信しなくてはならないし、
受信したなら改善しなくてはならない。
受信出来ない畜主もいる。そんな畜主に飼われている牛は残念ながら不幸です。
受信していても 改善しない畜主もいる。牛はいつか改善してくれることを期待しつつ・・・待って待っていつしか、短い牛としての生産生涯が終わってしまう。これもまた不幸な牛。

こんな牧場は 今風に言うならば「ブラック企業」?いや、 「ブラック牧場」って言われてしまいそうです。生乳という美味しいとこだけ取って 後は劣悪な環境で・・・牛を働かせている?
あ”~なんて 耳が痛い 心が痛むね~

わぁ~自分で書いていて・・・恐ろしいわぁっ

大なり小なりあるのが現実だし・・・ うっ。

 

私達がどれだけのカウシグナルを受信し、改善出来ているだろうか?

牛1023

 

先日、仔牛の防寒対策について とある酪農機関の方、〇〇さんとメールでやり取りをしていた。

話題になったのは私がカーフジャケットの内側に貼っているカイロの位置と耳の凍傷を予防するための方法の2点

さて、仔牛にカイロを貼るに当たって・・・いったいどこに貼れば一番効果的なんだろうということになった。
自分自身はと腰と背中の中央あたりに毎日貼っている
けれど牛は腰の辺りと言っても・・・ジャケットの後端辺りになるのであまり熱効率が良くないかと思い ジャケットの中央あたりの背骨のところにいつも貼ってみていた。(カイロの熱が逃げにくい位置と思って)
〇〇さんのご意見を伺った。
両肩あたりに貼ってみてはどうだろうか?と・・・

あらっ、想定外なご意見に新鮮な驚きを覚え、理由を伺ってみた。

なんと!〇〇さん、実際にご自分でカーフジャケットを着てみて、何処に貼ったら一番暖かいか実践した事があるそうな。
こりゃ参った!感服です!
そうすると、やはり首回りに貼ると、ほんわかしあわせな気分に一番なれたそうです。
先日 ネックウォーマーとカーフジャケットが隙間が出来ない様にバージョンアップしたので、首の肩当たりに二枚と背中に貼る様にすれば、更に効果が一番あるではないかと言う結論に達した。

そして、もう一点、
耳の凍傷予防について。 厳冬期、哺乳時、ミルクにガーリックパウダーを添加して給与してみてはどうだろうか?という提案だった。
ニンニク!?これまた 驚くわ。

そう言えば、以前、牛にニンニクを給与している酪農家がいるとは聞いたことがある。
ニンニクを給与することで血液の血行を良くし、しかも免疫力を高めるといった素晴らしい効果もあり、凍傷予防にも期待出来るのでは?とのこと。
確かに風邪を引かない様にとか、健康を維持するために、民間療法のトップに位置するニンニク。

なるほどね~

仔牛1708

それにしても 〇〇さん、机上論ではなくこうした、自分が牛の身になってみる、人と比べてみると言った様々な発想が説得力絶大です。正直スゴイ!

 

早速 実践してみようと思ったけれど・・・

外はにわかに春。

気温急上昇。 来年の冬 実践してみよっ!

 

ブラック牧場って牛に思われない様に・・・頑張らないと!