2017 3月 10日

北見管内乳質改善協議会女性研修会

今日は北見で開催された酪農女性研修会に参加。


午後からの研修会前に懇親会と称して、ホテルの豪華ランチで1時間ほどの他地域の酪農女性との交流会。
北見管内から70~80名の参加者。ランチは美味しくて大満足♪

さて、研修会。


今回の研修テーマは「優良生産者の事例発表」(湧別町 安藤牧場ご夫妻)


安藤夫妻 いつも明るくて仲がいい。
そして、今回の座長を務められたホクレン酪農技術顧問の菊池 実氏による
「仔牛の損耗帽子の重要性について」の2本

安藤牧場ご夫妻とはもう7年ぐらい前、ある獣医師を通じて交流を持ってから年に1~2度程度だけれど
お付き合いがある若いご夫婦。
そんな安藤牧場が菊池氏の目に留まり、今回の事例発表の場に立つ機会を得られ、とても誇らしく思えた。
たむら牧場はそんな彼らの密かな応援団。特にしゃちょーは大好き! なんでもしてやりたいって思うらしい。

私も同じ。早速、晴の舞台を聴きに行ってきました。


緊張気味に説明する安藤君

安藤牧場の取り組み
菊池氏曰く、ニュータイプの牧場だと言う。
ニュータイプとは一体どう言うことか?

今まで乳質の良い牧場は、それはそれはこだわりを持って良質乳の出荷に努めている酪農家がほとんど。
それは時として経済的に採算を除外している域に達していることすらあることが多いと。

しかし、安藤牧場の経営姿勢はそんな優良牧場とはちょっと違う。


なんと言っても、「働かずに結果を出したい」との思いが強いのです。
只単に働かないのではない、キチンとポイントと、最低限守らなくはならいことは押さえての事。
だから、結果が見いだせているのです。余力が出来た分、次への効率を考える時間と、日々の仕事の原動力の源を得る時間に回せ、
体力的にも精神的にもバランスの取れた経営を確立している。見事です。

感心するのはこればかりではない。

夫婦が共に牛群管理をしっかり把握していること。個体には一頭づつ全頭ニックネームがつけられいる。
夫婦間で「見える化」を計れるようにと、牛舎の事務所には牛に関する重要なデーターがわかりやすいように、オリジナルで作成され貼られている事。このマメさはスゴい。とても真似できないすご技だと思う。
この差は大きな差だと実感せざるを得なかった。

そして、さらになかなか出来ない事が・・・


キチンとその年の目標が掲げられている点。

今年はこうしたいな・・・的な頭の中での目標はあれど、文字に表して張り出すことなんてしていない。

目標を見てみると経営のことをはじめ、おばあちゃんに冷蔵庫を買ってあげる!とか車を買う!ことまで幅広い。
そこがまた、人間味のあるところだと感心してしまう。

夫婦間でこれらの張り紙をいつも見ることで、一年間同じ目標をブレずに持ち続けることが、大きなエネルギーになっているのだと思った。

 

酪農は営農年数じゃない、作業は楽してでも、その分キチンと牛の管理に人一倍目が向いているかということが一番重要だということ。
それをあたかも表向きには、牛は好きじゃないとか楽したいと話す安藤牧場の裏側には、牛に対する畜主としての愛が人一倍大きいことを思い知らせれた気がした。

正直 我が身が恥ずかしいとさえ感じずには居られなかった。

 

本当に夫婦共に等しく頑張ってる姿は本当に眩しい。

これからも、益々 ニュータイプの牧場として頑張っていって欲しいわ。
本当、今日は刺激をいっぱい頂いた! ありがとう!