2015 11月 26日

酪農講習会

昨日、オホーツクはまなす酪農組織連絡協議会とJAオホーツクはまなすが主催する酪農講習会がJA大会議室で出席者30名程で11時から14時の日程で行われた。

講師は全酪連技術顧問の村上明弘氏

演題「移行期は利潤の宝庫」と題して講演された。

村上さん4

全酪連スタッフが11ページ程の資料を用意してくれましたが、結局、村上さんが講演当日、ホテルの部屋で朝8時半から手書きで10時10分に書き上げたA4一枚の刷り上がりほやほやの資料に基づいて進められた。笑

村上さん7

意外に可愛い字を書かれる。それも鉛筆書きでびっしり。何か・・・味がありますね。思わず前のめりになって、読んでしまいたくなる気にさせてくれます。

村上さんにとってはこの講演時間では足りなさ過ぎ。
だって面白い脱線しまくりなんですもの。本線を見失い受講者に「何、話していたんだっけ?」と問いかける事なんて茶飯事。
でも、これって村上さんの話術のひとつだと思うのです。
受講者がキチンと聴いているかどうか、きっと察知するためなのかもしれません。この脱線もなかなか楽しいのです。脱線って、知識や教養、体験などが豊富じゃないとなかなか出来ないもの。村上さんのキャパの大きさを感じます。

牛1502 (2)
本題・・・
乾乳牛について乾乳期の意味と産乳経済性
乾乳期間を何日にするか、乾乳期を遅らす事による産乳収入と牛の健康に及ぼす影響、更に時期産乳期への影響などなど、コスト面など経済動物としていかに考えるか? 非常に難しい。
もう、畜主の経済センスと牛センスとしか言いようがない。
村上さんが今回よく口にしていた「カオス」という言葉。
酪農はもっともカオスの世界が多い産業だと。あまりにも不透明な部分が多く複雑すぎると。
しばし講演の中で、カオスを表現するかのように、両手で顔や頭をくしゃくしゃにするしぐさがとても印象的だった。
牛を見ればわかる! その見れば分かる、理解する方法を説いてくれる。
それには乾乳牛の特徴を良く理解する事にあると。そうすればどのように施設を改善し、栄養の面、馴致の面など総合的にそして連続的ににそれを提供する事で、生乳増産へ導く鍵となると説いていた。
掛けたコストが必ず乳代に反映するように経済的・労働投資をする。それには牛の安楽性は不可欠条件。この安楽性をいかに見極めるかがポイントに成りそうです。

受講者の中には普及員やJA職員も多く、そういった立場のひとにも「普及とは、相手の脳にやる気を提供すること」とであると投げかけていた。
相田みつをの言葉に「感動とは感じて動くことなんだなぁ」とあります。
確かにそうです。相手を動かさなければ、真の感動にも普及にも繋がらない。
感じただけ、言っただけではなかなか成果に繋がらないんですね。
私も真に感動したことには初めて行動が伴う、ただ「ふ~ん」って思っただけのことは、いつしか思っただけで終わってしまっている。
人を動かすって難しいことだけれど、やる気を奮い立たせる自分の鍛錬も必要ですよね。

村上さん3
セミナー後 再び村上さんは我が家で、普及員や若い酪農家などの有志が集まってのバーンミーティング。
村上さん6

村上さん5
本当にタフです。
「人脈接着剤」の村上さん、若い酪農家さんもドンドン自ら接着していって欲しいと思います。
実に楽しくわかりやすく、なんだか納得出来るお話がたくさんだったけれど、頭の中がカオス状態

ブログを書く事で整理中 笑

村上さん 本当にありがとうございました。
これからも、迷える酪農家さんのためによろしくお願いします。