2019 8月 12日

阿寒湖

阿寒湖温泉街からもう少し釧路よりの阿寒川の河岸にあるホテル。

阿寒川が眼下に流れるお部屋。渓流釣りを楽しむ釣り人も多いそう。ホテルの駐車場には釣り人専用駐車場があるほど。何が釣れるのでしょう?
釣りの楽しさを知らない私は全くもって興味が湧かないのですが・・・・

お部屋の川側の大きな窓に向かって木製ベンチ。コーヒー豆が用意されていて、自分でミルで挽いて飲めるようになっているの。初めて手回しのミルで挽いてみた感動。まるで倉本聰作、ドラマ「優しい時間」の「森の時計」というお店を思い出してしまう。
ステキなカップで流れゆく川を眺めながらの一杯の香りは至福の時。

緑茶は何と鉄びんの急須で入れらるんですよ。
こんなホテルの気遣い素敵です。

実は携帯が操作不能になっていまい、ホテルで撮った食事などの写真、無くなってしまいました。残念。

お食事は、朝夕とも懐石料理。ビュッフェスタイルも大好きだけれど、家族の会話をゆっくり楽しむ時間を大切に出来き、席を立たなくてよいお膳料理もまたいいものです。どのお料理も本当に手間暇のかかった丁寧なお料理ばかり。
中でも、特に美味しかったのはブイヤベースのお鍋。このスープがとっても美味しくて、家族全員絶賛。最後にご飯を入れておじゃに・・・リゾットと言った方がぴったりかも知れません。

夕食を済ませ窓から外を眺めると、河岸の草をはむ鹿の親子が・・・
後でお風呂に行って分かったのですが、この時、すぐの露天風呂に行けば、温泉に浸かりながら、すぐ側で鹿を見られたはず。珍しくもない鹿さんだけれど、露天風呂に浸かりながら見られるなんて、ちょっとないですよね。もったいなかったわ。大浴場の他に個室のそれぞれ違った露天風呂が3つ。早朝4時、だれも使用していなかったので、3か所はしご風呂!贅沢しました♪でも鹿さんの姿は見えず。

ホテルを早めにチェックアウトして、阿寒湖で遊覧船に乗ることに。
私は多分、小学校以来だと思う。40年以上振り?でしょうか(笑)

お天気も良く朝から暑いぐらい。雄阿寒岳がくっきり綺麗。

どこの観光地へ行ってもほとんど海外の観光客ね。海外の人が日本に来たい!と思うお国であることに誇りさえ感じますね。
この観光遊覧船に乗船しておよそ80分。国の天然記念物に指定されている[まりも]の生息地の近くまで。途中、チュウルイ島というまりもの島で15分ほど下船して天然まりもを見られる施設へ。

チュウルイ島

まりもはここ阿寒湖温泉街の対岸にある小さな二つの湾になっているところだけに生息しているそう。もともと、まりもは湖に浮遊しているコケが、ある条件下で丸くまとまったもので、この丸いまりもはここ阿寒湖だけなのだそう。
天然まりもは大きいものだと直径30cm以上のものがあるそうで、私たちがお土産さんで見るまりもは、浮遊しているコケを丸めて人工的に作られてるまりもで天然まりもではないそうです。このチュウルイ島の施設で見られるまりもは、もちろん天然のまりもで、遊覧船の就航が終わる時期にはまた湖の底に戻して、冬を過ごし、また来春を待つようです。こうして天然のまりもを見ると、コケのフサフサ感が個体によってさまざま。形も色々。ある程度大きくなると球が壊れてしまうそうです。自然の条件下で作られるココだけの球形をしたまりも。本当に不思議ね。

小学校の修学旅行で阿寒湖に行きましたが、その時、バスガイドさんが歌ってくれた「まりもの唄」は今でも歌える自分が不思議だった。そんなことを遊覧船の湖面から頬をかすめる風の中から思い出された。
大人になってから改めて観光すると、幼少の頃の視覚だけの思い出に、その意味と知識が今後記憶に残ることでしょうね。再び訪れる地の面白さかも知れません。

実家の両親と妹とはこの阿寒湖で別れ、私は帰路についた。

少しづつ老いゆく両親を感じながら、自分も老い始めていることに改めに気づく。でも、それもまた深いと感じる。