2015 11月 07日

JA北海道女性リーダ研修会・北海道家の光大会

リーダー研修
5~6日、毎年札幌で開催される全道のJAに所属する農業女性の集いに
昨年に引き続き参加してきました。私たちのオホーツクは14あるJA女性部から事務局を含め54名が参加。

リーダー研修2
全道からは550名にのぼる参加者が一同に会し、2日間に渡り研修・各種発表・交流を図ります。

初日の講演は「JA女性部組織活動に期待するもの」と題し、福島大学教授 岩崎由美子さんのお話を聴く。

福島大学とあって、東北大震災で大きな被害を受けた福島の農業女性の被災から復興に向けての立ち上がりや取り組みなどを紹介。
その中で、4年半を過ぎた現在でも震災当時のまま、手つかずのままの地区も多い実態があることを踏まえ、農地も家も家族も何もかも失った農業女性たちが色々なひととのつながりを持ちながら、農業再生は勿論、地域住民、被災地域以外の消費者などのひととのつながりを構築しつつ、風評被害に立ち向かいながらも情報発信し頑張っていることを話された。

命の源である「食量」を生産する農業・漁業。一番に立ち上がるのは農業女性であること。女性の強さ・笑顔は何よりも計り知れないし尊いと。そんなお話に改めて、まだまだ北海道農業女性もやれることは、まずはひととのつながりをつくることが、一番の基礎になることを実感させられました。

その後、農業女性向けの農業情報雑誌として発刊から90年を迎える「家の光」、その雑誌の活用として各地域から事例発表が出され、上位3地区の発表を聴く。当オホーツク管内のJAサロマの鈴木さんが最優秀賞に輝き、全国大会出場の切符を手にされ、北海道の代表になられた。オホーツクエリアの席から大きな拍手が溢れた。

夜の全体懇親会、各テーブルに4地区の女性12名づつに席が指定されていて、食事や各地区のアトラクションやカラオケを聴きながら、交流を図る。
私のテーブルには音更・宗谷・千歳の方々が一緒だった。
勿論、初めて出会う人ばかり。でも着席する瞬間からすぐにお互いに声をかけあい、笑いや情報交換が始まる♪ 知らない顔するひとやしゃべらない人なんていない。アトラクションでは本当に芸達者な農業女性ばかりに驚く。爆笑の渦の中楽しい時間が過ぎて行った。なんと最後は550人全員で北海盆歌に合わせて盆踊りですよ~♪ スゴいでしょう!

2日目の研修ではJA北海道厚生連 高齢者福祉部部長 福嶋奈美子さんの「みんなで支える在宅介護」としてお話を聴く。
人は誰でも老い、死を迎えるということ。
そして、ひとは介護をする唯一の動物であるということ。
日本は世界中のどこの国よりも超高齢社会の進度は異常に速いことを掲げ、それ故に、高齢者介護における国の政策も自治体の整備も、すべてが追いついてない現状を目の当たり知らされた。

よって在宅介護を余儀なくされるが、日本は将来、親の介護をしたいという若者はわずかに30%、あのアメリカでさえも50%、韓国においては80%以上の若者が親の介護したいという意志がある。日本のこのショッキングな現実。
少子化の日本、孤独死や高齢者が高齢者を介護する介護疲れから起きる悲惨な事件は、これからも益々増加の一途をたどるに違いない。
では、どうしたらよいのか?

福嶋さんは、介護される側も、介護する側も早い内から、今からその準備をはじめることと指摘していた。その準備とは、介護される側は認知症にならない様にまずは、いつも脳に刺激を与える事。簡単に出来る事は、おしゃべりすること!言語を発するということは、一番簡単に脳に刺激を与える最良の方法なんだとか。
携帯やスマホでメールばかりの繋がりだけだと、言語を発することをしなくても良いので認知症になりやすいかもしれない。気をつけなくてはいけないですね。
お互いの目を見合って表情を感知しながら、おしゃべりをするって基本なんですね。 介護する側も、誰かに介護をする悩みや相談できるひとを、身近に作っておく必要があるということ。自分一人で抱え込む様なことになると悲惨な状態に陥りやすいためです。
ここでも、人とのつながりが一番大切なことを先生は強調されていました。
それが家族であれば一番良いのですが、そうも行かない事が多いのがこの少子化・超高齢社会。自分たちもいつか老いが来て、誰かを介護し、誰かに介護される側になる可能性は大きいのですから、今からその準備をしなくてはいけませんね。

印象的だった福嶋さんからのメッセージ
「人生の最後の時、誰の手を握って逝きたいですか?」

皆さんは、とっさに誰の顔が浮かんだでしょうか?

