2015 6月 08日

結婚記念日

昨日、29回目の結婚記念日でした。
気がつけば、もう29年も一緒に生活しているのだと・・・牛との生活も29年!
いつの間にか一緒にいたはずの子供達もみんな巣立ってしまい、お互いに昔の体型も風貌もすっかり想像も出来ぬほどに変わり・・・
いづれ・・・お互いにかみ合わない会話をしながら、何となくこれからも一緒に暮らしていくのでしょうかね。

ここまで、長かったような短かったような・・・昔に戻りたいとは思わないけれど、これから先どのような夫婦としての生活を送っていくのかな?想像も出来ないから今を生きるしかないですね。

ここ数年、この記念日に何故か私、予定が入っていていつも友人達と一泊の旅行を入れている事が続いていた。
そうです、この時期はちょうど一番牧草の収穫目前で、ここを逃すとしばらくは楽しい事はお預けになってしまうということで、記念日そっちのけ。
今年は前倒しで予定をいれてあったので、昨日は数年ぶりに揃って頂いたお酒飲みました。

先日、もうじき記念日ですよね?と、お酒とワインを抱えて来てくれた女性がいた。
結婚記念日を他の人から祝って貰えるなんて今までなかったので、凄く嬉しい気持ちになりました。

祝い酒
スパークリングワインと日本酒 なんと「寿」ののし付きです♪

牛クッキー
この牛クッキーも彼女の手作り
和牛にジャージ、そしてホルスタイン♪ スゴいわ!
食べるのがもったいないと思いつつも、すぐに食べちゃった。
毎年記念日はいつも特別感はないけれど、今年はお祝い酒で特別な思い出になりそうです。

ありがとうね、Nちゃん♪

 

しゃちょー 今まで我慢してきてくれて ありがとう!だって
そうです、私たち仮面夫婦ですからね これからもよろしくです。

 

2015 6月 04日

放牧酪農を見る

昨日、支部女性部の日帰り視察研修で旭川へ行ってきました。

「酪農」といっても、そのスタイルは様々。
我が地域では全く存在しない山地自然放牧の牧場を視察。

旭川市神居町にあり、およそ60ヘクタールの山地を持ち、そこで自然と牛と共に独自な放牧酪農を営む「斉藤牧場」を訪ねた。

斉藤牧場

先代の斉藤晶さんは昭和22年、当時19歳の時に山形から北海道開拓団の一員として、この旭川の笹や岩だらけの岩山に入植し、必死に開墾。
25歳の時、1頭の乳牛を購入し酪農を始める。
笹を刈り、火入れをし牧草の種を撒く。牛が蹄で自然と種が埋まり、やがて牧草が生え、牛はその草を食み、糞はまた牛の蹄で踏まれ肥沃な土となり、荒れた岩山が手を掛けずとも素晴らしい草地に変わっていったという。
この牛を使った牧草地造成法を「蹄耕法」というのだそうだ。
その60年前に種を撒いた草地がそのまま、現在も更新することなく使われているそうです、驚きました。

斉藤牧場2
あれから60年もの歳月が過ぎ、現在は2代目に受け継がれている。今回説明をして頂いた2代目社長、斉藤拓美さん。

斉藤牧場3
とても温和で控えめなお人柄だった。
私たちは放牧酪農の経験がないため、質問が飛び交った。
草地には一切の化学肥料も撒かない、牛は草のみで配合飼料の給与も一切なし、冬場のエサは農牧地で乾草を取れるところだけを収穫し、足りない分は購入し、わずかに冬場にビートのハネをトラック数台もらい、山積みにして貯蔵、これを12月~4月まで少しづつ草の他に給与するだけなのだそう。草地は60ヘクタール1牧区のみ。そこに仔牛から乾乳牛まですべての牛60頭ほど昼夜放牧するそうです。さすがに初産に至るまでには3年を要するとの事。
除角、削蹄は一切しないし、授精も種牛が一頭いて本交のみ。
平均産次数は8産を超えるとのことでした。
あいにく、視察時は放牧されている牛は見えるところにはいなくて残念だった。
きっと山深く分け入っていたのでしょう。

