2016 11月 25日

酪農セミナー

24日(JAオホーツクはまなす本所)25日(JAオホーツクはまなす上渚滑支所)で2日間に渡り、酪農セミナーが開催され両日とも参加してきた。

全酪連 酪農生産指導室 技監 齋藤 昭氏が両日の講師を務められた。

初日は「強化哺育」の基本・全般について、2日目はさらに踏み込んだディープな内容。

初日の前檀で、普及センターから当JAの仔牛の死廃率の現状報告がされた。

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仔牛から経産牛まで年間の死廃のうち、生後3ヶ月未満の仔牛のへい死が半分を占めている現状。
特に冬場のヘい死が多く、下痢や肺炎によるものがほとんどを占め、防寒対策の徹底を呼びかける内容でした。

その後、齋藤氏のお話でしたが、普及センターの仔牛のへい死は下痢や肺炎などを冬場に起こす大きな原因は、寒冷対策のためのミルクの増量をしていないことからの栄養失調による発病からへい死へがほとんどであるということ。

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冬場の仔牛のエネルギー要求量が増えるのにも関わらず、下痢をするからといって通年を通して同じミルクの給与量であることが一番の大きな原因と指摘。 エネルギー不足による免疫力が低下。これを改善しないといくら投薬をしても健康が回復せず、成長が止まるどころか悪化させてしまうと。
我が家も増量はしているものの、やはり増量不足でした。
極寒時は5割増し・・・と聞くと・・・ やはり ビビります。  我が家みたいに外で飼養している仔牛は真剣に増量しないと増体は見込めないんですね・・・ 下痢や消化不良が怖い・・・お金もかかるけれど・・・やって見なくてはと思った。
ほら、齋藤さんのテーブルには缶コーヒー、チョコレート、栄養ドリンクが常備。牛は脳に栄養は必要なのかわかりませんが、人は脳にも栄養を補給しなくてはならないですからね。セミナーはかなりの脳の消耗を激しくしていることが覗えますね。

やはり、通常通りはいけないという事。しっかりとしたエネルギー増量を胆に命じなくては。

強化哺育が今やスタンダードな哺育技術として近年深く浸透してきている。
すでにこの技術が日本で普及し始めて12年!

私も幾度となく、このセミナーに参加して実践していきているけれど、困難にぶちあたること未だに多し。
出生からこの牧場から居なくなる日まで、その牛は一生の色々なステージにおいて、スランプがあったりと右翼曲折しながら一生を終える。
なかなかすんなりと一貫教育みたいに行かないことが現場では多い。それは施設だったり、エサの変化だったり、人為的であったり、気候や環境だったりと本当に様々な要因が複雑に絡み合って、平穏な一生をまっとうすることが難しい。
30年も酪農していきてるのに、たったの1年も上手くいった年はない。

上手く行かないから、いろいろ試行錯誤できる楽しさもあるのかもしれませんが。

いつも問題山積だわ~。

初日のセミナー後、齋藤さんは我が家訪問。(おきまりコース、拒否は許されません 笑)

今回は自称、たむら家の5男と名乗る道北の酪農青年も同行。

夜は事務所で5男も交え夕食を囲みながら、談笑。
齋藤さんは仕事の話をしたかったようですが、しゃちょーが器用にブロック!
すぐに趣味への話へと流す 笑

何だかんだといっても、楽しくも嬉しい訪問です。
成果は出ていない牧場ですが、こうして長きに渡りお付き合いして頂けるのはありがたいことです。

今回の事務所での写真は不覚にも取り忘れ・・・・

我が家の5男君も紹介したかったわ! なんとも、めんこい奴なのです。

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とにかく これからの寒く長い冬を乗り切るためにも、様々な面においての防寒対策をしつつ
仔牛も人も気持ちよく快適に乗り越えたいものです。

齋藤さん 2日間に渡り、本当にありがとうございました。