2010 1月 16日

におい・匂い・ニオイ・臭い!

冬はいいねぇ〜
牛舎廻りの臭いが雪に埋もれ、雪が吸収してくれ実に臭いが気にならない季節である。
夏、子供達などが牧場体験に来て、バスから降りると真っ先に「うわぁ〜くさい!」と言って、鼻をつまむ子や鼻を覆う子が必ずと言っていいほどいる。
同じ市内の子供達でさえ、こんなに近くで酪農を営んでいる側に住んでいるのにもかかわらず、こういう現状である。致し方がないとも思う。
今の社会、良い「香り」だけが前を走り、従って、「クサイニオイ」はとかく汚いものとして倦厭される。家は機密性に優れ、トイレは水洗、毎日入浴し、日に何度も着替えたり・・・普段の生活の中で「クサイ」はあまり存在しなくなってきているのかもしれない。
加齢臭のオジサンでさえ「クサイ」の対象になってしまうのだから・・・
ホントかわいそうな時代。
第一、大人が「ニオイ」について間違った認識を持っているのかもしれない、「臭い=汚い」と言うことを知らず知らず子供に教えているのではないのでしょうか?
ニオイについて正しい知識をもっと教えるべきかもしれません。
牛乳の香りは牛のニオイ。
牛の身体の中で作られたものだから。
「酪農のニオイはお金のニオイ!」なーんて全然イイ表現とは言えない言い方をする酪農家もいるけど・・・
もっとちゃんと伝えたい嗅覚教育みたいなことがあるべきかもしれません。
だからと言って クサイニオイを放っておいて良いのではなく、努力すべきこと改善すべきことをやっての上でのことですけどね。
でもね、牧場体験に来た子供達は、最初はニオイに顔をしかめたりするけど、そのうちニオイなんかよりもっともっと興味や関心を引かされる事に夢中になり ニオイのことなんかすぐに慣れ忘れてしまう。
きっと体験をしているうちにニオイをちゃんと知らず知らず理解し受け入れてくれている証拠なんだと思う。
そこが、受け入れ牧場の醍醐味?
やったね!と思う瞬間かもしれない。
酪農のニオイは本当に一般家庭では体験の出来ないニオイに溢れているかもしれませんね。
サイレージのニオイも牛の糞尿のニオイもある意味強烈だもんねぇ〜。
「美味しい牛乳」って消費者にしてみれば信じがたいニオイから出来ているとも言えるのかもしれません。
理解すれば解る事、それを知って貰える様に伝えて行きたいですね。