2019 5月 28日

牧場視察へ

今日は暑さがおさまり、曇り空の過ごしやすい一日となった。
一昨日は紋別最高気温36.5℃、お隣の佐呂間町では39.5℃までと過去最高記録を樹立する暑さとなった。昨日も夏日以上の暑さはあったものの、二日前の気温に比べれば大したこともなく、温度計を見る気にもなれなかった。
夜はググっと気温が下がり、肌寒く思わず「サブっ」っと声が出てしまう程で
お陰様で夜はぐっすり。一日で寒暖の差が20℃!凄いですね~北海道(笑)

さて、今日は兼ねてから訪ねてみたいと思っていた牧場へ、友人とふたりで脚を運んだ。

興部町吉住の笹岡牧場さん
「魅せる牧場」でありたいと願う社長さんの思いがいっぱいの牧場
この「魅せる」という言葉がどういうことなのか?実際に見てお話を伺いたかったのです。経産牛150頭程のロボット1基とアブレストで搾乳し従業員5名。従業員はすべて若い日本人の男女ばかり。羨ましい!
牧場は中央に広い芝生が整備され、その周りを牛舎やバンカーが立ち並び、牧場全体が広々と見渡せ、解放感に溢れた牧場。

沢沿いにあるため牛舎の裏はすぐ川。牛舎の増築など制限はあるものの、その立地を上手く利用しながら、牛には快適な環境創りに工夫されていた。この画像は
乾乳のパドックなのですが、大きな樹木があり日陰と川からの涼風もありとても快適そう。何といっても、従業員一人でも各ステージの牛舎からの牛の移動が一人でも出来るように工夫されているの。


特筆すべき点は、搾乳牛舎の管理室には壁一面に経営、飼養管理に関するデーターや目標が細かく記録されたものが貼られている。
多分毎月の様に集計し直され、開示されているのです。これは経営者がすべてするのではなく、従業員スタッフがそれぞれ各部門を担当し責任をもってデーターを蓄積し、どの部門のスタッフも牧場内の状況を把握し、牧場全体としての問題点や目標を明確化しているところ。そのデーターの数に驚きました。
この数値を見ながら毎月行われる全体ミーティングが行われ、牧場の経営・飼養管理の改善点などの話し合いが持たれてる。
スタッフの各々の責任の明確さとやる気が牧場経営に直結している感じがした。
経営者も上から指示するのばかりではなく、方向性やスタッフの意向を重視しつつ、細やかに目配り、気配りを怠らない配慮に感服。

牧場のイメージと言えばサイロと肩折れ屋根の牛舎ということで、牧場の入り口にある昔のブロックサイロをあえて一基だけ残し、現在物置としてリニューアル中、そして画像中央の肩折れ屋根のキング式牛舎風の建物もが、スタッフの休憩所件ミーティングルーム、右には経営者の住宅。
牧場を全部見せて頂いたあと、このスタッフ休憩所で社長の奥様である、あゆみちゃんのおもてなしを頂てしまいました♪

小学生3人のお母さん、牧場の仕事はしていないようですが、毎日スタッフのお弁当(社食)を作ることで従業員と関わり、こうして来客のある時には細やかな対応をしてくれる。こんな関わり方も素晴らしいと思う。まるで私が海外の酪農家さんを見て歩いて感動した時の様な、牧場の奥様達の対応を見ているようでした。
ステキなテーブルセッティングに、もうびっくりし感動しちゃう。

餃子の皮の素敵なアレンジ料理(トルティーヤ風とピザ風)に、手作りのジンジャーエール♪
これがどれも見た目も綺麗で美味しいの。もうジンジャーエールは最高!お替りしてしまいました。

およそ3時間に渡り視察させて頂き、牧場景観はもちろんのこと、経営をはじめ、従業員に対してもこうした来客であったり、また広く地域のためにと、あらゆる方向性から魅力ある牧場にという経営者の思いを垣間見ることが出来たように思えます。魅せる酪農・・・自分だけ良ければ良しというのではなく、人のためにという根底がそこにあるように思えたのです。

年内にロボット2基増設とのことで、牛舎の増築が始まっていました。
今後も益々、楽しみな牧場です。

長時間に渡り社長さんには、色々と細部に至ることまでお話頂き本当にありがとうございました。
あゆみちゃん、本当に素敵なおもてなしありがとう。視察させて頂いたのに帰りには手作りパンやドライフラワーのお土産まで頂き、そのお心遣いに益々感動してしまいました。

魅力ある魅せる牧場・・・・
こんな牧場が増えていくことが楽しみでなりません。