10年ほど前から、牛乳・チーズ(カッテージ)・ミルクジャム・ソフトクリームミックスの販売も手がけている。主な販路は地元の他に大阪なんだそうですよ。

斉藤牧場4
視察者全員に良く冷えた牛乳をご馳走してくれました♪
季節によって味わいの変化が楽しめる、さっぱりとしたすがすがしい牛乳だった。
ここではソフトクリームの販売はしていないとのことで、近くで斉藤牧場のソフトクリームを食べられるところがないかと聞いた見たところ、車で5分ぐらいの所に「アロニアの里 ピルカノ」というところで食べらるとの事で、早速 バスの運転手さんに予定にないコースで向かって貰うことになり、斉藤牧場を後にした。

斉藤牧場5
甘すぎず、美味しい♪ 牛乳を飲んだ後なのでスモールサイズ(¥200)をチョイス。

1頭あたりの個体乳量を上げるために、エサや施設にお金を掛けている我が酪農。
全く、正反対というか、自然の中で自然にあるもので共存しながらする酪農もあることを知った。
どの形態であっても、どれが正しいということはないし、自分のライフスタイルにあった酪農を楽しく営める自分がいればそれで良いのだと思う。

今回の視察で初めて実際に見た放牧酪農という形態。 ひとつ視野が広がりました。

 

斉藤牧場さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

2015 6月 03日

研修報告

研修期間がお客さんで賑わう週末とあって、いきなりの忙しさを味わう事になった。
お店到着後、すぐに制服に着替え レストランのランチの下準備。
野菜を切ったり、メニューの内容説明や盛りつけのレクチャーを受け、伝票の書き方、注文を聞く上での注意事項などなど一気に手短に教わり、後は何とかなるから!のオーナーの言葉に11時レストラン開店。 酷く緊張する自分がいた。
ずーずーしそうに見えて、ノミの心臓の私・・・ホントです

土曜日は小学校の運動会とあって スタッフも少ない。
なのにお客さんは次から次へと・・・すでにアイスクリーム売り場は行列が出来ているし、外のテラス席も含めると45席あるレストランも程なく満席状態。

次から次へと入るオーダー、ひと席の注文でもメニューにより出す順番が決まっているようで、すぐに準備に取りかかる訳にもいかないらしく、私の頭の中はいきなりオーバーフロウ状態。週末限定メニューもあり平日よりメニュー数も多い。

スタッフは手が空くと、洗い物、会計、オーダー取り、テーブルの片付け、料理の準備、接客、などなど・・・全員がすべてをくまなくこなす。
スタッフの目はいくつ付いているのだろうか?と思うほど気配りと身のこなしに感心してしまう。
私・・・オーダー表をジィーッと見て理解し、行動に移すまでしばし、伝票をガン見しながら頭の中を高速回転しているつもりだけれど、流れについて行けない。

やっと自分の出来そうなことをしていても、カレーに福神漬けのトッピングを忘れてだしてしまったり、スープにドライパセリを掛け忘れたり、オーダーの数を間違えたり・・・と失敗の連続

営業時間中、スタッフの休憩時間なんて ほとんどないに等しい。
みんな、賄いのおにぎりやパン・お菓子を立ったまま隙をみて少し口にする程度。
閉店近く お客さんが引いてきた時間帯からは翌日の仕込みが始まり、掃除を終わらせると夜7時を廻る。

酪農家も忙しいけれど、忙しさの質が俄然違う。
宿泊先に戻って、温泉に入ると今日の反省をするどころか、そのまま布団に倒れ込み爆睡!

翌、日曜日、朝方からかなり強い雨だった。
朝8時にお店に出勤したところ、アイス担当の息子さんが賄い様にとベーコンエピとバケットを焼いてくれご馳走してくれた。

花茶6
日曜日の戦争の様な一日の戦いを前に、焼きたての美味しい♪パンを頬張った。
カリッともっちりと美味しい♪

開店前 あんなに降っていた雨も嘘のように晴れ上がり、開店からさすがにお客様の嵐!アイス売り場は夕方まで長蛇の列。
レストランも同じ、昨日よりはちょっと目が行くようになり、カウンター席が三人分空いていたので席待ちお客様のご案内しよう!といそいそと席待ちのお客様のところへ行った私。が予期せぬ事態に困ってしまった。
私の心臓はバクバクもの。お客様の対応の難しさを目の当たりにした感じです。

