2016 1月 29日

全酪連酪農セミナー2016

セミナーのため帯広へ1泊で出張。
お天気も良くて快適な道中。帯広は大雪の紋別に比べると、雪も少なくてまるで春先のような感じだった。
今年も全酪連酪農セミナーに参加。

「近未来の酪農経営に備える」
~10年後のための酪農経営戦略~

全酪連セミナー2016

5年前の2011年に我が家にも訪問してくださった、ラリー・チェイス博士が講師。チェイス博士は笑顔で迎えてくれ、快く写真に納まってくれた。
ありがとうございます♪感激♪♪♪
チェイス博士
写真提供は通訳を務められた齋藤さん。

今回のセミナーはいつもとは内容が変わっていて、酪農経営の継続やリタイヤについての考え方や計画、乾乳牛や仔牛、高泌乳牛群の飼養管理に対する考え方など、バラエティに富んだ内容でしかも、専門的に深く細かい栄養学的な数値ばかりの内容ではなかったので、私にとってはとても理解しやすくとても良かったです。
午前中から夕方までの長い講義時間、つい睡魔に襲われがちですが今回は終始一瞬の睡魔にも襲われなく興味深く受講できました。
特に今回は酪農経営の考え方という新しい分野にも及んでいたので、チェイス博士が酪農に於いて多岐にわたって精通されていることが理解できる。
我が家も近い将来、リタイヤ組。
アメリカにおいても日本と同様な酪農家個数の減少やリタイヤに伴う経営移譲に対する問題を抱えているのは同じようです。

そんな中で、これから酪農経営を継続していくための経営者としての知識や情報を得ていく専門的なプログラムをすでにアメリカでは行われているとの事。こういった酪農家として牛の専門知識ばかりではなく、経営者としての知識をしっかり学ぶ事で、単にリタイアの時期に完全廃業という選択肢の他に、経営者という立場で継続できる道もあるかもしれない。

仔牛の管理においては、初回初乳給与の量が、その仔牛の将来の発育産乳性を高める大きなポイントになるということ。大げさにいえば将来を決めるといっても過言じゃないのかもしれません。

乾乳牛の暑熱対策の重要性。
これは生まれてくる仔牛にとっても、産前産褥を乗り切るためにも暑熱対策は必須だということ。
また、高泌乳牛群の管理に於いて何を重視すべきか?という観点から、
まずはカウコンフォートと粗飼料品質が重要事項の50%のウエイトを占めるということ。カウコンフォート・粗飼料品質を無視して栄養(飼料設計)を考えても成り立たないことを強調されていた。
本当にごもっともなことですが、粗飼料品質の善し悪しは本当に難しい。
毎年継続的に良質な粗飼料を得るほど困難な問題は無いと思う。お天気相手の仕事の難しさです。

全酪連セミナー2016その2
現在 酪農作業分野においてロボットがかなり普及しはじめている。
しかし、ロボットはあくまでも作業をこなすだけ。
ロボットで得た大量の情報を、いかに畜主が理解し判断し実行に移す事が重要であるということを胆に命じなくてはならない。
作業的に楽になる反面、畜主の管理能力が問われるということですね。

“The Basic Always Win”
「常に基本が勝つ!」  by L.E.Chase

以上、雑ぱくな報告でした。全道から関係者を含め200名弱の参加者。
女性の受講者も随分と多くて嬉しい限りです。

チェイス博士・齋藤さんをはじめとする関係者の皆さん本当にありがとうございました。
まだまだ全国各地での開催が続くようです。

 

齋藤さんのテーブルの上には、意外な雑誌が置かれてあった・・・
「ねこ自身」!ですよ~ (暴露 スミマセン
猫・・・大好きなそうな・・・あまりにも意外過ぎて笑えました!

びっくりポ~ン!!!