2016 3月 31日

嬉しい訪問者

昨日夕方、たむら牧場を尋ねて来てくれた青年がいた。
四男の旭川高専時代の友人、学科は違えど息子と仲良く付き合ってくれていた青年だった。
4年前の夏休み、同級生4人、旭川から我が家に泊まりで遊びに来たことがあった。その当時のブログはココ。

酪農体験Ver.2

その中の青年だった。
昨日のお昼、札幌にいる息子から「Mが紋別に転勤になって来ているそう、そっちに顔出すって言ってる」と連絡が入った。

あ~らビックリ。
4年前たった一度会っただけ、一緒に搾乳や哺乳体験をしてもらったけれど、特にゆっくり話し込むことがなかったのに。。。
息子もいないのに、わざわざ挨拶に来てくれるなんて、なーんて人情味のある子なんでしょうと嬉しくなった。

夕方四時 まっすぐ牛舎の事務所に、人懐っこい笑顔をたたえて尋ねて来てくれた。
すっかり社会人になったM君。高専卒業後、大きな道内企業に就職。
最初の赴任先は北見。そして今回、紋別事務所へ勤務になったとのこと。

紋別で知っている人と言えば・・・と考えたらウチだけだったみたいで、とは言え、今の世代、
そんなことだけで会いに来ようと思うだろうか?脳裏をかすめても「まぁ~いいっか。」と思うのが普通だと思うのに、そこがM君の人間味のある素晴らしいところ。

4年前 我が家に来た時の事が、とても楽しかったと伝えてくれた。

しゃちょー共々、本当に嬉しかった。

仕事のことなど色々話しているうちに、あーっという間に搾乳開始時間も大幅にオーバー。 6時過ぎ、話は尽きなかったけれど「ゴメン、搾乳するわ」と名残惜しさの中、立ち上がる事に。

M君が帰ったあと、こんなこともあるんだなぁ~と嬉しい余韻に浸りながら搾乳。

きっと、またふらりと立ち寄ってくれそうな気がする。

ベリーワッフル

幸福な一日に感謝

 

 

 

 

2016 3月 30日

ちびちび哺乳

さすがに日中の気温が上がってきました。
雪解けも、加速してきています。連日、場内の雪山崩しに忙しい。

そこで、冬の間ずーっとカーフジャケットを着せていた仔牛達にも
脱皮してもらうことに。
仔牛1939.2仔牛背中
すっきり。ジャケットを脱がした仔牛の被毛は短くて艶やか~で綺麗。
健康そのものっていう毛づやです♪

今月分娩ラッシュ。カーフハッチはすでに満員御礼
来週にはトクを片っ端から出荷していかないと、♀仔牛が入るところがない
あと1週間分娩待って・・・と思うのだけれど 次の予定は近日予定しかも、双子ちゃん。一つのハッチに2頭のペア飼いもどきにするしか仕方が無いです。

興味深いデーターを入手。

「ちびちび哺乳」の有効性

昨年秋、ニーナさんのセミナーで話されていた、一度に2時間かけて哺乳するという話。手作業で一頭に2時間はムリな話ですが、個体差はあれど取りあえず2時間はほ乳瓶をホルダーから取り上げないことで、「吸う」ということを満足させたほうが仔牛は精神的飢餓状態にならず、満足度を得られ性格も温厚、社会的順応も早いとのことだった。

例えば、2㍑を哺乳するとした場合
バケツで給与は わずかに20秒
ほ乳瓶(ニップルの穴の大きさや形状、堅さにもよるが)は約3分
母牛から直接飲む場合は 約11分
だという試験データーがある。

今までどんな給与方法であっても、さほど成長には有意差は見られないという、報告を聞いた事がある。
でも バケツ哺乳には賛成できなくて、ほ乳瓶でホルダーを使わずに手持ち給与に徹してきた自分がいる。
でもね、やっぱり少しでも早く飲ませ終えたいという気持ちはかなり強い。
だから、ニップルの先を少し大きくしたりして、、、使い込んでいるウチにドンドン大きくなりダダ漏れ状態になった時 やっと新しいものと交換。
あまり意味ないね 笑 それでもまだバケツのみよりはマシかなと・・・
けれど、実感としてニップルの穴が大きくなってくると消化不良性の下痢が目立ってくるなと感じていた。

仔牛1939

その感覚は実は当たっていたことが今回理解できた。

そこでちびちび哺乳の有効性

1㍑あたりおよそ10分かけてちびちび飲ませることにより
1.誤嚥が防げる
2.唾液が良く出る
3.消化酵素が充分に分泌されカード形成がしっかり出来る
4.満腹感、満足度のアップ
がぶ飲みさせて一気に四胃に大量にミルクが入っても消化酵素の分泌が間に合わず消化不良になりやすいのかも知れません。
そして何よりもスゴいのが、
5.ミルクの乾物摂取効率が高くなると言うこと

乾物摂取の効率が高くなるということはどういうことか?

