2014 6月 30日

生菌数

毎日搾乳される牛乳・・・
月に3回、旬ごとに生乳の乳質検査が抜き打ちで行われ、バルク乳のサンプルを取り検査されている。
この検査結果を基に乳代の中の乳質部分の乳価が決定されてる。
体細胞数と生菌数が3旬とも基準以内であれば1ヶ月の出荷乳量に対し乳価に3円オンされ支払われる。

しかし、1旬でも規定を満たさない生乳を出荷してしまうと、その旬の出荷乳量に対し体細胞なら1円、生菌数で2円の乳価が目減りされてしまう結果となる。

ことに生菌数に関しては目減り率が高いので収入に大きく響いてしまう。
日頃、どちらも検査基準を守り良質の生乳を出荷できるように、酪農家は日々努力、努力。
牛乳

努力しているつもりでも・・・ある日突然に・・・・という事態が起こる。

6月下旬の検査結果が送られてきた。
我が家・・・なんと生菌数1.8万!
驚くべき数値に唖然。
当然、JAの職員からも連絡が入り、対処するように通達がきた。

生菌数の合格ラインは1.4万以下。

我が家は通常0.1万。
これが1.8万とは通常の18倍も牛乳が菌に汚染されているということになるわけで、搾乳担当は私のみ。誰に責任を押しつけるわけにもいかない・・・

でも、私には全く心当たりがなかった。
検査時の体細胞数は8.5万(合格ライン30万以下) 実に綺麗としかいいようがない。

バルクに入る前にミルクフィルターが装着されているのでそれを見れば、ある程度の搾乳衛生が判断できるのですが、それも私的には問題ない程度だった。

翌日、改めて再検査を依頼。

すると、今度は2.9万!と益々酷い結果が出てしまった。
これは尋常じゃない、何かミルカーやバルクの冷却などのシステムに問題があるのかと業者さんに点検をして貰った。
が・・・・しかし・・・・何処にも異常なし、バルクの中もとても綺麗とのこと。

困った・・・・

乳房炎の治療牛はいるものの、その牛達はバケットで検査時も当然別搾りして廃棄していたので・・・酷く高い乳房炎牛はいないはずだった。

しかし、業者さんの過去の事例からいくと、必ず酷い乳房炎牛がいて、その牛が原因で異常な生菌数を出してしまうことがあったと・・・言うのです。

乳房炎牛を搾っていたら必ずミルクフェルターにブツが付いていたりと分かるはずと思っていた。

それは無いな・・・と 鼻から自分の中では否定していた。

 

その夜の搾乳、何だか腑に落ちない気持ちで搾乳をしていた。
泌乳後期グループに近々肉廃用にする牛が一頭。
4本とも乳房炎で2本は復帰不可能、何とか2本だけを治療して搾乳していたものの、全く乳量が望めないことから廃用にすることが決まっていたのです。乳房炎の治療で薬を使ったので、牛乳の出荷までと肉として出荷するまでの休薬期間(薬の影響による出荷停止期間)に大きくズレがあるため、肉として出荷するまで牛乳を搾りながらが廃用の日を待っていた。

もしや・・・・この牛が原因かも!と思い

改めて 乳房炎判定試薬で簡易検査をしてみたところ、治って搾っていたはずの2本の分房が思いっきり乳房炎の反応 しかも 全く乳汁にブツも出ない!

これだ!と確信。

翌日 この牛の牛乳を別搾りして廃棄。
この牛の搾った牛乳が入っていないバルク乳を再々検査してもらたったところ、

0.1万!  見事合格結果が出た。

ほんの僅かの乳量しか出ていなかったのに、こんなに大事になってしかも乳代激減させられてしまうなんて!
全くとんでもない。

今日、晴れて休薬期間が解除になり 肉として出荷

 

ハイ!ハイ! さいなら!!!

 

一軒落着♪

 

これから暑くなる季節・・・乳質管理にも益々気をつけましょうね。

2014 6月 26日

大ちゃんの旅立ち

大ちゃん
1月の大寒の日に生まれた子ヤギの大ちゃんと寒ちゃん
先月 町内の酪農家さんへ寒ちゃんが貰われていき、今朝は大ちゃんがなんと幌延方面で欲しいという方がいて、貰われて行っちゃいました。
生まれて6ヶ月。よく草を食べる働き者です。

母のメイちゃんは一匹づついなくなる度に、寂しそうに鳴いています。
もう一産してもらおうか・・・思案中。

「望むところ!」とムコドノ大喜びかも 笑

大ちゃん2

 

貰われ先でよく働いて、可愛がってもらってね。

 

シャクヤク

季節はシャクヤクの花が満開
歳を取ったせいでしょうか?妙にシャクヤクの花に魅せられるこの頃。
庭にも随分と色々な品種を買ってきては植え込んでいます。
若い時にはシャクヤクなんて・・・と全く眼中になかった花だった。