そして誰かに自分の手が求められる存在でも有りたいと思わずにはいられません。

そのためには今から、今から、日頃の心がけが必要です。家族があるならなおさらのことです。若いひとであっても、遠くない現実です。

研修最後は、農業女性が日頃の農作業の合間をぬって、作った作品や加工食品の「手作り工夫展」(展示作品数350点以上)をじっくり見て、制作者と対話をしながらの時間。

リーダー研修3
なかしべつ女性部が各支部ごとパーツに分けて制作し、一枚の大きなパッチワークに仕上げた大作。女性部全体の結集力を感じる作品。

リーダー研修4
おっぱいパンなんて・・・ユニークな手作りパン
勿論、牛さんのおっぱいということで、4分房ひとパック♪
乳頭の大きさもパッケージごとに違っているところなんか、リアルで笑えます。

今年度、道女性協も道内の農業女性達の加工食品を、全国規模で販売するギフトを試案中。
その内容が数種類展示されていた。きっと近いうちに販売にこぎ着ける事でしょう。楽しみです。

リーダー研修5
その他にもエーコープ商品試食コーナーもあって、会場は大賑わい。

そんな盛りだくさんの内容の研修だった2日間。
本当に出会いと新しい情報や発見、何よりも女性の輝く力に改めて強いパワーをもらいました。

2015 11月 03日

水の力、恐るべし

暖かな11月の始まりです。
早朝 牛舎に行くのに外に出ても奇妙な暖かさに驚いてしまう。
この暖かさもあと2日ほどらしく、その後は・・・・
当たり前の寒さが戻りそうです。

そんな暖かな日が続いている中でも、
10月末でTMRに加水するのを止めてしまった。
水道が凍ってしまう前にと、何故かいつもよりお早いしゃちょー判断。
例年なら、「今朝は酷く寒かったぁ~ ヤバイ 水道凍ってしまったかも・・・」と後悔してから、止めていたのにね。
今年は何故か転ばぬ先の杖と思ったのか、すでに水も落としホースも撤去。

エサを混ぜるのには、加水をしなくてもいい一手間が省けて、時短!
楽になりました。

が・・・・

夜牛舎

加水を止めた翌日の残餌の量が、通常の2倍以上もあってビックリ。
餌が食べ切れていない現実。

一頭あたりの加水量4~5kgなのですが、水分が減る事でモソモソして食べずらくなるのか、無駄にガサばかりで規定量を食べる前に満腹感になってしまうのか・・・
こんなに残餌が多くては、飼料設計上の栄養が摂取出来ずに、タダの廃棄物として処理され、無駄な餌代がかかっている事になってしまう。 大変な事です。
水分って、、、今更ながらに凄いアイテムなんだと実感させられます。
加水を止めて初めて知るこの事実。
牛って、、、本当にすぐ反応するということにも驚くわ!
時短出来て嬉しい~と思っても、牛は結果を突きつけてくれます。

牛1502

水の代わりに雪でも・・・と思っても まだ積もっていないしね 笑

設計士さんに相談です。
まっ、いづれは加水出来ない季節なので・・・
牛飼いって難しいです。

 

ほおづき2
毎年 こぼれ種で生えるフルーツホオヅキ。
一度、ジャムでも作ってみたいと思いつつも、なかなか作れずに
霜にあたってしまう。
一度に色まない、収穫しづらさもあるんです。
でも、毎年こぼれ種で生えるほおづきは、なんだか本来の味では無いような気もします。きちんとした種から植えないと美味しいほおづきは食べられないかもしれませんね。

いよいよ今年も2ヶ月を切りました。
早いですね。

今月は札幌出張3回、北見と網走に各1回と出張だらけ・・・
その他にも各種行事が入っていて外出の多い月です。
まるで師走の忙しさ、やり抜けて行かねばなりません。