さすが日曜日、土曜日以上の忙しさが夕方まで続いた。これから迎える苺狩りのシーズンはこれ以上、半端ないそうです。

花茶8
研修中の画像はカメラも持つ事もできないのでありませんが、夜7時研修終了後、花茶の前に広がる菜の花畑が黄昏れ時の静けさと、暮れ落ち眠りに付こうとしているこの時間に、花茶の庭に出て私も大きく息を吐いて、一日の疲れをはき出した。菜の花畑もそろそろ終盤だったけれど、疲れた目には眩しく美しく映った。

最終日は月曜日、さすがに混雑する時間が土日に比べると短かった。夕方3時に3日間の短い研修を終了させて貰い、帰路についた。

今回の異業種研修は私にとってかなり衝撃的だった。
酪農も農繁期は食事もまともに取れないほどの忙しさだけれど、人を相手にするだけに全てにおいて精神の強さを要求される。酪農は牛が相手、牛がこう思っているだろうと察する事はできても、ストレートな文句を聞くことはない(啼くけれどね)
心折れる時もあるけれど人が相手だけに「心」を忘れてはいけない。人だから嬉しさもストレートに伝わってくることも多い。
農業を土台に消費者に伝える手段はいろいろある。その心のこもった伝え方によりお客様がこのお店に足ぶ結果となっているのも事実と感じた。

スタッフさん達の気配りのレベルの高さも身をもって知った。
みんな若いのにステキな人ばかり、でも、こんな50過ぎのおばさん研修生と一緒に働くなんて、何ともやりにくかったでしょうね・・・
忙しいのに優しく楽しく対応してくれてありがとう!

仕事終了後、スタッフさんと一緒にお店の外の小屋で焼き肉をしてくれたり、翌2日目の夜にはオーナーの小栗さんと一緒に食事をしながら色々な話をすることが出来て、充実した3日間でした。

そうそう、花茶社長でもありピッツア担当の息子さんが帰りがけに、帰る道中、車の中でかじって食べらるようにと、ピザ生地にチーズとベーコンを撒いて細長~~く食べやすくしてくれたものを特別に作って持たせてくれました♪

花茶7
たくさんお世話になりました。
そして ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

まだまだ感じた事、得た事はたくさんあって書き切れません。
これからの人生にきっときっと糧となるはずです。

 

2015 6月 02日

異業種研修

気がつけば6月に突入していたんですね。今年も半年が過ぎようとしています。早いっ!

先月30日から昨日までのまる3日間、千歳の泉郷地区を訪れていました。

オホーツクとは違った農村の風景・・・
畑作、野菜、果樹、稲作、酪農等と全ての農業が混在している、とても賑やかな農村風景に見えた。

そんな中にある、ファーム花茶さんに無理にと言いますか・・・半ば押しかけ?のごとく異業種研修をさせて頂きました。

花茶

元は酪農・畑作の兼業農家だったようで、20年ほど前から花茶オーナーの小栗美恵さんが苺栽培を手がけ、苺狩を始めたのがきっかけで、アイスファクトリー「花茶」のオープンとなった。今で言う6次化の先駆けです。
次第に3人の子供達も戻って来た経緯もあり、アイスのみならず事業は拡大し、アイス部門、ピッツア部門、レストラン部門、ファーム部門をそれぞれ担当し、見事な家族経営に至っている。

花茶2
そんなオーナーとお知り合いになってもう10年でしょうか?
年に1度お会いできるかどうかという、あまり深いお付き合いでは無いのですが、何故か無性に引かれる魅力的な女性です。
ちょうどこの3日間に別の予定が入っていたのですが、諸事情により中止となり、この空いた時間を無駄にしてはもったいないと思い、私の急な思い付きにより異業種研修と銘打ってお願いしたところなのです。
実は私、根っからの農業人。アルバイトすらした事がないので接客も経験がないと言うから驚きでしょ?就活も婚活も経験無し!我が子達の方がずっと色々な体験していると思う 笑

生まれてから50年以上も「農」のみにドップリと浸かって来ているので、この思いがけない空白の3日間に新しい経験をすることで、何かこれからの人生の糧となる大切な時間を得られるのではないかと考えた。

快く受け入れてくれたオーナー。

初日5月30日(土)
早朝5時に家を出発、お店に8時半過ぎに到着、開店前の準備から研修スタート!

 

さて、何もかも初めての体験報告は、後日です!