シャクヤク2
花の好みも歳を重ねる度に、変わっているいる自分に気がつきます。
シャクヤクも綺麗な時期はほんの僅かで、沢山の花びらがホロホロとこぼれ落ちて散る様子は潔すぎます。

昨日も暑かったけれど 1番草は順調にしかもハードに進んでいる様です。

次のチモシー&ルーサンの切り込みは雨に当たらない事を願って、待機中。

 

 

2014 6月 24日

収穫開始

詰め込み初日

一昨日雨にあたった牧草、昨日丸一日予乾して、今朝早朝より切り込み開始。

雲ひとつない青空♪
こんなに気持ちの良いお天気は本当に久し振りです。

牧場内、青草の(雨あたりだけど)良い香りがいっぱいに満ちています。

酪農家が味わうことができる 香りのひとつですね。

仰向けに倒れそうなぐらい思いっきり深呼吸したくなります。

今日は早生牧草のオーチャードの草地のみということで、バンカー1本、お昼前には終了しそうです。

 

いよいよ 夏!

 

2014 6月 23日

つまづき・・・

バンカー準備

我が地域の収穫作業チーム「上渚滑アグリサービス」が今季いよいよ始動開始となった、
21日土曜日。2週間以上お天気がぐずついて、例年より出足が遅れていた。
しかし、やっと週間天気予報は晴れマークが続いてお天気良し。
誰もが待ってましたと期待していたお天気だった。
勿論、乾草をあげようとして広げている人も多かった。
自走ハーベスターが3台フル活動するために、草刈り隊が一日刈り倒す。
翌22日の昨日は早朝より切り込み開始。
土曜日よりも昨日の日曜日の方が、時折陽射しもあり、お天気が良くなりそう♪と思っていた・・・のもつかの間・・・・
お昼頃、一時かなり強い雨が降ってきた。全く予報に雨はなかったのに!大ハズレ!

我が家の草も昨日刈り倒され始めていたはず・・・・・・
この雨で「待った!」となるかと思いきや・・・雨も1時間ほどで上がったため続行されたらしく、夕方に作業隊長から「明日朝7時半から田村さんちの切り込みをするから」と連絡が入り、慌てて夕方シートを張って準備万端整えた。

しかし・・・夕方の搾乳頃・・・霧雨が酷くなってきた・・・
夜には、いい雨音を立てての雨・雨・雨

いつもなら雨音は心地よい眠りを誘う調べなのに、流石にそんなまったりとした気持ちにはなれなかった。

当然、今朝の切り込みは中止

雨辺り牧草

大切な一番草・・・どっぷり雨に濡れています。

デントコーンといい、一番草といい、つまづき放しです 泣

2014 6月 20日

黄金の小麦 「RuRu Rosso」 

一度食べて見たかったルルロッソ。

ルルロッソは留萌産のパスタ小麦のこと。
この地域でしか生産されておらず作付面積も昨年で僅かに9haだけという実に希少な小麦なんです。

しかも、国内でパスタ専用種のデュラム小麦に近い特徴を持つ小麦はルルロッソだけ。
パスタ麺に特化した小麦です。

ルルロッソの名前の由来がこれまたステキ♪
アイヌ語で留萌を意味する「ルルモッペ」、留萌の夕日をイメージした赤を意味するイタリア語「ロッソ」が由来だそうで、漢字では留萌の夕日に映え、潮風にたなびく小麦をイメージして「留々夕麦」と書き、「ルルロッソ」と読むのだそうです。

ルルロッソ

道産をこよなく愛する私は、この希少なルルロッソのパスタが是非に食べたかった。

ある日、我が家に訪問してきた方に、ちょっとルルロッソの話を呟いてみたところ、
なんと、「私 持っていますよ!」と持ってきてくれたんです。
最初は 1.5mmの極細の乾燥パスタ麺でした。
早速 規定の時間を茹でて食べて見たところ・・・・
全然 感動しなかった。悪いけど、なんだか伸びた冷や麦?的な感じ。

その旨を持ってきてくれた人に話したら・・・
やっぱり 生パスタじゃないとダメね これは絶対に美味しいから!とって言って
再度 生パスタを持ってきてくれたのです。
なんて、嬉しいことでしょう♪

クリームパスタ(チキンとほーれん草)に仕上げて実食

ルルロッソ2
デュラム小麦に匹敵する、固さとコシ。茹で伸びの遅い生パスタ♪
噛んだ時の小麦の香りも高く 実に 美味しいわ~

北海道産小麦の生パスタ・ルルロッソ スゴイです。

パンや麺用の小麦も、北海道産の小麦の力は半端ないです。
美味しさが違う♪

 

益々、北海道大好き ♪