SMILE

第1弾は、「スマイル」でいっちゃおう。

この曲に初めて出会ったのは、何となーく借りた古い映画のDVDの中に喜劇王チャップリンの「モダンタイムズ」がありました。映画については割愛しますがエンディングで、新しい生活を2人で始めよう的な男女が、幸せな未来へ続くような1本道を歩き出すシーンがあります。そのBGMにバイオリンのソロで歌詞のない「SMILE」が流れるのです。ちょっとふざけ合いながら歩く彼と彼女の心情を表す様な優しいメロディでした。

しばらくして、スマイルがチャップリンの作曲だと知り大いに感心していたら、映画から18年後に歌詞がついていました。

調べてみた。

ジョン・ターナー&ジェフリー・パーソンズの共作詞。勿論英語の歌詞なんてぜーんぜん分かる訳無いので、またまた訳詞を検索してみました。

まぁ、ふつー(って何が普通よ!) 「泣きたい時には我慢しないで泣きなさい。涙は心を浄化するから。そしたら雨の後に虹が出るように笑顔が戻るでしょう」・・・・大方こんな歌詞なんだろうと予測していた。

いやいや違ってました!

「泣いたって何も解決しないでしょう!だから辛い時こそ無理して笑いなさい」「無理してでも笑っていれば、幸せが向こうの方からやって来るのよ」みたいな内容なのです。その強さにびっくりです。

メロディの優しさと歌詞の強さに、すっかりやられてしまったのです。

世界中で色々なジャンルの方々が演奏されていて、すっかりスタンダード曲と化しています。自分の所持レコード&CDにも12人のスマイルがあります。

その中でも、ジャズユニット「フライドプライド」のアルバム「for your smile」に入っているのが最近のイチオシ(TVぢゃないよ)。 http://www.youtube.com/watch?v=VnAfKx9tW4Q ←見てみて!何度見ても聴いても泣けてくるわ。

ついでに笑顔について3つの話題を・・・

①漫画「サラリーマン金太郎」の中で、矢島金太郎が新入社員研修を担当する場面があります。金太郎の最初の研修は「握手と笑顔で挨拶」。一人づつ金太郎と握手し、笑顔で自分の名を名乗るという研修ですが、新入社員の中に柔道部出身の大柄男がいます。 「親や先生から男子(だんし)たるものニヤニヤ笑うものでは無いと教わりました。」 「面白い事も無いのに笑えません。」と抵抗する新人に金太郎は、 「親や先生の教えは古い。笑えば最悪の事態は回避できる。サラリーマンには必要だから笑え。」と諭します。 しかし「最悪の事態」ってどんな場面かな~?

②いつだったかTVに、美輪明宏さんが出演されていました。対談形式の相手の方(誰だったかな?)の質問に答えて「世界共通の通行手形は『微笑み』よ」と言ってました。勿論戦渦にある国では、笑っていても泣いていても生死隣り合わせです。それでも微笑んでいる人を見てイラッとする人は少数でしょう。戦場ジャーナリストの「子供たちの笑顔が救いだ」という言葉を思い出します。

③朝のラジオで「忘れられない先生の一言」を紹介する短ーい番組があります。そのなかでボクが忘れられないのは 「人は笑うために生まれて来た」という言葉です。聞いた瞬間に「おーそうだ!」と思っちゃったのです。赤ちゃんは、母体の羊水の中から出産という事件を境に大気中へ放り出され、イキナリ「肺呼吸」させられます。生まれてすぐオギャーと泣く事で移行に成功した事を証明します。 その次に泣くのは「生存」のためです。「腹減ったー」「尻のあたりがべちゃべちゃしてるー」「腹痛てー」などなど。 その次は、感情を表現します。「笑う」んです。最初は笑ったような気がする・・・程度ですが、徐々にハッキリ笑うようになり、そしてケタケタと声を出して笑います。 そうです。「生きる」次は「笑う」んです。「怒る」では無いんですね。ラジオの言葉をきっかけに子供達の小さい頃を思い出しました。

smile for you.