2014 9月 30日

干し林檎

林檎の美味しい季節になりました。
毎年どこからともなく、家族4人なのに箱単位で贈られてくる。
しゃちょーは、ほとんど果物を食べないし、後はお年寄りばかりだし食べるのにも限界があります。

すぐにジャムにしたりするのですが、今年は干し林檎に挑戦。
挑戦!って言うほど 気構えは要らないのです。

ただ スライスして干すだけと至って簡単

 

でも もうこの時期、林檎が乾燥するほど気温も高くないし、自然乾燥するには気が遠くなるほど日数が
かかってしまい管理も大変なので、手早く簡単にオーブン乾燥。

5mmぐらいの厚さにスライスして塩水にさらし、水気をキッチンパーバーなどでとり
オーブンの天板にクッキングペーパーを敷いたうえに林檎を並べ、100℃の温度で2時間半ほど乾燥
後はオーブンから取り出し 金網などの上で冷まして保存容器に入れておくだけ。

干しリンゴ
ぱりぱりの林檎チップスです。

甘さが凝縮していて、とても美味しい。
これなら手軽にいつでも林檎をつまめて、デザートのトッピングや料理にもいろいろと使えそうです。

しゃちょーはこれでも、「うぅ~ん・・・・これでも食べなくていいかな?」だって

美味しいのにね~

 

先週はゴーストライターのようにいつになく頑張ってブログ更新してみたのに・・・・
読者から「純子さん・・・どこか出かけないのですか?」って
どうして?って聞くと・・・・
「牛ネタが多いんだもの・・・」とちょっと不満そう・・・笑

 

あらら~ 基本、酪農日記だものね~ なるべく牛ネタでとは日頃思っているんだけど、
違う方面を期待している読者もいることに改めて気づいたわ。

 

そうそう、先日記載した椎茸の料理も 調味料とか全く丁寧に記載していなかったのに
早速 あれだけの説明だけ「作って食べてみて美味しかったぁ~」って報告してくれた方もいたわ。

 

これまた、もっと丁寧に記載すべきと反省したところです。

 

今日はお天気崩れ ひと休みの一日なり。

 

 

 

2014 9月 27日

カラスによる被害

北海道に生息するカラスのほとんどがハシブトカラス。
カラスの被害は尋常じゃない。

バンカーサイロのビニールを突いて穴を無数にあけるなんて、ほんのお遊び。暇つぶししているんじゃないのかと思うほど。
カーフハッチの配合バケツから穀類だけをつまみ食いし 水飲みバケツの水を汚す。
最悪は乳牛の乳房の表面を走っている乳静脈を突いて出血させ、血を飲む。
気づかないでいると出血死に至ってしまう。

カラス被害
二日前の惨事
泌乳後期グループの餌を給仕し、およそ30分後泌乳前期グループの餌を給仕にしてきたら、この有様。
前列起立している牛の乳房がカラスに突かれ出血している最中
まるで噴水のような感じで出血。血の海になっていました。

慌てて事務所に戻って書類を留めるクリップを持ってきて、吹き出している穴をクリップで留めて止血。

カラス被害2
よほど穴が大きかったり、穴の位置が悪かったりする場合は獣医さんに縫ってもらう。
それ以外はこのクリップで止血するだけで大丈夫なことが多い。

そのうち寝起きしているうちに取れてしまうのですが、とりあえず止血出来る。

 

牛って、本当に痛みに鈍感なのです。
カラスに突かれても起き上がったり、カラスを追い払おうとは全くしないのですから。
見てて歯がゆいです。
この牛、決して体調が悪い訳ではないのですよ。
でも、カラスにはこの牛は大丈夫だと確信できる何を感じているのでしょうか?

 

いろいろなカラス対策はあれど、これと言って良策はないものです。
鉄砲で撃ってもらっても数日でカラスは舞い戻ってくるし、挙げ句の果て猟銃使いの人の車が来るだけで、逃げてしまう。 カラス撃退グッズもいろいろあれど、どれも効き目は最初のウチだけ。
すぐに学習してしまう。

カラスが牛舎内に入らないようにネットをしてしまうと、これまた換気がものすごく悪くなってしまうし、一長一短。

 

私、鷹匠になりたいわ!

 

鷹はカラスの最大の天敵ですものね。

 

 

 

2014 9月 26日

秋の椎茸

ご近所の酪農家のおじさんから、いつも美味しい椎茸を頂く。

もちろん原木栽培のものです。
原木栽培の椎茸は格段に肉厚、香り、旨みが違う。
肉厚さが何とも言えず嬉しい♪ キノコの旬の秋ですもの味も極上!

