2014 4月 16日
バンカーサイロの補修を考える
長年使用しているバンカーサイロの床面は、年々その傷みを増している。
我が家の一番古いバンカーはもう15年以上も使用しているのが2本。
その傷みはそれは酷い。
竹ほうきではくだけで小石がボロボロと取れるほど。
床面をはいても、水で洗い流しても切りが無いほど取れる。
こんな床面のバンカーにエサを貯蔵しても取り出す時に小石がエサに混ざり、そのまま牛の口に入ってしまう。牛に良い訳がない。
そこで、なんとか安価な方法でよい修繕方法がないものかと普及センターに相談。
そして昨日、根釧農試職員とバンカーの補修をしている業者さんが現状を見に来てくれた。
まずは床面のコンクリートのpHを測定。
コンクリートは強アルカリ性。しかしながら長年使用してボロボロになった床面はサイレージの酸度や添加剤のギ酸などの影響で酸性に大きく傾いている状態になっているとのこと。
それを調べるのに数種類のpHを測定する試薬を塗って、その色の変化で測定。
結果はpH5 かなり酷い状態だそう。
近隣の農家さんやJA職員、普及センターも含めてこの状況に見入った。
業者さん曰く、実際にこの傷んだコンクリートをハツって見ないと、どのくらい痛みが浸透しているか分からないとのこと。
どのくらい費用が掛かるのか・・・・後日、見積もりが来るらしい。
レジコン補修やアスファルト補修など色々あるけれど、今回の補修はこれらともちょっと違う補修をするそうです。
何せ、施工が簡単で早く安価で長持ちするのがイイですよね~。