2015 10月 01日

ZENOAQ 酪農セミナー2015

久しぶりに新しい情報を得に帯広へ走りました。

「仔牛の健康と安楽性のための育成管理」と題して、ブリデッシュコロンビア大学教授 マリナ フォン カイザーリング博士の講演。
博士の愛称は「ニーナ」。

ニーナ
(写真は4年前のニーナさん、現在はちょっと以前よりぷっくりした感じだった)
実は過去2回、彼女のセミナーに参加している。
彼女は動物福祉に関する研究をしていて論文を多数発表している。家畜飼養における栄養部門以外の面で世界的に大きな貢献をしています。

日本に招かれる講師で女性はとても珍しいし、なんと言っても彼女の明るさはとても引かれるものがあり大好き♪
今回のセミナーはデントコーン収穫時期真っ最中とあって迷ったのですが、ニーナさんが来るということで、何を置いても行かなくっちゃと参加。

前回お会いしたのは4年前、同じ帯広でのセミナーだった。その時、セミナー後空港までお見送りに行った経緯があったものの、彼女が私の事を覚えているかどうか?と言うよりも覚えていないだろうな・・・と思っていた。
会場に少し早く入り、彼女に会ってみた。私が自分の事を説明するまえに、ニーナさんは「あなたを覚えているわ!空港に来てくれたひとよね!」って言ってくれて、私、大感激!! 舞い上がってしまうほど嬉しかったぁ~♪

 

最前列で同じ紋別から参加の若い酪農女性と一緒に聴講。

全薬酪農セミナー

今回の内容はとても新しく興味深い内容ばかり。
特にペア飼育に関する研究結果は新しく、現場で取り入れも可能。
ちょっとトライしてみたい情報だった。

仔牛はハッチやペンで一頭ずつ飼養管理するのが今までの常識だった。しかし2頭~5頭のペア飼いをすることで、スターターや粗飼料の食い込みが上がり増体が増え、仔牛が環境の変化においてもストレスが軽減され柔軟性が持てるようになるとの研究結果を報告してくれた。もちろんペア飼いをするのには、必ず押さえておかなくてはならない注意点はある。この点に関して、かなりの質問も出されたけれど、私たちが通常考えられる不安要素は要点を押さえておけば問題ないようだった。

加え、哺乳量や哺乳方法の常識や粗飼料の給与時期の新しい情報もこのペア飼いを効果的にする方法であるものと考えられた。

何とも簡潔で理解しやすい内容だった。栄養管理ももちろん大切だけれど、仔牛の社会性も合わせて考えていくと、また新しい発想と効果がそこに見えてくることを感じた。

ずーっとマンネリしてきた飼養管理。自分なりにコレがベストかな?って思ってきたけれど、まだまだ色々な研究結果や成果が発表され、新しいステップアップに繋がっていけるような気持ちになった。それには施設的にも改善や工夫が必要だけれど、そういう観念を持てたというだけで仔牛を見る目が少し変わるような気がします。

今回のセミナーで、他にも懐かしいひとにも久しぶりに会えたことで、また自分の中でモチベーションが上がる思いを感じ、ちょっと体温が上がりました♪

本当に面白い内容のセミナーでした。
ニーナさん、ありがとう♪