椎茸
菌床栽培で生産されているのがスーパーで売られている大半を占める。
なので原木栽培の贅沢な椎茸ということです。

生しいたけは1時間ほど裏側の白い面を上にして日光浴をさせると、ビタミンDが増え旨みが増すそうなんです。
今日は日光浴させた旨みの増したもので美味しく料理してみた。

バター焼きとか素焼きにして醤油を垂らして食べるとかはもう飽きたので、
椎茸にデンプンをまぶして焼いて、ショウガを効かせたオイスターソースのあんかけにして見たところ
しゃちょーの評価も上々♪

椎茸2
いやぁ~ とても美味しかったです。

デンプンに最初にまぶすことで美味しさがギュッと閉じ込められ、食感もしっかり保たれ美味しいです。ショウガがいい味出してます。

 

じゃがいももかぼちゃも美味しい季節

 

美味しい秋野菜料理に巡りあいたい!と強く思う今日この頃。

 

 

2014 9月 25日

あのデントコーン畑は・・・

魔の5月16日の酷い雷雨に打たれたデントコーン畑
このため圃場の表面が堅くなってしまい、6月上旬の頃、発芽率50~60%という最悪の状態だった。(下の画像)

デントコーン圃場

蒔き直すべきか否か・・・迷いに迷った結果 蒔き直しもせずに今日に至った。
同じ状況になった他の農家さんでは蒔き直す手段を選んだひとも多かった。

7月下旬には生育も問題の無い圃場に追いついたように見えていたが、欠株は改善されていなく圃場はスカスカに見えた。

あれから4ヶ月が経過し、いよいよ収穫時期を迎え今月16日、普及センターによる作況調査が入った。

デントコーン

結果は・・・

デントコーン品種 「カーギル」90日

欠株率 31%   (地区平均10%前後)
草丈  260cm (地区平均280cm)
子実量 1814g (地区平均1681g)
反収  5628kg(地区平均5515kg)

 

さらに 蒔き直ししなかったので試験的に追肥だけ施した試験区がある。
その結果

欠株率 31%
草丈  304cm
子実量 2074g
反収  6788kg

という結果になった。

思いも寄らない好結果となり、とりあえず平年作は確保できる感じ♪
発芽不良で欠株が多い分、肥料の争奪が無くなったために十分な肥料が吸収でき1本の茎が太くなり、日当たりも良くなったせいで実入りも良くなったお陰で反収が例年作採れたということになるのだろう。
蒔き直しした圃場について普及センターに聞いてみた。
種だけを蒔き直しした(肥料の追加なし)ので、本数だけは規定上に生えてしまい、肥料の争奪になり生育もひ弱で、子実量も少なく反収も蒔き直した分は見込めていないとのこと。

今回は蒔き直ししなくて正解だったことになる。余分な経費も掛けずに済んだ。
今回の場合のような時は、追肥が良策といえる結果になった。

デントコーン2 デントコーン3

 

本当にこの結果が出る間では気を揉まずにはいられなかったけれど、一安心です。

後は収穫時 お天気が良い事を願うばかり。
今日はお天気崩れそうですが、その後はお天気続きそうな感じがするのだけど。。。 これも当てになりませんがね。

 

 

2014 9月 24日

帝王切開

もう何年ぶりのことだろう。

先日、分娩が始まった牛の様子がおかしい。ということで早朝、獣医の往診を頼んだ。
子宮捻転だった。
いろいろねじれを直そうと試みたが、直らないし、低カル症状もあって起立も出来ないことから術場に運ぶことも出来ないので、午後、現場で帝王切開をすることになった。

もう10年以上振りの帝王切開のような気がする、全く前回このようなことがいつあったか記憶にないほど。
子宮捻転は希にあるけれど、たいてい親牛を転がしたりして子宮のよじれを直して自然分娩させることがほとんど。
今回はねじれが重症だった様子。

午後、獣医師3名が来て執刀。
テキパキと開腹して仔牛を取り出す。普通サイズのオス仔牛だった。

帝王切開
仔牛を出せるほどお腹を切開するのでかなりの大きさ。
後は子宮と腹部を縫合して終了。
翌日から数日間術後経過をみるための往診がある。

術後の経過はあまり思わしくはない・・・大手術後ですから仕方が無いです。

この牛、今回で5産目。過去に一度もメスを生んだ事がない。
今後の繁殖はもう出来ないかもね。今乳期が最後かも知れないけれど、乳量もまったく見込めなさそうです。
とりあえず元気を取り戻してくれればと願うのみ。

取り出した仔牛は全く自力でミルクを飲めず、カテーテルで強制投与していたけれど2日目死亡してしまう。
多分、仔牛自体にも何らかの問題があって、子宮捻転を誘因してしまったのかもしれない。

分娩時の事故は本当に産後ずっと母子ともに悪影響を及ぼすため、乾乳期の管理は大切。そう思って管理はしているけれど、避けられない事態も時には起こってしまう。悩ましい。。。