2017 3月 15日

踏み外し

昨晩の搾乳の事。
先頭で入ってきた牛。

ミルカーを付けてまもなく、ミルカーを蹴り落とそうとしたのでしょうか?
挙げた足の着地点が床ではなかったみたい


踏み外して片足落ちてしまった。
希にこんなことあります。
でも、私、焦りません。
後の5頭の搾乳が終わるまでこの状態をキープ。しばらく休んでいて下さいとばかりに 笑
後5頭が搾り終えたら、退出ゲートを開けて、あとは自力で起き上がってもらう他ありません。

この牛は幸い、若い牛で踏み外した足も蹄痛がない牛でしたので、容易に起立して退出していきました。
まだ搾乳の途中だったので、もう一度ピックアップして再度搾乳。

まったく、余計な手間をかけてくれる鈍くさい牛だこと。
過去に一度、踏み外しもがいているうちに身体ごと全部落ちてしまい、ひとの出入りドアから外へ出て行ってもらったことがあった。

搾乳中のトラブルやアクシデントは結構色々とあるものです。
一番困るのは、ミルカーの機械類の故障とパーラーの中で牛が起立不能に陥ってしまうこと。
今回のアクシデントは軽い方です。

 

 

2017 3月 10日

北見管内乳質改善協議会女性研修会

今日は北見で開催された酪農女性研修会に参加。


午後からの研修会前に懇親会と称して、ホテルの豪華ランチで1時間ほどの他地域の酪農女性との交流会。
北見管内から70~80名の参加者。ランチは美味しくて大満足♪

さて、研修会。


今回の研修テーマは「優良生産者の事例発表」(湧別町 安藤牧場ご夫妻)


安藤夫妻 いつも明るくて仲がいい。
そして、今回の座長を務められたホクレン酪農技術顧問の菊池 実氏による
「仔牛の損耗帽子の重要性について」の2本

安藤牧場ご夫妻とはもう7年ぐらい前、ある獣医師を通じて交流を持ってから年に1~2度程度だけれど
お付き合いがある若いご夫婦。
そんな安藤牧場が菊池氏の目に留まり、今回の事例発表の場に立つ機会を得られ、とても誇らしく思えた。
たむら牧場はそんな彼らの密かな応援団。特にしゃちょーは大好き! なんでもしてやりたいって思うらしい。

私も同じ。早速、晴の舞台を聴きに行ってきました。


緊張気味に説明する安藤君

安藤牧場の取り組み
菊池氏曰く、ニュータイプの牧場だと言う。
ニュータイプとは一体どう言うことか?

今まで乳質の良い牧場は、それはそれはこだわりを持って良質乳の出荷に努めている酪農家がほとんど。
それは時として経済的に採算を除外している域に達していることすらあることが多いと。

しかし、安藤牧場の経営姿勢はそんな優良牧場とはちょっと違う。


なんと言っても、「働かずに結果を出したい」との思いが強いのです。
只単に働かないのではない、キチンとポイントと、最低限守らなくはならいことは押さえての事。
だから、結果が見いだせているのです。余力が出来た分、次への効率を考える時間と、日々の仕事の原動力の源を得る時間に回せ、
体力的にも精神的にもバランスの取れた経営を確立している。見事です。

感心するのはこればかりではない。

夫婦が共に牛群管理をしっかり把握していること。個体には一頭づつ全頭ニックネームがつけられいる。
夫婦間で「見える化」を計れるようにと、牛舎の事務所には牛に関する重要なデーターがわかりやすいように、オリジナルで作成され貼られている事。このマメさはスゴい。とても真似できないすご技だと思う。
この差は大きな差だと実感せざるを得なかった。

そして、さらになかなか出来ない事が・・・


キチンとその年の目標が掲げられている点。

今年はこうしたいな・・・的な頭の中での目標はあれど、文字に表して張り出すことなんてしていない。

目標を見てみると経営のことをはじめ、おばあちゃんに冷蔵庫を買ってあげる!とか車を買う!ことまで幅広い。
そこがまた、人間味のあるところだと感心してしまう。

夫婦間でこれらの張り紙をいつも見ることで、一年間同じ目標をブレずに持ち続けることが、大きなエネルギーになっているのだと思った。

 

酪農は営農年数じゃない、作業は楽してでも、その分キチンと牛の管理に人一倍目が向いているかということが一番重要だということ。
それをあたかも表向きには、牛は好きじゃないとか楽したいと話す安藤牧場の裏側には、牛に対する畜主としての愛が人一倍大きいことを思い知らせれた気がした。

正直 我が身が恥ずかしいとさえ感じずには居られなかった。

 

本当に夫婦共に等しく頑張ってる姿は本当に眩しい。

これからも、益々 ニュータイプの牧場として頑張っていって欲しいわ。
本当、今日は刺激をいっぱい頂いた! ありがとう!

