角をロックで・・・

もともと音楽が好きだった少年時代。「高校に入ったら吹奏楽部に」と何故か思っていた。数ある勧誘に目もくれず迷わず入部・・・とは言え触った事がある楽器はリコーダーとハーモニカとオルガン。つまり、先輩方に誘導され意思もなくサックスパートに配属されたのが始まり。

ちなみに、サックスは新しい楽器です。1840年にアドルフ・サックスと言う人によって、ヴァイオリンなどの弦楽器とトランペットなどの金管楽器を繋ぐ音色を目的として創られました。一般に知られているのは、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンの4種類。つまり、声楽と同じで人の声域に近い楽器なのです。

入部して間もなく「初心者」言う事もありバリトンサックス担当になります。最初は地味で休み(休符)の多い楽器で「何だかなぁ~」と思っていたけど、継続は力なりというか、石の上にも三年と言うか、住めば都というか、好きこそものの上手なれと言うか3年も吹いていると、その音域と下支え的役割に他にない魅力を感じ始めるのです。

不思議な事にサックスを吹いた人は、自分の担当じゃないサックスも好きになる傾向があります(違う人に会った事がない)。つまり「アルト吹いているのにテナーの音も好き」「ソプラノ担当だけどバリトンもいつか吹きたい」みたいな。それは自分も同じで、どのサックスも同じように好きなのです。

ジャズ好きとしては、やはり「テナーサックス」は外せない。 そして、ここで紹介するエリック・アレキサンダーは、もぅ超大好きな音で吹くプレーヤーです。

表現として適切か分からないけど「髭を剃った翌々日にアゴを触った時」の様な ”ジョリッ” 感がある音色と安定した音程。薄暗く古いバーカウンターで、初老の男が角サンをロックでちびちびやっている。BGMで流れているサックス・・・そんなイメージです。  http://www.youtube.com/watch?v=fp7LBYvJflY

曲は「The midnight sun will never set」 日本語訳は色々有る様ですが、個人的には

「あの人(恋人)への思いは、あの白夜の太陽のように決して消え去ることはないだろう(沈むことはないだろう)。」

と言うのがピッタリかなぁと。

よかったら是非、呑みながら聴いてほしいです。

大人になった気がします(笑)

CDジャケットも「オトナ」です。