一日増体を1kgと設定したときに必要な全乳乾物量に大きな大差が・・・

バケツ哺乳なら 日増体1kgに必要な乾物は、およそ2kg必要ななるらしい(2kgの乾物を摂取するにはおよそ全乳15㍑哺乳しなくてはならない計算になる)

しかし、ほ乳瓶の小さい穴でちびちび時間を掛けた場合は
なんと、1000g~1400gの乾物量で一日1kgの増体が見込めるということ。

同じ増体で乾物の哺乳量にこんなに差が出るのです。
飲む速さでけの違いで・・・・

それだけゆっくり飲ますことで栄養の吸収効率が飛躍的に良くなるという事なのです。驚きの実験データーです。

ミルク代が節約できて、仔牛の成長もアップ!?

他にも色々と要因はあろうかと思うけれど、
こりゃ、ミルクホルダー付けて、ちびちび哺乳を実践してみる価値ありですね。

2016 3月 29日

オホーツクの春の海

オホーツク海
今年も・・・この冬一度も流氷のある海を見に来なかった。

でも流氷が接岸したのはわずかに今年は4日だけだったそう。

先日、興部町まで足を運んだ際、沙留の沿岸で足を止めた。
その日はひときわ青さが深い穏やかな海が広がっていた。
この色が自慢のオホーツク

波打ち際には、打ち上げられた流氷はひとつもなく、すっかり春の海。

オホーツク海2
春の海はどこか穏やかで落ち着く。

少しずつ、春に向けて 準備。
雪解けに負けないように。

 

転勤、異動とひとの動きもざわざわ・・・

私はこの地でまだどっしり動けません。

あっ、うちのキジマル(♂)・・・・
最近 2~3日間の無断外泊が多くなった。
やっぱり春ね~

キジ6

2016 3月 27日

臨月かな?メイちゃん

メイ
昨年10月末、子作り応援をして5ヶ月目ぐらいに突入。
4月中には出産かしらと期待している今日この頃。

メイ2
このお腹の様子だと間違いなく子ヤギが入っていそう♪
何匹生まれるかしら? 雌雄の割合は?などと想像してしまう。

メイ5メイ4
まぁ~、もしゃもしゃと良く食べます。
普段は牧草サイレージや乾草ばかりだけど、たまに食料品店から廃棄されるキャベツの外葉を貰ってきたものやりんご、バナナなどあげるとそれはそれは大喜び。
私がヤギ小屋に行くと、私の顔よりも何かもっていないか、真っ先に手元に視線が行っているのが良く分かる 笑
手に持っていると小屋の奥から走って寄ってくるけれど、何も持っていないとわかると呼んでもムシされ、近寄ってもこないわ。しっかりしてるのよね。

春一番の楽しみな日はいつかしら?

 

2016 3月 26日

牧場視察

お彼岸も過ぎたというのに、ここ数日寒い日が続いています。
年度末、多忙の中、近々の視察の依頼が舞い込んできた。(大汗

とは言え、昨日久しぶりの視察受け入れ
訪問者は隣町 興部町の笹岡牧場の皆さん。

社長ご夫妻をはじめ牧場スタッフ、新規就農希望の実習生やJA職員までと総勢7名、雪が舞う寒いなか訪問してくれました。
笹岡牧場訪問2
笹岡牧場のスタッフはみ~んな若い人たちばかり。
それも、みんなきっちりとした仕事に対する意識と向学心を持っている。
笹岡牧場の社長さんとスタッフの関係もなかなか良さそうと感じられた。

中でもムードメーカー的存在の青年は明るく、面白く素直!
自分の気持ちをストレートに表現する素直さに感動する。(おばちゃんはこういう青年好きだなぁ~笑)

女性陣は冷静、しっかり者さんで頼もしいわ!

笹岡牧場訪問
新規就農を目指している現在酪農学園の女子生徒さん、大学の休み期間を利用しては北海道各地の酪農家さんで実習を重ねている頑張り屋さん。

こんな若者を見ていると、嬉しくなる。
そんな夢や希望を持っている若者に、たむら牧場から何か得られるものがあったのでしょうか?
でも、こうして訪問してくれ、しゃちょー共々嬉しさいっぱいです。

笹岡牧場訪問3
これからの酪農界を担う若者達にエールを送るべく、ささやかなランチを提供♪ 喜んで貰えてよかったわ。

笹岡牧場の社長の奥様
まだ小さいお子さん3人の子育て真っ最中なのに、スタッフのために手作りパンを焼いたりと本当にマメなの。感心してしまう。
昼食のお手伝いもしてくれ、とてもフレンドリー♪ 色々な保存食の仕方や料理の話をしながら楽しかったわ~。

写真提供は笹岡牧場さんです。ご協力ありがとうございました。