2018 3月 15日

春、勇み足

10℃を超える気温の日もあったかと思うと、
今日は昨晩から雪降り。

一歩、春に近づいたかと思うと2歩後退。
雪解けは進んでいません。まだまだ雪深い紋別。
なかなか春まっしぐらとはなりませんが、最低気温が一桁だったり、日が随分と長くなりました。これはとても嬉しい春への変化です。

ハッチの前カーテンも取り去り、パーラーの寒さ除けのビニールカーテンも撤去。
どんどん春仕様に変わりつつあります。

牛達はどうこの季節の変化を感じているのでしょうね。
少しは暖かいと感じ喜んでいるのでしょうか?
牛群再編成から1か月。やっと落ち着き乳量もじんわり上がってきているみたい。
でも、餌混ぜは一回多い分ちょっと午前中は忙しさアップになってしまっているけれど、心なしか楽しい。

愛知から戻って、はや半月。搾乳従業員もいない作業サイクルにも慣れ、今日はのんびりとマーブルチョコパンを焼く時間が取れた。

冷凍庫の保存パンがなくなり、大問題。
午前中、なかなか朝食に上がれないので、一時の空腹を満たすパンは必需品ですから。

勇み足の春も、そのうち駆け足になるのはもうすぐ。

毎年の様にひとの異動も慌ただしい時期です。
移動の無縁な私たち。遠のく人たちの背中を見つつ、この地に巡ってくる人たちに希望を感じながら春を待ちます。

2018 3月 13日

霜ばしら

初冬、地面を持ち上げる霜ばしらが立つ朝。
霜ばしらを無邪気に踏みつけながら歩いた幼少期。

そんな懐かしい風景を思い出させる飴に出会った。

昨年11月。ネットでふと目にした「霜ばしら」という飴。

一目で、口に含んで見たいと思った。

宮城県仙台市にある「九重本舗 玉澤」という老舗菓子舗
創業延宝3年というから、今から343年前。
そんな歴史あるお店の職人が手作りで、しかも冬季間のみしか製造しないとう極上の飴、「霜ばしら」

迷いに迷って12月に注文したところ、その時点で3か月待ち、納品は3月に入ってしまうということ。
待って待って今月8日届く。


とても湿気に弱く割れやすい飴ということで、らくがんの粉の中にすっぽりと埋もれていた。

そーっとつまみ出すと・・・本当に霜ばしらの様な繊細な姿が・・・
何て、素敵なのでしょう。目が釘付けに。

口に含むと、すーっと溶ける優しい口どけに感動する。冬にだけ出会えるくちどけ。
菓子職人の技に、日本の風情と優雅で繊細な甘露が相まって、感極まる思いです。


壊れてしまった飴は、まるで、踏みつけた霜ばしらのよう

友人がこの飴をみて、「まるで天女のおやつのよう」とステキな表現。
本当にそんな表現が合う。

震災で被害にあったでしょうに、こうしてまた未来へと日本の良き職人技が受け継がれてることに、心厚くなります。
震災後7年がたった今も、心に深い傷を負ったまま生活している子供たち。
震災の日が近づくと学校に行けなくなったり、カレンダーの3月11日を塗りつぶして、その日の存在を消去してしまいたいと願う子供たちや人々が生活をしている。

誰にでも抱えている傷。いつかこの傷が癒えることはなくても、耐えてきた強さとなって力強く生きて行って欲しいと願います。

震災の地で歴史を刻んでいるたくさんの逸品。

感謝していただきます。

2018 3月 12日

問い合わせ多し

全国各地、カラスの被害は深刻そうです。
先日、佐賀県の農林水産部の方からカラスの被害にあった画像を使用させてほしいという依頼があった。

またまたこの画僧です。人気です(苦笑)
佐賀県の酪農家さんへのカラス被害予防のための啓蒙パンフレットを作成したいとのことでした。
意外とこんな写真、撮られていないのですね。

担当の方は知り合いの方から、我が家のブログにカラス被害の記事のことを知ったとのこと。
私の知らないところで、知らない方が目を通していてくれている驚きと有難さを感じました。
そして、お役に立てるなら、こんな嬉しいことはありません。

北海道はこのハシブトガラスが主流。
くちばしが太くて、かなり凶暴で頭が良い。

写真で見る限り、くちばしを閉じているときは、目はパチクリ意外と可愛い顔してるのですが、くちばしを全開にして、顔周りの毛を逆立てて啼き叫ぶ顔は、ホント腹が立つほど可愛げない。

昨日も一頭乳房に大きな穴。
幸い血管ではなかったので、出血することはなく、こんな状態に・・・
牛もどうしたものだか、なぜ突かれても抵抗せずにこんな大きな穴になるまで、突っつかれているのでしょう?起立不能な牛ではないのに、その心理がわかりません。

カラスは自然界の掃除屋ですから、そちらの方に専念して欲しいものです。

2018 3月 10日

春の嵐、第2弾

3月1日は道内暴風雪で荒れ、昨日は気温急上昇に伴う豪雨で道内は、大変な状態になっている。
美瑛町では護岸工事の作業員が流雪に流されたり、十勝の市街地では至る所で道路が冠水し通行に支障をきたしたり、住宅や牛舎が浸水したりしているところも。
河川の増水により溶けた雪や氷が土石流化している状態。