 

2017 3月 09日

生きていることの意味

昨日、神経系の障害を煩っている友人宅を訪ねた。
半年ぶりぐらいの再会。
4時間ほどの滞在だったけれど、全く話が途切れない。

彼女と話していると、いつも気づかされることがある。
見失っていたこと、普段気にも留めていない事などなど・・・

今日の会話のなかで、生きている事の意味について感じた。

 

彼女は神経の病で歩く事さえ不自由な身体。
たくさんの誰かが、支えてあげなくては生活が成り立たない。
そんな彼女でも、彼女を頼る人がたくさんいることに気づいた。

そう、彼女は身体は不自由であっても、こころが誰より健全だということ。
支えてもらいながら生活しているだけに、様々な嬉しい体験も辛い体験もしていきている。
彼女でなければ、伝えられない、伝わらない「こころ」がそこにあるから。

涙をにじませながら、こんな私でも生きている意味があるみたいって・・・・

重い言葉だった。

人に頼られることで、自分の存在も自分の価値も幸せも感じられるもの。
健常者の自分が身勝手な言動をしていたのでは、せっかくそこにある大切なものを感じとれずに通り過ぎてしまう。

 

頼られるって・・・どうしたらいいのでしょうね。

 

 

 

彼女、「ホントは私って腹黒いのよ」って笑う。

「この前、胃にポリープが出来たみたいで取って貰ったの、そしてね、先生にこう聞いたの。
私の腹黒いのも直りましたよね?」とジョークを飛ばす彼女。

もう、私 笑いました。

 

生きていることの意味

 

彼女の人生は、私の師かもしれないと思うひとときだった。

 

 

 

2017 3月 07日

突然の別れ

7年程飼ってきた雄ヤギの「ムコドノ」

先月、全く知らない方から、ムコドノの貰い先から紹介されて・・・と一本の電話。

ムコドノが欲しいと・・・

しゃちょー、もう、5産した雌ヤギのメイちゃんの繁殖をやめようと思っていた先だったので、承諾。
春になったら・・・・というお話で電話を切った。

暫く、爪も切っていなかったので、まさに婿に出す前に爪も綺麗に整えなくてはと、牛の削蹄師さんが来た時に一緒にお願いして切って貰ってあった。

いつ来るかも分からないままだったのに、突然これから貰いに行くからと電話が入る。
何だか、余りにも突然で・・・


家畜車に乗る前に最愛のメイに最後のご挨拶・・・・
とかくムコドノは一方的にメイのことが大好き。名残惜しそうに・・・フェンス越しに・・・
ゆっくり挨拶も出来ぬまま家畜車に乗せられてしまったわ。

 


家畜車の中にはポニーが2頭。

新しい飼い主は、ヤギを繁殖させて本州に販売している馬喰さん。
60匹もヤギを飼っているのだとか。
トカラヤギやミニヤギも♪
近親交配を避けるために新しい雄ヤギを探していたのだそう。

ムコドノ、ずっと禁欲生活が長かったら、今度はハーレム状態で彼にとっては幸せな場所?なのかもしれない。
忙しくなるよ!笑

夕方まで私は北見に出かけていたので、もう少しお迎えが早かったら別れ際に立ち会うことが出来なかった。
取りあえず、新しいムコドノの門出を見送れて良かった。

 

 

2017 3月 02日

弥生月のお節句

今日も暖かな穏やかな一日でした。
圧雪された雪道もすっかりしばれが緩み、ざくざく状態。
ひとも猫も足の運び先に戸惑う。

明日は桃の節句

娘もいないし、孫にも女の子がいないので、自分のためのお節句
節句は季節に見合った供物を神に捧げ、人々が共にその供物を頂くことで、邪気を払い、人々の繋がりを深める機会なのだかとか。
頂きもの中から春らしいものを作って,頂いた方々に感謝をしつつ、季節の節目を感じ新たな季節に向かい鋭気を養うことに。

 

高級な酒粕を頂いたので、お菓子に。


旭川にある酒造メーカー「男山」の酒粕です。
甘酒にはしないで、チーズケーキにしてみることに。


パッケージの帯には、ちょっといいメッセージが。
きっと美味しいレアチーズケーキになりそうな予感をさせてくれます。


いい香り。

頂きものばかりですが、こちらは「十勝晴れ」というお酒の酒粕で作られた甘酒♡
桃の節句にちなんで、淡い桃色。とても綺麗。味わいも桃色にふさわしく、とてもすっきりと優しい甘さ。


ここのところ、巷では酒粕がちょっとしたブームですものね。

 


桜の塩漬けをあしらって、出来た酒粕レアチーズケーキ。

自画自賛、美味しい♪

やはり、いい酒粕はいい仕事をします。

55回目の弥生の節句。
ちょっと贅沢した気分になれました。

どんな季節が巡ってくるのでしょう? 暖かさも相まって心弾みます。