2014 9月 22日

GMS

「GMS」、乳牛の交配による遺伝改良。

このGMSを取り入れて交配を始めてちょうど一年が経過。
昨年9月から受精した牛が6月下旬より生れ始めている。

牛1796
この生まれた仔牛が約2年後、やっと乳牛として産乳し始めることになる。
我が家のGMSの一番の改良ポイントは乳房の乳頭配置。
乳頭の遺伝改良はいろいろな遺伝改良ポイントの中でも最も改良度合いが高いそうですよ。
効果が期待できるという訳です。

最近は本当に乳頭の配置が悪い牛が多くて、搾乳に難儀している。
特に後ろ乳頭が近かったり、または内側に乳頭が向いていたりとミルカーを交差してかけなくては
スムーズに搾れない牛が何頭も存在する。
ひどい牛になると、後ろ乳頭のみならず前乳頭も交差して掛ける牛もいたほどだった。

いつも、私が搾乳している分には何とかなるのだけれども、ヘルパーさんに引き継ぎをするときが大変。
乳房に「×」印をしてあるのは後ろ乳房交差してミルカーを掛けて。
「W ×」は前後とも交差して掛けてね・・・・という具合。
本当にヘルパーさんは我が家の搾乳は大変だと思う。

2年後からは随時 乳頭配置が遺伝改良された搾乳牛が増えていくはず。
楽しみでなりません。牛群全体がすべて入れ替わるには5~6年ほどかかるでしょうが、いろいろ頭を悩ませながら
搾乳しなくても良くなるかと思うと嬉しい。

上の写真の仔牛は「シジミ」ちゃん、もちろんGMSで生まれた子。
このお父さんは体型的にも長命でも定評がある牛なんだそう。
生まれつきこの子は本当に体型も良くて、ものすごく元気なんです。
共進会には全く興味が無いけれど、さらに強化哺育で育てていけばきっと体型も乳頭配置もバッチリな牛になりそうな気がする。
シジミちゃん期待しているからね~♪

GMSの評価員はABSのIちゃん。
一ヶ月半に一度牧場を訪問して、リストアップされた牛の体型をチェックしていく。
その後、各の牛の交配リストが送られてきて、それを見て種付けていくのです。

この1年間ずっと彼女が担当。
彼女はとても明るくて誠実。私もしゃちょーも訪問をとても楽しみにしているのです。
ついついおしゃべりが長くなってしまう。

 

GMSで生まれてきた仔牛達はさらに愛着が沸き、哺育育成が楽しみな今日この頃~

鼻歌交じりで搾乳できるのはあと2年後だけれど、これもまた楽しみなり~

牛1382 牛1130