2018 9月 10日

よつ葉乳業北見工場


我が家の生乳を出荷している乳業メーカー「よつ葉乳業」
ここ紋別には、紋別だけど「よつ葉乳業北見工場」がある。オホーツク管内から毎日およそ620~630tの生乳が運ばれ、バターや脱粉・生クリームに加工されている。
中でもバターの生産量は日本一を誇る。 一日20tものバターが作られ、このうち、ココの工場にしかない「バターチャーン」という機械で作られる特別なバターの8tが含まれる。
このバターチャーンで作られたバターは本当に美味しいの。バターは「よつ葉」以外には考えられないほど、私はお気に入り。自慢の乳製品です。

今回の北海道、胆振で起こった地震による、道内全域での停電、酪農界も悲劇が起こった。

停電により酪農家は搾乳が出来ない。発電機で取り合えず搾乳が出来ても、生乳の受け入れ先の乳業メーカーの工場が停電により稼働出来ない事態に陥った。
酪農家はやむを得ず、生乳を廃棄せざるを得ない事態になった。
道内にはおよそ各乳業メーカーの工場が30箇所ほどあるのですが、震災時、発電機で稼働出来たところはわずかに2箇所。

この2箇所が「よつ葉乳業」十勝主幹工場と北見工場だったのです。

道内全部の乳業メーカーで処理出来る生乳は一日およそ1万トン。
しかし、今回の停電でよつ葉の2箇所の工場で処理できる生乳は2000t強だそう。
単純に8000t弱の生乳が路頭に迷ったというか廃棄に至ってしまった計算になる。

個々の酪農家は出荷先の乳業メーカーを選ぶことが出来ないので、それを考えると・・・十勝やオホーツクのよつ葉に出荷している酪農家は幸運だったとしか言いようがない。

北見工場の酪農担当の職員さんにお聞きしたところ、今回の停電で、道北の浜頓別にあるよつ葉に出荷している生乳をはじめ、オホーツク管内の他の乳業メーカーへ出荷している酪農家さんの生乳も工場で最大処理できる量まで受け入れたとのこと。
佐呂間町や遠くは小清水からも受け入れたそうです。
少しでも廃棄乳を減らすために・・・何て有難いこと。

よつ葉乳業は農民出資で作られた農民のための乳業メーカーです。まさにその志をしっかりと受け継がれてるから、自家発電に莫大な資金が掛かっても設備されていたのだと思わざるを得ない。
酪農家の苦労を無駄にしない。そんなよつ葉乳業の思いを痛感したところです。
益々、よつ葉乳業LOVE♡になりそうです。

今回の停電で牛も人も大変な思いをしたけれど、改めて分かったこと、これからの課題も明確になったのも事実。
酪農家も乳業メーカーも今後新たに一歩踏み出すきっかけになったはず。

災害に強いネットワークの確立。

ギュッと胸をつかまれた気がします。