昨日、大樹町の川の様子  写真提供 写真家・広沢圭司(私の高校時代の同級生)

幸い我が地域は、気温は高かったものの雨量は思ったほど少なく、雪解けによる被害は無さそう。
でもまた、一段と敷地内ツルツルになり、私は弱り目に祟り目のような2次被害にあわないように、
忍者のごとくすり足で歩いています。

荒れる三月です。
そんな中、悲しいお知らせも。
7年間 我が牧場のマスコットして飼っていた「メイ」が昨日永眠。
急死でした。しゃちょー淋しそうです。

ヤギは不思議と癒される存在でした。人に媚びることもないけれど、まつわり付くこともなく、話しかけると
何か通じるものがあり、自由奔放さがとっても面白い存在でした。
たくさんの子ヤギを出産し、その子ヤギ達は他の地域で可愛がれている。
今更ながらに、一匹ぐらい子ヤギ残しておけば良かった思う。
ムコドノが貰われて行って丁度2年。
山羊小屋は、ぽっかりと冷えた空気を囲い込んでいるかのよう。

懐かない猫たちに、ちょっと愛情を向けてみようと思う(笑)
随分と大きくなったわ。

そして、今週は怒涛の一週間。
まるで春の嵐のような忙しさだった。

「農家の友」という農業月刊誌の取材。
札幌からライターの女性が牧場に来られた。
私が愛知から帰宅してまだ5日。牛舎の掃除も何もかも手が回っていない状況の中のこと。
普及センター経由で依頼がきて、、、どうしてもと。。。。
「求められるなら、ハイ!喜んで!と受けよ!」という教えが頭をよぎる。
誰ですか?私にこんな教えを説いたひとは・・・・

そんなこんなで取材当日。暴風雪の後の冷えこんだ寒い日だった。
札幌から遠路はるばる雪道をお見えになった。
なんと、私と同じ年。 ライターを始めて30年になるとのこと。
そんな身の上話をしながら、雑談かのようなやり取りが続いて、なんとも不自然な写真撮影(笑)顔引きつるわ。
彼女が撮影のために、牛舎に入るなり、「美人さんが多いわ~♪」と。
ちょっと、驚いた。仕事柄色々な牛舎を訪問することが多く、牧場によって全然顔つきが違うのと話してくれた。

こんなので記事になるのかと思いきやすぐに原稿が上がってきた。
そんなに詳しくメモっている風ではなかったと思うけれど、さすがライターですね。
早くも4月号の紙面を汚してしまうそうです。皆さんごめんなさい。

続いて繁殖検診
長期不在が影響したのでしょうか、成績悪し、獣医師も2月は致し方ないですねとフォローしてくれる(笑)

続いて確定申告
税理士さんが来て昨年の申告結果を報告しに・・・夫婦そろって昨年一年間の経営を振り返った。
それなりに社会貢献します。

今日、牛全頭削蹄日。
冬季間、蹄浴が出来ないこともあって、皮膚炎多発。乳量が伸びないはずです。

このほかにも、乳検や各種会議等と毎日この時期は怒涛の日々。

来週はちょっと隙間がありそう♪

2018 3月 07日

春の嵐の後

3月1日全道的に荒れ、4日は10℃という気温急上昇。
まるで4月下旬を思わせるような温かさ。
しかし、その後気温急降下。当たり前の寒さに戻ってしまった。

当然、雪は溶けて表面はツルツル 
その上に夜には、ふんわり、サラリと雪のベール。
6日の朝の事。
その状態が危険だという事を、寝起きとあって全く頭に入っていなかった。
早朝、牛舎に出勤時。
裏玄関を開けると少し下り坂になっている。
ふんわり、サラリの雪のベールが私の危険感知を狂わせた。

思いっきり、派手にすっころんだ。
激しい尻もちと後頭部強打。
しばし雪の上?アイスバーンの上であまりの痛さに立ち上がれずもがいた。
やっと気を取り直して、立ち上がり牛舎へ出勤。

後頭部を触ると大きなたんこぶ。
とりあえず頭痛やめまい、吐き気がないので大丈夫と思ったけれど、如何せん尻もちをついたお尻が痛い。
パーラーで良かったと実感。立ち仕事は普通にこなせるけれど、しゃがんだり、かがんだりが痛くて出来ない。
きっと尾てい骨にヒビでも入ったのでは?と思うほど。
転倒初日はホント辛かったですが、二日目の今日は随分と楽になりました。
大事には至っていなかったようです。
3週間も家を空け、帰宅早々今度は骨折とかで牛舎作業出来ないだなんて、許されないですから(笑)

皆さんもお気をつけてください。
これから、寒暖差が激しい季節ですので要注意です。

加えて、怪しい葉書が一通、私宛に届きました。

詐欺まがいの架空請求です。
こちらも、皆さん、お気をつけてくださいね。