2019 8月 25日

乳房炎ワクチン

昨年9月から使用を始めた乳房炎予防ワクチン「スタートバック」
黄色ブドウ球菌や大腸菌による臨床型乳房炎の症状を軽減できるというワクチン。
使用前は随分と大腸菌の乳房炎で廃用に至ってしまった牛がいたことから、ワクチンの実施に踏み切った。
全く乳房炎にならないというのではなく、乳房炎になっても症状が軽く、死廃に至らずに済むということで、一頭に一乳期に3回接種しなくてはならないという、コストも一頭一頭で接種プログラムを組まなくてはならない面もあってかなり手間と面倒くささがあるのですが、1頭でも乳房炎による死廃がなくなれば、その経済効果はものすごく大きいとあって、気合を入れて接種し始めた。

ワクチンプログラムは分娩50日程前に1回目接種(我が家では乾乳時に接種)
分娩前10~14日前に2回目接種
そして分娩後50日に3回目接種
全頭いっぺんに接種出来ないというのが難ですが、仕方がないですね。
初回は私が担当、残り2回はしゃちょーが担当しています。

1年接種を続けた結果、確かに分娩後の乳房炎は激減、大腸菌も減ったものの、この夏はさすがに暑かったせいもあって、餌の品質も低下しその結果牛の体調も思わしくなく、乳房炎多発、しかも治りにくい。。。と搾乳作業はかなり気持ちが滅入る日が続きましたが、やっと治まりつつあります。

費用も掛かりますが、大きな保険とあってもはや使用をやめられないワクチンです。