2015 1月 15日

脱走&徘徊

昨日は町内会のお葬式で日中二人とも留守にしていた。
私はお葬式後、家に戻らず、すぐにそのまま会議に直行。

会議の最中に、お葬式会場にまだ居るしゃちょーからメールが入る。
「どうも我が家の仔牛が逃げているらしい、国道を渡ったお向かいの牧場に出没しているもよう・・・」
と・・・・言われても・・・・すぐに帰れないし・・・

会議が終わって お向かいの牧場に仔牛を引き取りに行こうとしていたところ、家にいた母が「仔牛がバス停にいたから取りあえず、ハッチに入れておきました・・・と通りすがりの他地区の酪農ヘルパーさんが伝言していった。」と伝えてくれてた。

 

はて???どういうこと?

 

カーフハッチに行ってみると・・・今日出荷するはずだったオス仔牛がハッチから飛び出さないようにロープでつないだ状態で元居たハッチにちゃんと入っていた。
どうも、この仔牛が逃げていた様だ。

そういえば、お葬式の直前に仔牛を集荷に来た職員さんから、仔牛があまり調子良くなさそうだから置いていきますって連絡が入っていた。
その電話に・・・調子良かったと思っていたのにと腑に落ちなかったけれど仕方が無いな・・・と思っていた。その子がまさかの脱走・徘徊だった。

仔牛1820
この仔牛が脱走の張本人!1月3日生まれ。今は何食わぬ顔をして元気にしている。

 

脱走した仔牛はお向かいの牧場を徘徊し、また国道に出て家の一番近くにあるバス停にいるところを
通りすがった他地区の酪農ヘルパーさんが偶然見つけてくれ保護してくれたみたい。
その酪農ヘルパーさんは我が家には一度も仕事には来た事が無いと思うし面識もないし名前も知らない、どうして我が家の仔牛だと分かったのだろう?
しかも、ちゃんと元居た場所に入れてくれ、どこから見つけてきてくれたのかロープで縛っておいてくれ・・・本当に驚くばかり!酪農ヘルパーさんのカンなんでしょうか???

ありがとう!ヘルパーさん!!!感謝です。

仔牛1820の2
それにしてもバス停に居ただなんて、バスに乗ってどこかへ行く気だったのでしょうか?

まったくどこが具合悪そうなんでしょ!?

来週は家畜車にちゃんと乗せてあげるからね!楽しみにしてて!!

 

 

 

2015 1月 13日

成人の日

ここ数日、1月にしてはとても暖かな日が続いている。
日中も0℃前後と暖かい。
道路も溶けて、まるで3月の様。

つらら
一月に入って今日までにお葬式3つ。法事1つと何やらとても慌ただしい毎日です。

お正月休みが明けて3連休も終わり やっとどこの機関も平常業務を取り戻した今日この頃。
各種会議なども連日びっしり。
我が家の分娩ラッシュも滞っていて、予定日を押している牛たちがたくさん。
順序よくトントンと産んで欲しいと今か今かと待ちわびているのに・・・さっぱり・・・・
夜中に2頭とか3頭とか分娩するのやめて欲しいのだけど・・・・

この暖かい日中のウチにと・・・気を揉んでいるのは私だけのようです。

しずく

何かにゆっくり取り組む暇もなくブログもすっかりご無沙汰していました。

昨日は成人の日でした。
昔は15日と決まっていたこの日、いつからか第2週の月曜日ということで毎年日にちが定まらないので、何だかしっくりこない。
20歳。ひとは成人になるまでに20年が必要。牛なら成牛まで2年なのにね。人はこの間に最低9年の教育は受けなければならないし、大学院まで進学すれば更に9年。成人の日を学生で迎えている成人はかなりの数。成人とは名ばかりな気もする。
自分も同じだった。ただお酒が飲める。犯罪を犯せば少年Aではなく実名が出されるというだけの認識しか無かったように思う。成人としての責任・義務を強く認識し始めたのは、結婚して子供が出来たからだった。親としてこの子を育てあげなければならないという責任を重く感じたことを、今も強く残っている。

華やかに着飾って式に参列する成人式。

ただの華やかな行事の日としてだけでなく、心も成人となる気構えの日であって欲しいと願う。
これから成人を迎える若者は、かつて無いほどの社会的重みを背負っているのは確かですから、頑張って欲しいです。
私たちもすぐにお世話になる身ですもの。。。
あ~随分といつの間にか歳を重ねてきたのだと、成人の日にふと。。。。

 

 

我が家の成人を迎える初産牛たち!
たむら牧場を支えるルーキーです。 頑張ってよ~!!! 頼みます。
牛1489

 

 

 

 

 

 

