2019 10月 30日

ご褒美旅行 修善寺編


御殿場から沼津で乗り換え、さらに三島駅から伊豆箱根駿豆線に乗り換え、終点が修善寺駅。
今回の旅行の目的がここ修善寺にあるのです。
振り返れば5年前、とある番組の最終回で、この修善寺の山の上にあるオーベルジュが放送され、いつかここへ行ってみたいと思い続けていた。名前を忘れないようにとメモも取ってあり、時々HPを見ては夢を膨らませてきた。
その思いが5年越しに実現。一人で本州に旅行するなんて昨年まで全く経験もなく、そもそもそんな度胸すらなかったのですが、昨年、見事ひとりで姫路まで、飛行機、電車、バスを乗り継いで行けたことに自信が付いてしまった私。そして何よりも、姫路にいる私より一回りも上の友人が、世界各国どこへでも旅行してしまう姿をみて触発されたのも大きかった。
まるで、小さな子供の初めてのお使いを達成できたかのような、そんな自信が(笑)
という事で、遂に夢の修善寺、「オーベルジュ・フェリス」行き決行と相成った訳なのです。

修善寺駅に着いたのは午後2時過ぎ。
朝からまともな食事は摂っておらず、御殿場での和菓子を口にした程度、夕食のことを考えると余りお腹いっぱいに食べてはいけないと自分に言い聞かせて、午後3時頃までやっている食事の出来る良さげなお店を探してみた。バスに乗って15分程という「松葉茶屋」バス停から徒歩1分、3時までの昼食タイムということで行ってみた。
修善寺の観光地とは全く逸れた山の中へバスは進んで行く、少々不安を持ちながらもバスを下車。雨はまだ傘が必要なほど降っていた。


お店の入り口にある巨大な釜めしのオブジェ
きっと釜めしがメイン料理なのかな?と暖簾をくぐった。



古く大きなお店。流石に2時半を回っていたので、他に食事をするお客さんはいなかった。
釜めしは30分程時間が掛かってしまうらしく、今この時間にここで満腹にしてはいけないと思い、静岡に来たなら「生わさび」を賞味したくて、ざるそばセットをお願いした。
でもね・・・・単品の手羽先の照り焼きの誘惑に負けてしまい、一緒に注文してしまう。


2種類のお蕎麦、ひとつはもちろん修善寺蕎麦、もう一つは、何と我が町のお隣、興部町産のダッタン蕎麦!静岡まで来ても、北海道のお蕎麦を食べるとは思ってもみなかったわ。食べ比べてみると、ダッタン蕎麦上手し。


食べたかった、生わさび! 大きなわさびを好きなだけおろすのも初体験・・・食べ残したわさびは持ち帰ることができるのだけど、いささかまだ旅の途中、諦めました。
チューブのわさびと違い、酷くツンとせずに、やわらかい爽快感があり美味しい。大量に擦っても全然大丈夫。
お腹も酷く空いていたので、手羽先まであっという間においしく胃袋へ特急列車のごとく食べ終えて、ちょっと後悔。食べる前の自分への言い聞かせは、どこへ行ってしまっていたのか?
自制心のなさを露呈。

再びバスに乗り、修善寺駅に引き返す。雨が降っていたし、明日はお天気も上がる予報とあって、修善寺観光はせずにそのままタクシーでオーベルジュへ向かう。
オーベルジュ専属タクシー会社があると事前に伝えられていたので、迷うことなく。

山へ上がって行くこと15分程、ポツンとあると予想していたけれど、結構、高級住宅が建ち菜並ぶなかにオーベルジュはあった。

タクシーがエントランスに到着すると、タクシーのドアが開く前に、スタッフさんが傘を持って出迎えてくれた。まるで、待機していたかのようなタイミング。
ここから、5年越しの夢の時間が始まるのです。
雨とあって、4時過ぎには少し薄暗さが覆いはじめていた。

到着後、ラウンジにて温かいハーブティを入れてくれ、物腰のやわらかい落ち着いた口調の男性スタッフさんから館内の説明を頂きチェックイン、このスタッフさんが帰りまでのすべてのサービスを担当してくれたのです。ディナーまでの約2時間を部屋でまったりと過ごした。

一日5組10名までのスペイン料理のオーベルジュ。
オーナーシェフのハンチング帽が良く似合う谷田部シェフは、以前、東京恵比寿にてスペイン料理を出していたそうなのですが、修善寺に改めてオーベルジュとして営業開始したそうです。
修善寺の食材を使い、ディナーでは100種類以上の食材が使われ、食事には3時間半は要するとのこと。
どんなお料理が待っているのでしょう。楽しみです。今夜は3組の宿泊者のようです。