2015 1月 04日

幸せの種

先日、あるテレビ番組で現役引退?した芸能界ふたりの男性の対談を耳にした。
双方共に80歳少し前だろうか。

歌手として、芸人として生きてきたふたり。

芸人として生きてきた男性の言葉が心に残った。

俺はこの仕事が好きだからやってきたわけではない。
だけど、この仕事が嫌だからとずっと思って仕事をし続けることは、もっと辛い事だ。
ならば、嫌な仕事をどうしたら面白くなるか?いつもそれを考えてやっているうちに、嫌いな仕事も面白さを自分で見いだせるようになっちゃった。と・・・
嫌な仕事だからこそ、見えてくるものが必ずあると・・・・

だから、今日まで続けられてきた自分があったのだと語っていた。

 

共感できる言葉だった。

 

自分も大嫌いだった「酪農」という職業。
入ってしまった以上、離婚という以外に抜けられない状況。

嫌いな職業に向き合うとき 私も同じ事を考えた。
どうしたら酪農が面白くなるのか?
どうしたら楽しくやれる気持ちになれるのか?  考えた。

牛のノウハウなんて、畜産大学を出ていたにもかかわらず、全く覚えていやしない。(コレ、ホント)
ノウハウを覚えてから酪農の面白さを感じるまでなんて、私にとっては気の遠くなるような事だった。

仔牛1798

 

ならばと思い。 たどり着いたのが、環境整備だった。
綺麗な牛舎と牛舎周り、毎日牛舎に行くのが楽しみになるぐらい、一日中牛舎にいても居心地の良い環境作りをとひたすらに目指した。

 

そこから、私の酪農に対する「嫌い」というイメージはいつの間にか消えていた。

 

でも 今でも「酪農は嫌い」という根底はいつもある。
いつもあるから、自分なりの楽しさや面白さを求めている。
こっそり、人のやらない事・・・をちょこっとやってみる。等々・・・

そんな積み重ねで、今の自分がある。

 

ある意味 嫌いな職業に飛び込んで、新たに開けた自分があるのかもしれない。

そう思うと、楽しい人生だと思う。

嫌な事に背を向けてばかりいても、新しい事には巡り会えない。
でも、面白い事に貪欲に向かっていく姿勢は正しいと思う。
ただ、いつも面白い事、楽しい事ないかなぁ~と脳天気に構えていても何も起こらないのは確か。
他人頼みの人生はつまらない。

 

この対談を聞いて 改めて 趣味としてでは無く、生活を守るための「職業」に向かう姿勢のあり方に背筋を伸ばす気持ちになれた。

 

対談の男性にどうして、舞台を降りる決意をしたのか?を尋ねられていた。

「自分の中で持っている最高だという笑いが観客席から得られなくなったから、ここがオレの幕の引き時だと、感じた」と言っていた。

「自分の中で頂点を極めたら すぐに降りる事です。
何でも登るまでが苦しくても楽しいのです。山の頂上に登って そこが素晴らしいからといって何日も何ヶ月もそこで暮らす人はいないでしょ? 急いで下山したら、また次の山を登ることを考えればいい」と・・・

 

何だか納得しちゃいました。

 

酪農業はそれとはちょっと違う気もするけれど、でも ひとの生き様として必要なことかもしれませんね。

 

新年始め、良い対談に巡り会いました。

 

面倒くさいと思う事、対人関係と嫌なことはたくさんあります。
そんな嫌な事の中に「幸せの種」が埋まっているのかもしれませんね。

2015 1月 01日

明けましておめでとうございます

家族写真2015

明けましておめでとうございます。

穏やかなお正月を迎えました。
初日の出の時間帯は雪が降っていて、ご来光も拝めなかったのですが、その後は日差しに恵まれ
風も無く実に穏やかな一日となりました。

今年も102歳の祖母も元気にお正月を迎えることができ、何よりも嬉しい年明けです。

 

昨年のことをじっくり振り返るつもりでしたが、考えようと思っている矢先に朝の目覚ましが鳴り、
結局 振り返る事もやめてに新年を走りはじめることにしました。

 

パイナップルスパークリング
昨年暮れ、新婚旅行のお土産にと頂いていた、パイナップルのスパークリングワイン。
幸せな新婚ご夫婦にあやかって、今日、頂きました。
本当にパイナップルの味がしっかり、美味しい♪

 

とある方から届いた年賀状に「だんだん夫婦の時間をもてあましてきました・・・」と添え書きされているのを読んで、思わず ぐふっと笑いが・・・ 子供が巣立って家の中にいなくなってしまうと、夫婦の会話も激減してしまうのでしょうか? それに比べると酪農業は子供の話題が無くても日々、話題は豊富というか、毎日色々なことが起きて、時間をもてあぞぶことなんて皆無ですから、これでも我が夫婦はマシな方といえるのかもしれませんね 笑

 

たくさんの方々から頂いた年賀状 ありがとうございました。
私たちは やっと本日、年賀状書きをしたところです。遅くなりごめんなさい。

 

こんな段取りの遅いたむら牧場ですが、本年もどうぞ家族共々よろしくお願い申し上げます。

 

年賀2015